今年の9月にiPhone 15シリーズが発売し、ようやくUSBコネクタがUSB-Cに変更したことにより話題になりましたね。
発売した時点では購入する気はなかったのですが、同じ時期にGalaxy Z Flip 5を買って後悔していたので、半ば衝動的にiPhone 15 Plusを購入しました。
ですが、iPhone 13 Pro以来のiPhoneだったので、その過程で様々なAndroidスマホを使っています。
その経験があったので、iPhone 15 Plusを買ったものの、やっぱりAndroidスマホの方が好きだということを再認識してしまいました。
というわけなので、最新のiPhoneを購入したけど、結局使わなくなった理由を紹介します。
iPhone 15 Plusを購入した理由
iPhone 15 Plusを選んだのは、大画面でiPhoneを使ってみたかったという好奇心と、USB-Cに対応したことで普段使いしやすそうだと感じたのが理由になります。
実際のところ、USB-CになったことでUSB-Cケーブルで充電できたり、USB DACを繋げて優先イヤホンを使えるようになったので使いやすくなりました。
あと、デザインがカッコイイので所有欲を満たせるのがメリットですね。
しかし、購入時はブラックのデザインがカッコよくてテンションが上がっていたのですが、段々とAndroidで良くね?と思うようになりました。
その理由を解説していきます。
iPhoneよりAndroidの方が良いと思った理由
機能性が違いすぎる
iPhoneはアップデートで色々と機能が増えていますが、それでも中身の進化が少ないように感じます。
最後に使ったiPhoneは13 Proでしたが、全然変わってなくね?というのが正直な感想です。
例えば、通常モデルのリフレッシュレートが60Hzのままだったり、未だに分割画面に対応していなかったり、外見が変わっていても中身は大して進化していないように思えてしまいます。
Androidならリフレッシュレートは90Hz以上が当たり前になってきていますし、GalaxyやXiaomiのスマホなら複数アプリを画面に表示できます。
それに、価格が10万円以下で満足できる性能のスマホが多いので、コスパの高さも感じられます。
とはいえ、iPhone 15になってからUSB-Cになったり、重さが軽くなったり、少しずつ改善している印象はあります。
それでも、まだ機能性においてはAndroidに及ばないというのが個人的な感想になります。
Apple製品を求めなくなった
現状使っているAppleデバイスが他にないので、iPhone 15 Plusだけ孤立している状態です。
以前はiPadを使っていましたが、現在はAndroidの方が肌に合うのでGalaxy Tab S9 FEという機種を使っています。
イヤホンに関しても、Androidの方がワイヤレスイヤホンを良い音質で聴けることができるので、AirPodsを使うことがないですね。
また、Apple Watchは素晴らしいデバイスですが、iPhoneユーザーしか使えないのが最大のデメリットではないでしょうか。
Androidなら使えるスマートウォッチはたくさんあるので、選択肢の多さが魅力的だと感じます。
要するに、自分の中でApple製品を使う必要性がなくなってきています。
Androidの方がApple製品以外の様々なメーカーのデバイスを使いやすいというのが、Androidにこだわる理由になります。
iPhoneは値段が高すぎる
iPhoneは毎年のように最新モデルの価格が上がっているので、10万円以上が当たり前になっていますね。
それでも依然として人気なので、流石Appleといったところです。
ただ、Proモデルでもない通常のモデルですら10万円以上というのは異常ですね。
最近はPixel 7aやedge 40など、価格が安くても性能が良い機種が増えているので、相対的に見て新型iPhoneのコスパの悪さが目立ちます。
それに、キャリアの施策によって過去のiPhoneモデルを安く購入できることがあるので、型落ちを狙う方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、iPhoneはリセールバリューが高いので、不要になっても高い価格で売却できるのはメリットです。
iPhone 15 Plusの良かったところ
デザインが良すぎる
iPhone 15 Plusは今までのブラックよりもカッコいいと感じました。
ブラックが好きな身としては、非光沢で高級感ある色味がたまらないです。
iPhone 15シリーズになってからカラーインフューズド背面ガラスを採用しており、これまで以上に質感のあるマット仕上げになっているようです。
背面がサラサラだし、指紋が全然目立たないので、ケース無しで使いたくなる質感ですね。
iPhone 15 Proのチタニウム素材も良いですが、通常モデルでも満足度が高いです。
カメラがキレイ
