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【モニター選びの悩みを解消したい方へ】ゲームや仕事用のモニターの選び方を紹介

2022年7月8日

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ヤマ

気になったガジェットをレビューしたり、デスク環境を快適にするための情報を発信。月間7万PVほどのガジェットブログ「ガジェフロ」を運営しつつ、Webライターとしても働いています。
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  • 在宅ワークでモニターを使いたいけど、どういうものを買って良いのか分からないまま結局買えずにいる
  • ゲーム用のモニターを買ってみようかと思うけど、種類が多すぎてよく分からない

モニターを選ぶ際にこういった悩みに直面する人は多いかと思います。

それもそのはずで、昨今のモニターは種類が多すぎて何を選んだら良いのか正直分かりにくいです。

そんな方のために、モニターを選ぶ際に最低限知っておくことや気をつけることを紹介していきます。

僕は今まで10台くらいモニターを買い替えた経験があるので、どういった判断基準でモニターを選ぶのかある程度は分かっているつもりです。

本記事では以下のような内容で進めていきます。

本記事の内容

  • モニター関連でよく出てくるキーワードの説明
  • どうやってモニターを選ぶのか
  • モニター購入前に気をつけること
  • 個人的オススメモニター

少しでも興味のある方は是非最後まで読んでいただき、モニター選びの悩みを解消できればと思います。

モニター選びで重要なキーワード早見表

全てのキーワードを網羅できているか微妙なところですが、最低限モニターを選ぶ時に知っておくといいキーワードをまとめてみました。

これらを知っておくとモニターを選ぶ時に出てくる用語の意味も分かると思います。

キーワード説明
TNパネル応答速度が速いのでFPSや格ゲーに向いているモニター。
このパネルのモニターは価格が安いが色の表現が微妙。
VAパネルコントラスト比が高く発色も良いので動画視聴に向いている。
ただし応答速度はTNより低い。
視野角はTN以上、IPS未満。
IPSパネル視野角が広く、色表現のレベルが高いので多用途で使える。
基本的にIPSパネルのモニターを選んでおけば問題なし。
ただしコストは高め。
ADSパネルIO-DATAというメーカーで使われることが多いパネル。
基本IPSと同じようなものだが品質はIPSの方が勝る。
応答速度色が切り替わる速さのこと。msという単位で表記されている。
0.5〜1msくらいだと反応が速いので映像の残像感が軽減される。FPSや格ゲーする人は気にした方がいい。
リフレッシュレート画面上の画像が更新される頻度のこと。Hzという単位で表記されている。
一般的なモニターやスマホは基本60Hzなので見慣れていると思うが、120Hzから画面が明らかにヌルヌルに見えるようになる。
ゲームで恩恵を受けやすい。
解像度画面上のドットの数。解像度が高いとドットの数が多いのでそれだけ画面が綺麗に見れる。
フルHDは横1,920×縦1,080で4Kは横3,840×縦2,160というドット数が並んでいる。
基本フルHDで問題ないが、写真編集とかするなら4Kの方が細かいところまでチェックできる。
オーバードライブ反応速度を高速化する機能。
IPSパネル等の応答速度が遅いパネルを補う機能として使われやすい。
使うと映像が荒れる瞬間がたまにある。基本的に対人ゲーで使う。
PIP/PBP2つのデバイスを1つのモニターで表示できる。
PIPの場合、PS4の画面をメインで表示しつつ、小さなウィンドウでPCの画面を表示する使い方ができる。
PBPの場合、画面左をPC、画面右をPS4という形でそれぞれ分割して表示できる。
グレア/アンチグレアグレアは画面に自分の顔が反射して、アンチグレアは自分の顔が反射されない。
アンチグレアのことをノングレアとも言う。
映像とか見るならアンチグレアの方が目に優しい。
ブルーライトカット眼精疲労を防げるかもしれない機能。
使っておけば眼が疲れにくくなるかもしれない。
デメリットとしてブルーライトカットをONにすると画面の色が黄色くなる。
フリッカーレスモニターのバックライトは目に見えない速さで点滅しているので眼に負担を与えやすいとされている。
そんなバックライトのちらつきを無くしてくれる機能。
インチモニターの大きさ。
21インチ、24インチ、27インチ、32インチとかで区切られているのが多い。
アスペクト比画像の縦の長さと横の長さの比率。
テレビやYoutubeのアスペクト比は16:9とされている。
ほとんどのモニターもこの16:9というアスペクト比になっている。
sRGB国際的に標準とされている色空間の名称。
だいたいのモニターはsRGBが採用されている。
adobeRGBsRGBよりも広い色空間が使える。写真や映像編集で使うことがほとんど。
DCI-P3シネマ向けの色空間。sRGBよりも色空間が広い。
これも写真や映像編集で使われやすい。
輝度画面の明るさ。cd/㎡という単位でd表記されている。
これの数値が高いと明るい部屋でも画面が見やすくなる。
最大250cd/m2˚くらいあれば日常使いで問題ないレベルだと思う。
コントラスト白と黒の比率。基本的に高いほうが画面がキレイに見える。
だいたい1000:1という比率のモニターが多い。
VAパネルだとコントラスト比が高い。
視野角画面を斜めとかで見ても正常に見れる角度のこと。
TNパネルだと斜めから見ると画面が白く見えて、VAパネルだと多少色が変わって見える。
IPSパネルであればどの角度から見ても違和感ない作りになっている。
ベゼルモニターの表示画面を囲む黒枠のこと。これが細いとモニターがスッキリして見やすい。
VESAモニターに対してアームを取り付けるためのネジ穴があるモニターはVESA対応と表記されている。
VESA表記がないモニターはアームが取り付けられない。
HDRハイダイナミックレンジの略称。
映像の明るさの幅を広げる機能のこと。
HDR機能があれば映像の暗い部分はより深みのある色に、明るい部分はより鮮明に明るく表現される。
DisplayPort一般的に使われているHDMIより性能が高いケーブル。
240Hzを出すにはDisplayPortを使わないと出せない。
WQHD2560 × 1440の解像度。
フルHD以上、4K未満の解像度になる。
あんまり4Kとの差を感じられないのでコストを抑えたい場合WQHDを選ぶほうが4Kより安く済む。
モニター選びで重要なキーワード早見表

