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iPad 第10世代は買うべきか?iPad 第9世代と比較してみる

2023年11月4日

「第10世代のiPadが欲しいけど、第9世代とどれくらい違うのか気になる」

そんな方に向けて、実際にiPad 第10世代を使っていた筆者が違いを解説します。Pad 第10世代は第9世代と比べて値段が高く、スペック差もほとんどないため、一見すると第9世代の方がコスパは高いですね。

とはいえ、iPad 第10世代にもオススメできるポイントはあります。そこで、第9世代と第10世代のスペックを比較しつつ、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

もしiPadの第9世代か第10世代のどちらを購入するか悩んでいる方は参考にしてみてください!

iPad第10世代と第9世代のスペック比較

機種名iPad 第10世代iPad 第9世代
画面サイズ10.9インチ10.2インチ
ディスプレイLiquid Retinaディスプレイ
2,360 x 1,640ピクセル

最大500ニト
sRGB
True Toneディスプレイ
Retinaディスプレイ
2,160 x 1,620ピクセル
最大500ニト
sRGB
True Toneディスプレイ
チップA14A13
バッテリーWi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生:最大10時間
携帯電話データネットワークでのインターネット利用:最大9時間
Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生:最大10時間
携帯電話データネットワークでのインターネット利用:最大9時間
カメラ12MP広角カメラ
ƒ/1.8絞り値

最大5倍のデジタルズーム
写真のスマートHDR 3
8MP広角カメラ
ƒ/2.4絞り値
最大5倍のデジタルズーム
写真のHDR
コネクタUSB‑CLightning
認証トップボタンにTouch IDホームボタンにTouch ID
スピーカーステレオ(横向き)ステレオ
ペンシルApple Pencil(第1世代)に対応Apple Pencil(第1世代)に対応
キーボードMagic Keyboard Folioに対応Smart Keyboardに対応
ストレージ64GB
256GB
64GB
256GB
サイズ高さ:248.6 mm
幅:179.5 mm
厚さ:7 mm
高さ:250.6 mm
幅:174.1 mm
厚さ:7.5 mm
重さWi-Fiモデル:477 g
Cellularモデル:481 g
Wi-Fiモデル:487 g
Cellularモデル:498 g
ネットワークWi‑Fi 6(802.11a/b/g/n/ac/ax)
5G対応

ギガビットLTE(最大32バンド)
Wi‑Fi 5(802.11a/b/g/n/ac)
ギガビット級LTE(最大27バンド)
BluetoothBluetooth 5.2Bluetooth 4.2
価格Wi-Fiモデル:68,800円(64GB)、92,800円(256GB)
Cellularモデル:92,800円(64GB)、116,800円(256GB)
Wi-Fiモデル:49,800円(64GB)、71,800円(256GB)
Cellularモデル:69,800円(64GB)、91,800円(256GB)

iPad第10世代はホームボタンが廃止されたことにより、ディスプレイサイズが0.7インチ大きくなったり解像度も上がったりしています。USBコネクタがUSB-Cに変更されたのも大きな違いになります。

本体デザインの変更以外に、カメラ性能やスピーカー性能など細かいところもアップデートされています。さらに、iPad 第10世代は5G通信に対応しているので、5G回線を利用すれば快適な通信速度になります。

iPad第9世代のメリット

価格が安くて性能も申し分ない

Appleが販売しているiPadの中で一番価格の安いiPadがiPad第9世代。一番安いモデルで約5万円というところが魅力的です。

さらに、A13チップを積んでいるため、ゲームやWebブラウジングなどの動作も快適に行うことができます。

A13チップはiPhone 11とiPhone SE第2世代も積んでいるチップなので、使ったことがある人は性能をイメージしやすいと思います。

ただ、動画編集やファイルの書き出しなど重たい作業をする場合は上位モデルに劣るため、あくまで軽い作業をしたい人に向いているでしょう。

専用キーボードの価格が安い

iPad 第9世代は専用キーボードを使えば、ノートPCのようにクリエイティブな作業ができます。 しかし、最近のモデルの専用アクセサリーは基本的に価格が高いので手を出しづらいです。

その点、iPad 第9世代専用の専用アクセサリーはiPad 第10世代の物より比較的安いです。

iPad 第9世代iPad 第10世代
専用キーボード24,800円38,800円
iPad本体(最安モデル)49,800円68,800円
合計74,600円107,600円

iPad 第10世代だと本体価格とキーボードだけで10万円を越えしてしまうのですが、それでも新型のiPad Proを買うよりは安いです。

とはいえ、iPad 第9世代と専用キーボードを合わせても7万円台なので、こっちの方が安いのは明らかですね。本体と同時に専用アクセサリーも購入したいという方は、iPad 第9世代にした方が安く済むというメリットがあります。

学習用に最適

iPad 第9世代はApple Pencil 第1世代に対応しているので、手書きによるノート作成やメモ書きなどが可能です。手書き入力自体は他のモデルでも可能ですが、なるべくコストをかけずに手書き入力したい場合はiPad 第9世代がピッタリです。

