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【初心者向け】ゲーミングモニター選びに悩む方へ。選ぶ際に気を付けること5選

2023年11月2日

ゲームをするならゲーミングモニターの方がなんとなく良さそうな印象ですが、実際に選ぼうとすると用語が多すぎて困惑したことはありませんか。

リフレッシュレートだの応答速度だの、カジュアルにゲームを楽しんでいる方からしたら「何だそれ?」と思うような単語ばかりです。

そんな専門用語に抵抗感がある方でも選びやすいように、ゲーミングモニターを選ぶ際に気を付けるポイントを5つにまとめました。

僕はかれこれゲーミングモニターを5つ以上購入してきましたが、メーカーごとに機能が違っていたりスペックの差があったり様々な物を使ったおかげで知識を得ることができました。

ゲーミングモニターを購入したいけど、何が良いのか悩んでしまうという方は本記事を参考にしてみてください。

ゲームするならゲーミングモニターを使うべき理由

通常のモニターよりもゲーミングモニターが優れている部分は下記になります。

  • 応答速度が速い
  • リフレッシュレートが高い
  • 入力遅延が少ない

応答速度というのは入力信号が伝わってから映像が表示されるまでの時間のこと

リフレッシュレートというのは1秒間に画像を更新できる回数のこと

入力遅延というのはデバイスからモニターに入力信号を伝えるまでの時間のこと

仕事でモニターを使う時は上記の要素は重要ではありませんが、ゲームとなると激しい動きを映すわけですから、それに適したモニターを使う方が快適というわけです。

例えば、応答速度が遅いモニターでゲームをすると映像が遅延して見えたり、動きがカクカクして見えたりするので、地味にストレスですね。

特に、FPSや格闘ゲームのように反応速度を求められるゲームにおいては、モニターの性能だけでも対戦相手との差をつけられることもあります。

入力遅延はモニターのスペック上で数値が分かるものではありませんが、有名メーカーのゲーミングモニターなら遅延を抑える機能が備わっているため、あまり気にせずとも遅延が低い状態でゲームができます。

リフレッシュレートは基本的に60Hzが標準となっていますが、数値が高いほど滑らかにゲームをプレイできるので、FPSだと相手の動きが見えやすくなるというメリットがあります。

他にも、メーカーによってはゲームに特化した機能が搭載されいてるモニターもあるので、ゲームするならとりあえずゲーミングモニターを使った方がメリットが多いというわけですね。

ゲーミングモニターを選ぶ際のポイント

①求める画面サイズを決めておく

モニターの大きさに関しては、プレイするゲームジャンルによって決めるのも有りです。

ジャンルサイズ理由
FPS24インチFPSは画面の情報量が多いゲームなので、小さい画面の方が情報を視界に収まりやすくできる
格闘ゲーム24~27インチ相手と自分の体力ゲージを視界に収めやすくするなら大きすぎるサイズより小さい方がいい
RPG27~31インチグラフィックが綺麗なゲームが多いので、なるべく大画面にした方が楽しめる
アクションゲーム27~31インチ迫力ある映像を楽しみたいなら大画面の方が臨場感を味わえる

