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【Dell G3223Qレビュー】4Kと144Hzを体験できるゲーミングモニター

2023年3月3日

ゲーミングPCを買ったはいいけど、4Kで144Hzに対応しているモニター選びに悩む。
どこかにコスパの良いゲーミングモニターはないだろうか?

そんな方にオススメのモニターがDellのG3223Qという4K144Hzのモニターです。

G3223Qは一時期6万円で購入できるクーポンを配布していたので、そのタイミングに購入しました。

こんな安くて本当に大丈夫か?と思いながら半年以上経ちましたが、今も問題なく使えています。

なので、G3223Qを半年以上使ったレビューを書きたいと思います。

4Kで144Hz対応のモニターを探している方や、G3223Qを購入するか悩んでいる方は本記事を読んで検討してみてください!

G3223Qの特徴

  • 4K解像度により高精細な映像でゲームや映画を楽しめる
  • リフレッシュレート144Hzにより画面が滑らかに動く
  • 応答時間が1msなのでFPSや格ゲーを有利にプレイできる
  • Display HDR600、95%DCI-P3、99%sRGBに対応しているので色の再現度が高い
  • DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、およびUSBハブの機能も搭載
  • 高さ調節、ピボット、傾斜、および回転機能があるため、快適な作業環境を作り出せる

リフレッシュレートとは

ディスプレイが1秒間に何回画面を更新するかを表す単位。
一般的には、単位はヘルツ(Hz)で表されます。

たとえば、60Hzのリフレッシュレートを持つディスプレイは、1秒間に60回画面を更新します。
つまり、60フレーム/秒(FPS)で画面を描画していることになります。

応答速度とは

応答速度とは、液晶ディスプレイが画面上に表示されるイメージの変化に対して、その変化を反映するまでの時間を表す指標です。
一般的には、単位はミリ秒(ms)で表されます。

たとえば、応答速度が1msのディスプレイは、画面上のイメージが変化してから1ms以内にその変化を反映します。
応答速度が遅い場合、画面上に移動するイメージや文字が残像を残してしまうことがあります。

Display HDR600とは

DisplayHDR 600は、VESA(Video Electronics Standards Association)によって策定された、高品質なHDR(High Dynamic Range)ディスプレイの基準のひとつです。

DisplayHDR 600は、比較的高い輝度と広い色域を持ち、明るい部分と暗い部分の差をより明確に表現することができるため、よりリアルな映像表現を実現することができます

そもそもモニターに関連する用語がよく分からないという方は、下記の記事でも解説しているので参考にしてください。

【モニター選びの悩みを解消したい方へ】ゲームや仕事用のモニターの選び方を紹介

続きを見る

G3223Qのスペック

製品名G3223Q
画面サイズ32
液晶タイプFast IPS
解像度3840 x 2160 at 144Hz (with HDMI 2.1)
3840 x 2160 at 144Hz (with DP 1.4)
応答速度1ms
アスペクト比16:9
コントラスト1000:1
輝度600cd/m²
表示色10.7億色
色域95%DCI-P3、99%sRGB
HDRDisplayHDR 600
FreeSyncAMD FreeSync Premium Pro
VESA100×100mm
接続端子DMI2.1x2
DP1.4x1
USB3.2Gen1(Type-B)アップストリームx1
USB3.2Gen1(Type-A)ダウンストリームx2
ヘッドフォンジャック
サイズ(スタンド含む)幅72.528cm
奥行き6.875cm
高さ42.721cm
重さ13.25kg
付属品電源ケーブル
DPケーブル(DP-DP)
HDMIケーブル
USBケーブル(A-B)
メーカー保証3年

さらに細かいスペックは下記リンクから確認できます

G3223Qの外観

パッケージはこんな感じです。

付属品は取扱説明書、HDMIケーブル、Display Portケーブル、USBアップストリームケーブル、電源ケーブルが付いています。

スタンドを付けたモニターの前面と裏面の状態です。

モニターの高さは45.8cm~55.8cmまで調整が可能なので、見やすい高さにできますね。

傾き調整も可能なので、好きな角度にできます。

左右に振ることもできて、なかなか使いやすいスタンドという印象です。

僕の場合はスタンドを使わずモニターアームを使っています。
エルゴトロンのモニターアームを使っていて、値段は高いですが、自由自在にモニターを動かせる優秀なモニターアームです。

32インチのモニターも安定して動かせるので、モニターアームを検討している方にオススメです。

ちなみに所持しているゲーミングPCと繋いだら、画像のように4K(3840 × 2160)解像度で144Hzのリフレッシュレートが表示されました。

ファームウェアアップデート方法

WindowsのPCとモニターを繋げていてHDRの色がおかしいと感じた人はファームウェアアップデートを試せば解決できます。

G3223Qのアップデートファイルはこちら

必要なファイルをダウンロードして公式HPに記載の手順通りにアップデートします。
ファームウェアの更新には、モニターとPCをUSBアップストリームケーブルで繋いでおく必要があります。

ドライバーや専用のアプリケーションも公式HPからダウンロードできます。
とりあえずダウンロードしましたが、アップデートするだけなら必要ないかも。

ファームウェアアップデートが完了したら、モニターの電源コードを一度抜いから再び差すことで再起動させます。

アップデート完了後にモニターの設定画面でファームウェアが「M3T102」だと最新版になっています。
(執筆時点で最新のファームウェアですが、今後更新される可能性があります)