モニターは用途で選ぶ

・ゲーム用

ゲーム用のモニターを買う場合、早い話ゲーミングモニターを買ってしまうのが一番です。

ですが、ゲーミングモニターの中でもどのサイズにするのか、HDRがあった方がいいのかとか悩みますよね。

これに関しては、自分がどんなゲームをするのかで決まります。

FPSや格ゲーなどの対人ゲームを主にプレイする
→24 or 27インチのTN or VAパネルでフルHDモニターがオススメ
(PCでプレイするなら144Hz以上のモニターも視野に入れる)

RPGやアクションなど、グラフィックがキレイなゲームを主にプレイする
→27 or 32インチの4K or WQHDのVA or IPSモニターがオススメ
(PS4やPS5、PCでゲームすることが多いならHDR対応と144Hz対応のモニターも視野に入れる)

Switchをモニターにつなげたい
→サイズは24インチ〜32インチ、フルHDのIPSパネルがオススメ

FPSをプレイするなら基本的にモニターサイズが小さい方が画面を目視しやすいのと、TNパネルだと残像感が少ないので遅延なくプレイできるのがメリットです。

VAパネルでも問題ないですが、大抵はTNパネルより値段が高いですね。

FPSをやらないのであれば、24インチだと小さいのでなるべく27インチか32インチのモニターを使ってゲームをする方が迫力があって楽しいと思います。

スイッチでゲームをする場合は40インチクラスになると画面がデカすぎてフルHDの解像度が若干ぼやけて見えるように感じるのでなるべく小さいモニターを使う方が画質が綺麗に見えます。

