折りたたみスマホに興味があったので、Galaxy Z Flip 5を購入。これまで使った経験のないタイプのスマホだったので、初めはワクワクして使っていました。
しかし、1ヵ月くらい使って気づいたのは、折りたたんで使うメリットが少なすぎる。折りたたむことで持ち運ぶのが楽になったり、電子決済しやすくなったり、それなりにメリットはあります。
ただ、私が購入したGalaxy Z Flip 5は本体代が16万円ほどしたので、価格の割に得られるものが少なかったです。
結果としてすぐに売却してしまったので、なぜGalaxy Z Flip 5が自分には合わなかったのかを紹介していきます。
Galaxy Z Flip 5を購入した理由
とにかく普通のスマホとは違う、尖ったスマホを使ってみたいという気持ちで購入しました。Galaxy Z Fold 5と迷いましたが、重量が約253gというのは重すぎるし、値段が高すぎるので断念。
Z Flip 5は携帯性が良さそうなのと、外側のディスプレイでも操作できることに魅力を感じました。
ただ、折りたたみは壊れやすいという口コミを見たので、お試し感覚でdocomoのカエドキプログラム+を利用して購入。1年後に本体を返却すれば実質8万円くらいの消費なので、どうせスマホを頻繁に買い替える立場としては丁度いいです。
ちなみにGalaxy Z Flip 5の耐久性は高いようなので、折りたたみ部分のヒンジは簡単に壊れなさそう。
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Galaxy Z Flip 5を買ったけど後悔した理由
思ったより折りたたんで使うメリットが少なかった
主に外側のディスプレイを使うためにZ Flip 5を購入したわけですが、結局のところ役に立つ場面が少ないです。デフォルトだとYoutubeやLINE、Google Mapなど実用的なアプリが使えますが、その程度しか使えないです。
Youtubeに至っては、わざわざ小さい画面で動画を見るメリットが分かりませんし、ショート動画は見切れてしまいます。
他にもカレンダーや電卓など見れますけど、そんな頻繁に使うものなのでしょうか?
ただ、Good Lockというアプリを導入すれば、ほとんどのアプリを折りたたみ状態でも使えます。
Good Luckを使ってみたものの、確かに便利だと感じます。ただ、この画面サイズで見れる情報量は限られるので、ほとんどのアプリは開いた方が見やすいです。
唯一、使いやすいと感じたのは音楽アプリくらいで、あとは無理やり小さい画面で使っている感じがします。
私は折りたたみスマホを折りたたんだまま使うことに期待していましたが、自分には合わないことに気づけました。
価格の割に性能が微妙
docomoでの販売価格が16万円くらいなので、ハイエンド製品に当たります。ハイエンドなんですけど、バッテリー持ちが悪かったり、カメラ性能が少し弱かったり、ところどころ気になります。
残念なのはDeXモードが使えないところです。
DeXモードとは、パソコンみたいにアプリの画面をタブ表示できる便利機能です。外部モニターに繋げば、画像のように複数のアプリを表示することが可能になります。
Z Flip 5のコンパクトなサイズでDeXモードが使えればミニマムな作業環境を作りやすいと思うので、対応してほしかったです。
性能の高さよりもGalaxy特有の機能が使いたかったので、Z Flip 5の性能は中途半端に感じました。
開いた時の画面が縦長すぎる
Galaxy Z Flip 5を開いたときの画面サイズは6.8インチなので大画面です。ただ、縦に長くて横幅が狭いので、Xperia 1シリーズに似ているデザインですね。
片手で持つことは容易いですが、縦に長すぎて頂点に指が届きづらい。
閉じた時のサイズ感は良いんですが、開いた時が思った以上に操作しづらいのは難点です。
とはいえ、スマホリングがあれば指が届くので、片手操作するならスマホリングは必須です。
MagSafeシールを張り付けてMagSafeリングを付けると、自由に取り外しできて便利です。
傷が付かないように気を遣う必要がある
Z Flip 5は折りたたむとヒンジ部分が剥き出しになるので、ケースを着けていても保護できないです。ヒンジ部分を保護するケースもありますが、重たいケースばかりなので使う気になれません。
そのせいで、うっかりZ Flip 5を落とした時にヒンジに傷を付けてしまいました。こういう経験があったので、折りたたみスマホは普通のスマホ以上に本体を傷から守る必要性がありますね。
一応、Galaxyリペアショップに行けば修理してくれますが、ヒンジ部分の修理で5,000円かかります。
その後、ヒンジ用の保護フィルムを貼ったので、こういうフィルムを貼っておくと安心です。
使っていて便利と感じた場面
自撮りしたいとき
Z Flip 5は自撮りしたい時に便利な機能があります。例えば、カバーウィンドウに被写体がどう映っているのか確認できる機能があるので、アウトカメラを使った撮影がしやすいです。
インカメラで撮影する人が多いと思いますが、アウトカメラなら画素数が多いので、インカメラよりも高画質で撮れるメリットがあります。
あと、手のひらをカメラに見せるだけでシャッターを自動で切ってくれる機能があるので、Z Flip 5を置きながら撮影することもできます。
使い方次第で撮影の幅が広がるので、スマホで写真を撮るのが好きな方は楽しめるでしょう。
音楽を聴くとき
折りたたみ状態でも再生画面を表示できるので、音楽を止めたり曲送りしたりできるのが便利です。
USB DACを刺して有線イヤホンを使えば高音質で音楽を聴けるので、さながらDAPのように使えます。ワイヤレスで聴くにしても、LDACに対応しているのでハイレゾ音源の再生も可能です。
スマホを音楽プレーヤーとして使う方にとっては、折りたたんで使うメリットが大きいでしょう。
ポケットに入れるとき
例えば、ジムに行ってトレーニングしたり散歩したり、そういうときにポケットに入れても邪魔になりません。厚みはあるものの、小さいポケットに入るサイズなので非常にミニマムです。
スマホをカバンに入れるのもいいですが、ポケットに入れた方がすぐに取り出せるので楽です。
おさいふケータイを使うとき
スマホで電子決済する時、たまにFelicaの位置ってどこだっけ?ってなりませんか。そういう時でも、Z Flipは折りたたんだ状態で裏側をかざすだけでいいので、分かりやすいです。
それに、改札を通る時でもポケットからすぐに取り出してかざすことができるのは便利です。
まとめ
16万円を出して買った感想は「ポケットに入れやすくて快適だな~」と思うくらいでした。
折りたたんでパカパカするのは最初だけ楽しいですが、段々と面倒くさいと感じるようになります。
価格に対して得られるものが少なかったので、5〜6万円くらいの折りたたみスマホだったらおすすめしやすいと思いました。
今のところ折りたたみスマホは機種が少ないので、もう少し安いモデルが出たら購入してみることをおすすめします。
後日、ソフトバンクでMotorola razr 40sを購入しました。
結論としてはこっちの方が使いやすかったし、なにより価格が安いのでコスパが高い折りたたみスマホです。
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