アップデート前はHDRが白っぽい色でしたが、本来の色鮮やかな色になったので、とりあえずアップデートした方がいいですね。

G3223Qを使用した感想

大迫力のゲーム画面を楽しめる

ゲーム目的で購入したモニターなので、大迫力のゲーム映像に興奮します。

特に、アクションゲームの迫力は凄まじいですね。
4K解像度と144Hzのゲーム体験はこれまでにない感覚を味わえます。

ただ、Nintendo Switchだと解像度がフルHD(1920×1080)までなので、4Kでゲームをプレイすることはできません。

それでも、大画面でゲームを楽しむことはできますし、解像度はそんなに気にならないです。

PS4 Proと繋げてみましたが、4KとHDRは出力されています。
しかしPS4のリフレッシュレートは60Hzが限界なので、144Hzは出せないです。

FPSゲームだと画面が大きすぎてプレイしづらいかと思っていましたが、意外と慣れるものです。
むしろ敵が視認しやすいのでメリットはありますね。

USBダウンストリームポートが便利

G3223QにはUSBアップストリームとUSBダウンストリームポートがあります。
USBアップストリーム用のケーブルをPCのUSB3.0ポートに繋ぐことで、USBダウンストリームからUSBを繋いで機能させることができます。

要するに、モニターにUSBハブとしての機能を持たせることができるのです。

例えば有線のマウスやキーボードのケーブルをPCに繋ぎたいけど、PCとの物理的距離が遠くてケーブルの長さが足りないとします。
その場合でも、モニター側にUSBケーブルを差せれば長さの問題も解決できるので便利ですね。

もしくは、PC側のUSBポートが埋まっていても、モニター側にUSBを差せるようになるのでUSBハブとして使えます。

ただ、USBアップストリームケーブルを必ずPC側に繋げないといけないので、モニターとPCとの距離に注意ですね。

もしモニターとPCの距離が離れてしまうとケーブルが届かなくなる可能性があるので、設置する時は距離を考えておくとよいでしょう。

仕事用モニターとしても使える性能

G3223Qはゲーミングモニターとして位置付けされていますが、ビジネス用途でも活躍します。

例えば、画像編集や動画編集といった編集作業を、高画質かつ色鮮やかな画面で作業できます。
他にも、32インチの大きさを活かしたマルチウィンドウも捗りますね。

4K解像度だと表示できる情報量が多くなるので、テキストなら文字数が増加して表示され、画像なら細かい部分まで綺麗に見えます。
作業領域が増えると表示できる画面の数も増えるので、マルチタスクがやりやすくなるメリットがあります。

さらに、モニター側にUSB Type-A端子が2つ付いているので、USBハブとして使えるところも地味にありがたい。
有線キーボードならPCにわざわざケーブルを差さなくてもモニター側に差して使えるので、PCを床置きしている身としては助かります。

合わせて読みたい

ゲーミングモニターは仕事でも使いやすいのでオススメです

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Macとの相性は悪そう?

手元にM2 Mac miniがあるのでHDMIで接続してみたのですが、4Kで出力できなかったですし、リフレッシュレートも60Hzでした。

おそらくHDMIで接続していること自体が悪いのか、Mac miniが悪いのかは分からないです。

ただ、G3223Q特有の問題な気がする理由としては、Mac用に使っているWQHDモニターだとHDMIでもちゃんと出力できているんですよね。

公式のファームウェアアップデートファイルもWindows用しか用意されていないので、単純にMacとの相性が悪いのかもしれないです。

ただ、ネットを見ているとHDMI to Displayportならちゃんと出力できているらしいです。

そもそもMacであまりゲームをする人はいない気がしますが、もしMac用のモニターとして使いたいという人は注意した方がいいです。

画面のデカさがデメリットに思う時もある

画面が大きいと眼球の移動が増えてしまうので、どうしても目が疲れやすいという問題があります。

僕は24インチのモニターも持っているのですが、24インチの方がモニターが視界に収まりきるので長時間の作業がしやすいです。
24インチだとマルチウィンドウがやりづらいですが、シングルタスクをするのに丁度いいサイズです。

ブログの執筆作業だけなら、24インチくらいで十分と言えますね。

ゲームや映画鑑賞は大画面の方が好きですが、デスクワークにおいては小さい画面の方がやりやすいです。

とはいっても、ブラウザで調べ物をしながら資料を作ったり、マルチウィンドウを使った作業は大画面の方が良いので一長一短ですね。

まとめ

メリット

  • 大画面で迫力のあるゲームを楽しめる
  • ビジネス用途でも使いやすいスペック
  • USBハブとしての機能もある

デメリット

  • Macだと相性が悪い
  • 人によっては目が疲れるかも
  • 値段が高い

G3223Qはゲーミングモニターとして申し分ない性能でありながら、デスクワークも捗る画面サイズと解像度を備えています。

ただ、性能の高さゆえに値段が高めなんですよね。

ビジネス用途で使うならもう少し安いモニターでもいいですが、4Kと144Hzを同時に体験するという目的のためなら検討すべきモニターであると言えます。

もし高性能なゲーミングPCを持っていたとしても、モニターの性能が足りていなかったら最大限のスペックを活かしたゲームがプレイできないんですよね。
それだと勿体ない気がします。

最高のグラフィックでゲームをプレイしたい方や、少しでも迫力のあるゲーム体験をしたい方は、ぜひG3223Qを検討してみてください。

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ヤマ

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