対戦ゲームにおいては、24インチのモニターの方が価格も安くて基本的な機能を搭載しているコスパの高いモニターが多いのでおすすめです。

ただ、大きい画面で動画視聴や仕事もしたいという方は27インチにしておくとゲーム以外の用途も使いやすいです。

27インチは大きすぎず小さすぎずというバランスの大きさなので、万能なサイズと言えます。

30インチ以上だと迫力ある映像を楽しめますが、モニターは大きければ大きいほどコストが高くなるので予算に余裕がある人向けのサイズとも言えます。

②応答速度はなるべく早い方がいい

応答速度とは、画面の色が切り替わる時間のことで、例えば1msなら1秒で画面の色が切り替わります。

そのため、動きのあるゲームをプレイしていても残像感が非常に少ないため、どのゲームをするにしても応答速度がなるべく早いモニターがオススメです。

逆に、応答速度が遅いモニターだと映像のキレが無くなったりぼんやり見えたり、違和感を感じやすい映像になってしまいます。

遅くても7msが許容範囲となりますが、FPSや格ゲーといった対戦ゲームなら1ms以下の方が快適ですね。

特にFPSだと応答速度が遅ければ遅いほど残像感が残る映像となってしまうので、なるべく早い方が快適だと思います。

とはいえ、ほとんどのゲーミングモニターは応答速度が5ms~1ms辺りなので、基本的にゲームで遅延を感じづらいでしょう。

1ms以下の応答速度のモニターもありますが、プロゲーマーやFPSを本気でプレイする人くらいにしか必要とは言えないレベルなので、万人に必要とは言えないです。

モニターの応答速度を確認する際は、通販サイトに商品詳細が書かれていると思いますが、書かれていない場合は型番を検索して公式サイトで確認するのが確実です。

③リフレッシュレートは60Hz以上にする

リフレッシュレートとは映像が切り替わる速度のことで、簡単に言うと数値が高ければ高いほど映像ヌルヌルに見えます。

応答速度は映像の遅延を失くして動きを自然に見せるための技術で、リフレッシュレートは映像を更に滑らかにさせるという違いがあります。

昨今のモニターはリフレッシュレートは60Hzが標準となっている製品が多いので、それ以上の数値の場合は必然的にコストが高くなってきます。

ですが、90~144Hzのモニターなら比較的安く購入できるため、ヌルヌルした映像を体験したい方にオススメです。

むしろ240Hz以上だとコストが高いですし、要求されるPCのスペックも高くなるので、そういう意味では144Hzが丁度良いでしょう。

注意点としては、モニターのリフレッシュレートが高くても、映像を出力するデバイスが対応していないと意味がないです。

例えばNintendo Swtichのような家庭用ゲーム機だと60Hzの出力が限界なので、144Hzのモニターを使っても60Hzしか表示できないのです。

PlayStation 5なら最大120Hzに対応していますが、一部のゲームのみ対応という制限付きです。

そのため、ゲーミングモニターでNintendo SwitchやPlayStation 4のゲームをプレイしたいユーザーは60Hz対応のモニターを購入した方がよいでしょう。

ゲーミングパソコンを持っている方なら、よほどスペックが低くなければ60Hz以上のゲーミングモニターを問題なく使えます。

④パネルの種類と特徴を把握しよう

IPSVATN
特徴発色が綺麗で、ゲームだけでなく仕事でも使える黒色の表示が得意なので、映画鑑賞にも向いているとにかく応答速度が速いのでFPS向け
視野角広いIPSとTNの中間狭い
色鮮やか普通全体的に白っぽくなる
応答速度普通普通早い
コスト高い普通安い
向いているゲームFPS以外のジャンルどのジャンルにも適しているFPSだけ

TNパネルは低コストで応答速度の速いパネルというところが特徴ですが、デメリットとして色の再現性が悪いので画質が悪く見えるし本来の色味を楽しむことができないです。

FPSに特化しすぎている性能なのでFPSユーザーにとっては使いやすいですが、FPS以外のゲームでは品質が気になってしまいます。

VAパネルはTNとIPSの中間的な性能で、コストがそこまで高くないため多くの人にオススメできます。

特に、ゲームだけでなく映画も見たいという人は、コントラスト比が高いVAパネルを使えばハッキリとした色彩で映像を楽しむことができます。

モニターにおけるコントラストとは、黒色と白色の明るさの比率のことです。この比率が高ければ高いほど画面上の色彩は鮮やかに、黒色は引き締まった黒に見えます。

IPSパネルは誰が見ても分かるような綺麗な画面と、ゲームだけでなく仕事においても使いやすい万能さが特徴です。

昔のIPSパネルは応答速度が遅いという認識でしたが、最近は1msの製品も多いので応答速度に関しては気にしなくても大丈夫ですね。
とはいえ値段が安すぎるIPSパネルのモニターや一昔前のモニターだと応答速度が遅いかもしれないので、スペックの確認は必須です。