なぜなら、iPad 第10世代はApple Pencil 第2世代とフルラミネーションディスプレイに対応していないからです。

フルラミネーションディスプレイというのは、手書きする時のペン先のズレを無くす技術です。

結局、手書きの性能だけでいうならiPad 第9世代とiPad 第10世代は大差ありませんし、文字や図を書くぐらいの使い方ならiPad 第9世代で事足りるでしょう。

iPad第9世代のデメリット

USB-Cに対応していない

iPad 第9世代はLightningケーブルで充電するモデルなので、USB-Cケーブルに対応していないところが地味に不便です。というのも、最近のデバイスはほとんどUSB-Cで統一されているため、わざわざLightningケーブルを使うのは面倒に感じるでしょう。

少し前のiPhoneやAirPods ProといったLightning端子の製品で揃っている方なら、Lightningケーブルの使い道があるのであまり気にならないかもしれません。

画面が狭い

iPad第9世代にはホームボタンが採用されているため、画面サイズが10.2インチになっています。対して、iPad 第10世代の画面サイズは10.9インチなので、ほぼ11インチサイズとなっています。

少しでも大きい画面がいいという場合はiPad 第9世代だと物足りないと感じるかもしれません。ただ、使っていくうちに慣れてくる部分ではあるので、とにかく大きい画面を求める人でもない限りは問題なく使えるでしょう。

iPad第10世代のメリット

USB-C端子に対応している

iPad 第10世代はUSB-Cケーブルに対応しているため、手持ちのデバイスがUSB-Cで揃っている人ほど快適ですね。私の場合はスマホがAndoidだったり、ワイヤレスイヤホンがUSB-C対応だったりしてUSB-C対応のデバイスばかり揃っています。

USB-C用のアクセサリーを多く持っている方は、そのままiPad 第10世代でも使えるのがメリットと言えます。

iPad 第9世代だとLightning端子なので、USB-CのハブやSDカードリーダーが使えないところがデメリットになりますね。

インカメラの位置が真ん中にある

iPad 第10世代が他のiPadよりも優れている点として、本体を横置きした時にカメラが本体上部に位置しています。このおかげで、Web会議をする時に自然な角度で自分を映すことが可能になるのです。

上記の仕様は執筆時点でiPad 第10世代だけであり、他のiPadだと横向きにした時のカメラの位置が横になってしまいます。そのため、不自然な角度になってしまうのがネックなんですよね。

iPadでビデオ通話を多用する方にとっては、iPad 第10世代のカメラの位置はありがたいです。

本体カラーが魅力的

iPad 第10世代はiPad 第9世代と違って本体カラーが4種類あり、カラフルなラインナップになっています。私は青色を所持していますが、爽やかな色合いで気に入っています。

ただ、ラインナップの中に黒色というシンプルな色が存在しないので、派手な色を求めていない方にとっては選びづらいかも。

とはいえ、少しでも派手なカラーや可愛さを求める人にとっては、iPad 第10世代のデザインは魅力的でしょう。

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iPad第10世代のデメリット

本体値段が高い

iPad 第10世代は一番安いモデルで本体価格が68,800円です。iPad 第9世代より19,000円も価格が上がっているので、なかなか値上がりしていますね。

かといって、性能自体が大きく進化しているわけでもないので、コスパは高いとは言えません。価格の安さだけ求めるならiPad 第9世代を選んだ方がいいです。

しかし、前述したメリットを魅力に感じる場合は、iPad 第10世代を選んでも後悔しないでしょう。

Apple Pencil 第2世代に対応していない

Apple Pencil 第2世代に対応していれば、価格の高さを許容できたかもしれません。それくらいApple Pencilは第2世代の方が圧倒的に使いやすいです。

まずApple Pencil 第1世代の最大のデメリットは充電方法です。本体にLightningコネクタが内臓されているためどうしてもLightningケーブルで充電する必要があります。

そのため、充電したいならLightningコネクタのiPadに直刺しするか、変換アダプタを通して充電するという面倒くさい手段を使うことになります。

ただ、簡単な解決方法としては、サードパーティー製のペンシルを使うことで上記の面倒くささから解放されます。

本体にUSB-Cコネクタが搭載されているので簡単に充電できますし、使い心地も良いのでおすすめです。

結局どっちを買えばいいのか?

コスパを求めるならiPad第9世代で間違いないです。性能においても第9世代と第10世代で大きな差はありませんし、どちらにしても基本的な性能が良いので快適に使えます。

ただ、本体カラーがカラフルだったり、USB-Cに対応していたり、細かい所で魅力を感じるようであればiPad 第10世代がオススメです。

僕がiPad 第10世代を購入した理由の8割は本体カラーなので、デザインで選ぶのも有りでしょう。

とは言ってもデザインだけで選ぶと使い道に困ってしまうので、どういう用途で購入するか決めておく必要があります。

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