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【Keychron K3 Proレビュー】薄型でカッコいいメカニカルキーボードです

2023年12月1日

メカニカルキーボードを使っているけど、もう少し打鍵感が良くてコンパクトなサイズが欲しい方にピッタリなキーボードがKeychron K3 Proです。

Keychron K3 Proは香港のメーカーですが国内でも販売していて、メカニカルキーボード好きに人気です。

スリムなデザインが魅力的ですし、全体的にカッコイイ見た目なので、使っていてテンションが上がります。そんなKeychron K3 Proを購入してしばらく使ってみたレビューをしていきます。

Keychron K3 Proの特徴

ポイント

  • QMK/VIA対応
  • 無線、有線接続に対応
  • 最大3台のデバイスと接続の切り替えをスムーズにできる
  • 従来のキーボードより31%スリムなロープロファイルスイッチ
  • ポーリングレートは有線接続で1000Hz、無線接続で90Hz
  • ホットスワップ対応
  • ダブルショットPBTキーキャップ搭載
  • RGBバックライト採用
  • 3段階のタイピング角度の調整が可能
  • USB Type-Cケーブル対応
  • 国内版は技適取得済み

Keychron K3 Proはキーキャップやキースイッチの交換が自由というだけでなく、QMK/VIA対応によりキーボードの配列やキーマップを変えることができるので、とことん自分が使いやすいようにカスタマイズできます。

さらに、ロープロファイルキーボードなので通常のキーボードよりもコンパクトですし、持ち運んで使うことも難しくないサイズ感ですね。

ワイヤレス接続と有線接続もできますし、WindowsとMacの両方でも使いやすい配列をしています。

僕が購入したのはUS配列ですが、国内ならJIS配列も販売されているので好きな配列を選べます。

Keychron K3との違い

Keychron K3 ProはK3の上位モデルで、下記の違いがあります。

  • QMK/VIA対応でキーのカスタマイズが可能
  • 付属キーキャップにPBT素材を使用
  • スタビライザーを再設計
  • Opticalスイッチに非対応

K3 ProはQMK&VIAによってキーの入力を自由に書き換えることができるというカスタマイズ性を備えています。

基本的なデザインはKeychron K3と大差ありませんが、Keychron K3 Proになってスペースキーやエンターキーのスタビライザーが修正されたので、より安定した打鍵感になっています。

ただ、注意点としてはKeychron K3では対応していたOpiticalスイッチが、Keychron K3 Proでは非対応になっています。

そのため、Keychron K3 ProではGateronロープロファイルスイッチしか使えないという仕様になりますね。

Opiticalスイッチを好んでいるユーザーにとっては残念だと思いますが、Gateronロープロファイルスイッチだからといってタイピングしづらいということは全くないです。

細かい所は気にせず、とりあえず良いものを使いたいならKeychron K3 Proがおすすめです。

ただ、Opiticalスイッチやキーキャップのカスタマイズなど、コスパよくカスタマイズしたいならKeychron K3で十分でしょう。

Keychron K3 Pro レビュー

スリムなデザインがカッコいい

薄型のキーボードらしいスリムなデザインと、メカニックな感じのキーキャップが好印象です。

RGBライトのモデルを選べばゲーミングキーボードのような派手さを楽しめます。キーキャップがPBTという素材のため、光沢感がない代わりに指紋が目立ちにくいところがメリット。

キーキャップは好みのものにカスタマイズできますが、Keychron K3 Proはデフォルトのままでもカッコイイと思えるデザインですね。

僕は購入後にキーキャップを交換したので、全体的に黒色を多めにして更にカッコよくなりました。使用したキーキャップはDouble Shot PBTキーキャップを使っていますが、スペースキーとEnterキーのサイズが合わない仕様なので、デフォルトのまま使っています。

デザインだけでも満足できるキーボードですが、自分好みに変えることで更に愛着が湧くと思います。

薄型キーボードでもタイピングしやすい

ロープロファイルキーボードは通常のキーボードと違ってキーが浅いので、ノートパソコンのキーボードに近い感覚でタイピングできます。

本来なら薄型のキーボードだとペチペチ感のある打鍵感になってしまいますが、Keychron K3 Proはメカニカルキーボードなので、薄型でもしっかりとした打鍵感を楽しめます。

慣れていないうちはタイプミスしやすいですが、慣れればテンポよくタイピングできるので、文章作成することが多い方におすすめですね。

打鍵感をカスタマイズしたい場合、キースイッチを交換してみると変わります。

赤軸を使っていると底打ちした時の金属音が気になっていたので、静音リングを付けることで対策したら音が鳴らなくなりました。

それと、少し重みのある打鍵感が好きなので、NuphyのDaisy Switchに変えてみたらしっくりきました。付属の赤軸だとタイピングしづらいと感じる方は、他社製のキースイッチを使って見ることをおすすめします。

ただし、Keychron K3 Proはロープロファイルスイッチにしか対応していないため、通常のキースイッチは使えません。
ロープロファイル対応かどうかは見た目でも分かりやすいので、購入の際は注意してください。

左が通常、右がロープロファイル
横から見ると厚みが違う

持ち運びしやすいサイズ

通常のKeychronのサイズと比べてもコンパクトなサイズなので、外出先でも使いやすいです。

ロープロファイルのKeychronなら公式で販売しているケースを使うとジャストフィットして持ち運びやすいでしょう。

メカニカルスイッチなので軸によっては音が大きくて周りの迷惑になるかもしれないですが、赤軸にしたり静音リングを使ったりすれば音を抑えることはできます。

それでも静かな場所だと音は目立つのでちょっと気になるかも。

カフェで使うのは微妙かもしれないですが、職場で使うようのメカニカルキーボードとしてはおすすめできますね。

キーキャップの選択肢が少ないと感じた

僕はKeychronを購入したらキーキャップを交換したくなるのですが、Keychron K3 Proは対応しているキーキャップが少ないので選択肢が少ないです。

先述した通り、Keychron K3 ProはKeychron K3とスタビライザーの位置が違うので、Keychron K3で使えていたキーキャップは一部しか使えないため、使うにしてもある程度は妥協するしかないです。

そもそもカスタマイズしない人であれば気にする必要はありませんが、好きなキーキャップに交換したいと思っている人は注意が必要です。

まとめ

とにかくデザインがカッコよく、カスタマイズ性も優れているKeychron K3 Pro。

国内でも2万円以下で購入できるので、コスパが良いキーボードです。

見た目をカスタマイズしてから手放せないほど気に入ってしまったので、薄型のKeychronが気になる方はぜひ使ってみてください。

  • この記事を書いた人

ヤマ

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