ちなみに、僕が仕事とゲームの両方で使用しているDELLのゲーミングモニターはIPSで応答速度が1msなので遅延を感じづらいです。

合わせて読みたい

【Dell G3223Qレビュー】4Kと144Hzを体験できるゲーミングモニター

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ただ、IPSパネルは品質の高さゆえにコストが高いので、IPSパネルを採用しているゲーミングモニターは高価になりがちです。

⑤メーカーで選ぶ

ズバリ、オススメのメーカーは下記になります。

  • MSI
  • BenQ
  • ASUS
  • LG
  • DELL

他にもたくさんのメーカーからゲーミングモニターが出されていますが、上記のメーカーは信頼度が高いです。

僕が実際に利用していたメーカーでもありますし、国内でも人気のメーカーと言ったら上記が挙がりやすいでしょう。

メーカー名どこの国何が良い?
MSI台湾湾曲モニターを採用していたり、低価格で高いリフレッシュレートのモニターを購入できる。
BenQ台湾プロゲーマーがよく使っている。FPS向けモニターや幅広いジャンルに向いているモニターもある。
ASUS台湾手頃な価格で高いリフレッシュレートで応答速度が速いIPSパネルのモニターを提供している
LG韓国良い性能のゲーミングモニターでも価格が安いのでコスパが高い。
DELLアメリカ値段が高い分、サポートや品質がしっかりしている。

上記のメーカーはゲーム向けのデバイス開発に注力しているので、どこのメーカーのモニターを買っても満足しやすいでしょう。

LGやASUSは価格が安いので、初めてゲーミングモニターを買う方にオススメしやすいです。

すでにゲーミングモニターを持っていて、もう少し性能の良い製品に変えたい場合はMSIやBenQやDellが選択肢に入るでしょう。

初心者にオススメのゲーミングモニター5選

MSI Optix G24C4

おすすめポイント

  • 湾曲モニターなので平面のモニターよりも没入感を得られる
  • VAパネルだから映画視聴にも向いている
  • リフレッシュレートが144Hzで応答速度が1msだからFPSに向いている

②BenQ ZOWIE XL2411K

おすすめポイント

  • FPS向けの機能が搭載されており、ガチ勢向けの性能となっている
  • モニター本体の傾きや高さの調整ができる
  • DyAcという独自機能で激しい動きでも鮮明に映像を映せる
  • プロゲーマーも使っているブランドのモニターなので信頼できる

ASUS TUF Gaming VG249Q1A-J

おすすめポイント

  • 2万円台でIPSパネル/144Hz/1msというコスパの高さ
  • ELMB機能により滑らかで高感度のゲームプレイが可能
  • Shadow Boost機能で明暗を細かく表現できる
  • スピーカー内蔵なので別途スピーカーを用意しなくても大丈夫

LG UltraGear 27GN60R-B

おすすめポイント

  • HDR機能があるので通常のモニターよりも色鮮やか映像を楽しめる
  • 27インチだからほとんどのゲームジャンルで使いやすい
  • DASモードによって遅延を抑えることができる
  • ブラックスタビライザーで暗い場面でも見やすくなる

Dell G2722HS

おすすめポイント

  • 高さ調整ができるスタンドなので好みの角度でゲームができる
  • 1ms/165Hzなので滑らかにゲームができる
  • G-SyncやFreeSynv Premium対応により滑らかで安定したゲーム体験ができる
  • スピーカー内蔵

ゲーミングモニターでゲームを快適にプレイしよう

ゲーミングモニターは種類が多くて選ぶのに苦労するイメージがあります。

ですが、有名なメーカーの製品なら必要十分な機能が搭載されているので、迷ったら上記で紹介したメーカーで選ぶとよいでしょう。

それに、大手の企業ならサポートが充実していますし、何かあった場合でも保証が効きやすいです。

まだゲーミングモニターを使ったことがないという人は、ぜひゲーミングモニターでゲームを楽しんでみてください。

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ヤマ

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