・仕事用

仕事用のモニターは安いのから高いのまでピンきりですが、基本的に安いもので大丈夫です。

今は24インチIPSパネルのモニターでも1万円台で買えるくらいですし、安いモニターだからといって仕事に支障が出るということはほとんどないです。

選び方としては、これらの機能があるモニターを選ぶと良いでしょう。

  • IPSかVAパネル
  • USBポート付き
  • フリッカーフリー
  • フルHDか4K

フリッカーフリーは画面のちらつきを抑えてくれるため眼に優しい機能となってます。
大抵のモニターには付いている機能だと思います。

パネルはIPSでフルHDだと理想的です。
もう少し予算を出せるならUSBポート付きのモニターを買うと便利でしょう。

サイズに関しては24インチか27インチが見やすいですが、たくさんの情報を並べたりしたい場合は32インチ辺りに手を出すのも有りです。

予算がるならウルトラワイドモニターもオススメです。

めちゃくちゃ横長なのが特徴的ですが、そのおかげでマルチウィンドウがしやすくデュアルモニターをしなくてもこれ1つで事足りるくらい作業スペースを作れるのがメリットです。

ただ、ウルトラワイドモニターは十分な作業スペースが無い環境で使うとデメリットが多いのでよく検討してから購入した方がよいです。

詳しくは下記の記事を参考にどうぞ。

ウルトラワイドモニターを買ったけど後悔してしまった理由とは?買う前に気をつけることも紹介

続きを見る

・撮影用

一眼カメラで撮った写真を編集したり、動画編集したい場合、普通のモニターよりもワンランク上のモニターを買う方が得策です。

撮影用で必要な機能としては下記が挙げられます。

  • Adobe RGBやDCI-P3に対応
  • 4K対応(できれば)
  • 27インチ〜32インチ
  • IPSパネルかVAパネル
  • HDR対応

モニター解像度は高いほうが作業しやすいですが、そこまで本格的に作業しないという人であればフルHDでも事足りると思います。

解像度より色の再現度の高さが重要なので、なるべくsRGBのカバー率が100%のモニターを選ぶほうが良いです。

作業のしやすさを考えるなら基本大きめのモニターだったり、色の表現が丁寧なIPSパネルがオススメです。

HDRも対応していたほうがよりリアルな色を表現できるのであると便利です。

Macbookを使って作業するという人であれば、USB-Cで給電と映像出力できるタイプのモニターを買うとケーブル一本だけで作業できて楽なのでオススメです。

モニター購入前に注意すべきこと

・デスクに合うサイズか調べる

机のサイズに対して大きすぎるモニターを選ぶと使いづらいので避けた方がいいです。

例えばデスクの奥行きが40cmくらいしかない状態でウルトラワイドモニターだったり30インチ以上のモニターを置いてしまうとモニターとの距離が近すぎて画面が非常に見づらくなるはずです。

これが24インチくらいならまだ許容範囲なのですが、モニターが大きければ大きいほど視聴距離を取った方が目の疲れや肩こりが軽減されるので個人的には近すぎる距離で大きいモニターを見るのはオススメしません。

だいたい60cmから70cmの奥行きがあるデスクであればモニターが見やすいですし作業もしやすいでしょう。

横幅も60cm以上あれば狭いと感じづらいと思います。

・モニターアームが使えるかどうか

当然ですがVESAマウントに対応していないモニターだとモニターアームは使えないです。

モニターアームを導入したいと考えている方は使用するモニターがVESAマウントに対応しているかスペックを確認しておきましょう。

あとはデスクが壁に近い場合、モニターアームが設置しづらかったりモニターをアームで動かしにくくなるので十分なスペースを確保できるかも確認しておきましょう。

・ポートの数に気をつける

HDMIが挿せるポートの数がどれくらいなのか事前に知っておくと後から後悔しづらいです。

というのも、モニターはテレビと違ってHDMIケーブルを挿せるポートの数は基本的に少ないのです。

もしモニターにPC以外にPS4やスイッチのHDMIを挿したいと思っても、購入したモニターのHDMIポートが1つだけだったりすると1つのデバイスしかモニターに繋げられません。