iPhone 15 Proのカメラ性能はトレンドに上がるほど進化しているようですが、iPhone 15 Plusでも十分なカメラ性能だと感じました。
iPhone 15 Plusには望遠レンズが搭載されていませんが、正直そこまで使うことはないです。
iPhone 13 Proを持っていたときですら使っていませんでしたし、そもそも望遠を求めるならPiexlシリーズの方が強いと思います。
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そのため、望遠レンズが必要ないと感じる方なら、Proモデルを選ばなくてもカメラ性能で満足できるでしょう。
画面が見やすい
今まで小さい画面のiPhoneばかり使ってきたので、iPhone 15 Plusの画面は大きくてキレイで見やすいですね。
例えば、iPhone 15とほとんど同じサイズのGalaxy S22と比べてみても、文字の大きさやフォントの見やすさが違います。
ただ、サイズが大きすぎるので、手が小さい方だと持ちづらいと感じるでしょう。
小さい画面のモデルは持ちやすいのがメリットですが、画面が小さくて目が疲れるというデメリットもありました。
逆に、大きい画面だと見やすいので目に優しいですが、持ちづらいというデメリットを抱えています。
どっちを取るかは好みによるところなので、サイズに悩む方は実機をじっくり触ってから決めるのがよいでしょう。
iPhone 14 Pro Maxとほとんど同じ性能なのが凄い
機種名 | iPhone 15 Plus | iPhone 14 Pro Max |
画面サイズ | 6.7インチ | 6.7インチ |
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ |
輝度 | 通常時の最大輝度:1,000nit 屋外の輝度:2,000nit | 通常時の最大輝度:1,000nit 屋外の輝度:2,000nit |
リフレッシュレート | 60Hz | 120Hz |
常時表示 | × | 〇 |
Dynamic Island | 〇 | 〇 |
プロセッサ | A16 Bionic | A16 Bionic |
本体サイズ | 高さ:160.9mm 幅:77.8mm 厚さ:7.80mm | 高さ:160.7mm 幅:77.6mm 厚さ:7.85mm |
重量 | 201g | 240g |
カメラ | メイン:48MP、f1.6 超広角:12MP、f2.4 0.5倍、1倍、2倍の光学ズーム 写真のスマートHDR 5 | メイン:48MP、f1.78 超広角:12MP、f2.2 望遠:12MP、f2.8 0.5倍、1倍、2倍、3倍の光学ズーム 写真のスマートHDR 4 ナイトモードのポートレート マクロ撮影 RAW撮影 ProResビデオ撮影 マクロビデオ撮影 |
バッテリー | ビデオ再生:最大26時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大20時間 オーディオ再生:最大100時間 | ビデオ再生:最大29時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大25時間 オーディオ再生:最大95時間 |
USB | USB-C(USB2) | Lightning(USB2) |
認証 | Face ID | Face ID |
価格 | 139,800円(税込)から | 165,900円(税込)から ※楽天モバイル価格 |
iPhone 15 Plusの性能は、型落ちであるiPhone 14 Pro Maxとほとんど同じです。
明確な違いがあるとすれば、USBがLightningかUSB-Cなのと、リフレッシュレートが違うくらいです。
USB-Cにこだわる方なら、iPhone 15 Plusの方が有利だと感じるでしょう。
カメラ性能に関しては、iPhone 14 Pro Maxならマクロと望遠撮影ができて、RAW撮影とProResビデオ撮影に対応しています。
とはいえ、上記の機能はカメラにこだわる人向けなので、一般的な使い方ならiPhone 15 Plusで全く問題ありません。
iPhone 15 Proほどの性能を求めなくても、iPhone 15 PlusならほとんどiPhone 14 Pro Maxと同じくらいの性能で使えるということになります。
iPhone買うなら型落ちで十分かも
結論は、iPhoneを買うなら新型じゃなくて、安くなった型落ちで十分ということです。
個人的にiPhone 13シリーズは今でも十分使える性能だと思うので、狙うなら丁度いいモデルでしょう。
わざわざ10万円以上を払って得られる感動が少なすぎたので、これなら型落ちiPhoneか、コスパの高いAndroidスマホで十分という感想になります。
これからiPhoneを購入するか悩む方は、本当に新型に変える必要があるのか、あるいはiPhoneを継続する意味があるのか検討してみてください。