だいだいのモニターはHDMIが2つ挿せる仕様のものが多いですが、逆に言うと2つ以上挿せるモニターは少ない印象です。

なので、モニターに映したいデバイスがどれくらいあるのか確認した上でモニターのポート数がどれくらいのものを買うか考えておくと良いです。

あまりにデバイスが多いのなら素直にデュアルモニターにするのが楽かもしれません。

・スピーカー機能があるかどうか

一部のモニターにはスピーカー機能がない製品もあります。

だいたい安いモニターにはスピーカーが搭載されいないパターンが多いです。

なので、スピーカーが搭載されているモニターかどうかスペックを確認しておきましょう。

ちなみにモニターのスピーカー性能はよほど高級なモニターじゃない場合、無いよりマシなレベルの音質のスピーカーが多いです。

だから僕の場合は外付けスピーカーを使っているので、安いスピーカーでもいいのでモニターに挿して使った方が良いと思います。

仕事用でオススメのモニター

Huawei MateView

28インチ4Kモニターですが、特徴的なのがモニターのサイズが縦に長いところです。

これにより一度に目視できる情報の量が増えて作業しやすくなると思います。

USB-Cで接続できるのでMacbook等で使いやすいのと、USBポートが2つ使えてなおかつスピーカーだけでなくマイクも使えるため仕事用のモニターとして最適です。

詳しくはレビューも見てください。

【Huawei MateView 28.2 レビュー】Macbookと相性が良いモニター

続きを見る

ワイヤレス接続可能のモデルと有線接続のみのモデルで別れていますが、ワイヤレス接続はあまり快適に使えないのでこだわりが無ければ有線接続モデルの方が値段も安いのでオススメです。

Dell S2421HS

23インチのモニターで、フルHDのIPSパネルになります。

これといって特徴があるわけではありませんが、コストをかけずに仕事用のモニターを使いたい場合はこちらがオススメです。

モニター自体が薄いので省スペースで使えますし、スタンドの機能でモニターを縦に回転させることもできるので縦画面表示も可能です。

ゲーム用でオススメのモニター

MSI optix G24C4

僕がゲーム用で使用しているモニターですが、144Hz対応ということでPCゲームもヌルヌルにプレイできてFPSに向いているモニターです。

FPS以外でも、パネルがVAなので色鮮やかなグラフィックを体験できます。

なるべく小さいモニターでゲームをしたい場合は24インチが丁度良いサイズでオススメです。

LG 27UP600-W

よりキレイな画面でプレイしたい場合は27インチの4Kモニターがオススメです。

リフレッシュレートが144Hzくらいだとコストが高くなってしまうので60hzのものを買うのが無難です。

反応速度が5msなのでFPSなどには向きませんが、グラフィックがキレイなゲームや4Kで映画を楽しみたい場合にオススメできるモニターです。

価格の安さの割にHDRにも対応しているのでコスパは高いと思います。

クリエイター向けオススメのモニター

EIZO ColorEdge CS2731

Adobe RGBに99%対応していてUSB-Cからの給電と映像出力も可能なのでMacbookを使う人にオススメです。

解像度はWQHDですが、フルHD以上のドット数なので画質は綺麗です。

EIZOのモニターはクリエイター向けに特化した作りなので、映像編集から写真編集までこだわりたい方はEIZOのモニターを使ってみてはいかがでしょうか。

LG 34WN780-B

sRGBカバー率が99%のウルトラワイドモニターになります。

34インチで解像度が3440×1440というところもあり基本的な性能は問題ないと思います。

面白いと思ったのが、付属のモニタースタンドがアーム式なのでモニターを自由な角度で動かせることができます。

高さ調整も簡単にできるようなので、いかなるスペースでも使いやすいようにできています。

値段も高すぎるわけでもないのでコスパは高いモニターです。

まとめ

少し長くなってしまいましたが、以上がモニター選びにおける選び方の紹介となります。

モニターは種類が豊富すぎて選ぶのが難しすぎると思いますが、自分が欲しい機能が何なのか理解して選べるようになれれば、後は予算次第なので選択肢はだいぶ絞れるようになるはずです。

モニターは適当に選んでしまうと後悔する確率が高いので、本記事を読んで自分に合うモニター選びができるようになれたら嬉しいです。

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