1万円以内で音質と機能性が優れたヘッドホンが欲しいという方にオススメなのがOneOdio A10というワイヤレスヘッドホンです。
OneOdioはオーディオメーカーとして10年以上の経験があり、コストパフォマンスの高いオーディオ製品を取り扱っています。

OneOdio A10は以前から販売されていた密閉型のワイヤレスヘッドホンですが、2022年からアップグレード版が発売されました。
旧モデル
- バッテリー持ち
→35時間(BT+ANC) 54時間(BT) 50時間(ANC) - 周波数特性
→20Hz〜20KHz
新モデル
- バッテリー持ち
→40時間(BT+ANC) 50時間(BT) 62時間(ANC) - 周波数特性
→20Hz〜40KHz(有線)
バッテリー持ちが少し改善されたり、有線で接続した時の周波数特性が20Hz〜40KHzになったことでハイレゾに対応したり、細かいところが進化しています。
それでいて価格は1万円以下なので、コスパの高いヘッドホンとなっています。
1万円前後のヘッドホンにしては音質の満足度も高いので、低価格でも音質の良いヘッドホンを求める方にオススメできます。
本記事はメーカー様より提供品を受けて作成しています。

OneOdio A10の特徴

- Bluetooth 5.0で、スムーズな接続が可能
- 3.5mmの有線接続にも対応
- ハイレゾ音源に対応
- ノイズキャンセリング機能があり、35dbの騒音をカット
- 一度の充電で最大50時間の再生が可能
- マルチポイント対応
- 外音取り込み対応
価格は1万円前後でありながら、ノイキャンや外音取り込みやマルチポイント対応など、コスパの高いヘッドホンとなっています。
OneOdio A10のスペックや外観
重さ | 約295g |
再生時間 | Bluetoothのみ:最大50時間 Bluetooth+ANC:最大40時間 ANCのみ:最大62時間 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.0 |
コーデック | AAC / SBC |
有線接続 | 3.5mmケーブルに対応 |
周波数特性 | 20Hz〜20KHz(無線)、20Hz〜40KHz(有線) |
インピーダンス | 32Ω |
ANC | 35dbのノイズ低減 |
外音取り込み | 対応 |
マイク | 本体に内蔵 |
マルチポイント | 最大2台のデバイスに対応 |
ドライバー | 40mmダイナミックドライバー |
付属品は3.5mmオーディオケーブル、USB-Cケーブル、取扱説明書、ヘッドホンケースが付いています。


イヤーパッドは柔らかくて着け心地は良いですが、同時に蒸れやすい素材になっています。

本体は黒と青が混ざった高級感のある色合いになっていますね。

重さは約300gといったところ。

ヘッドホン右側に電源ボタンと音量ボタン、オーディオジャックがあります。

左側にはUSB-CポートとANCボタンがあります。
ANCボタンではノイズキャンセリングのONとOFF以外にも、外音取り込みモードの切り替えもできます。

OneOdio A10を使用した感想
低音が強めで迫力があるサウンド

密閉型のヘッドホンということなので、低音がよく響きますね。
全体的にメリハリがあって元気なサウンドなので、聴いてて楽しいですね。
ANCをONにすると低音が抑えられて中音が際立ちますが、少し加工感のある音になっているように感じます。
ANCをOFFにした方が全体の音はバランスよく聴こえるので、必要な時じゃなければANCを使わなくてもいいと思いました。
あと、ワイヤレスヘッドホンですが有線にも対応しています。
有線だとハイレゾに対応していることもり、無線の時より明瞭な音になっている印象です。
無線でも音質は良いと思いますが、もっと音質にこだわるなら有線環境で聴く方がいいでしょう。
バッテリー容量が多くて充電の心配がいらない
ANCオフで最大50時間、ANCオンで最大40時間使えます。
1日3時間使うくらいだと2週間近くはバッテリーが持つので、かなり大容量のバッテリーですね。
自宅で使うだけならノイキャンの出番は少ないと思うので、充電の心配はあまりしなくていいでしょう。
外出先でANCをオンにして使う場合でも、最大で40時時間使えるのは安心ですね。
ワイヤレスヘッドホンのバッテリー持ちを重視する方にOne Odio A10はオススメしやすいです。

長時間の使用は疲れる

ヘッドホン自体の側圧が少し強いのと、多少の騒がしさを感じるサウンドなので疲れやすいです。
人によるところかもしれませんが、僕は聴いていて疲れやすいサウンドだと感じました。
使うにしても1時間くらいが限界という印象ですね。
なるべく長時間使いたいという人にはオススメしづらいです。
ノイキャンはそこまで強くない

1万円前後のヘッドホンということもあるので、ノイズキャンセリングの強さは普通という印象です。
そもそも密閉度が高いので、ANCをオンにしなくても遮音性は高いと思います。
ANCをオンにしているとバッテリーが減りやすくなるので、自宅で使う時はオフにした方がバッテリーが長持ちしますね。
電車の走行音のような強い騒音は遮音できていない感じなので、あくまで環境音を少し遮音したい時に使うくらいが丁度良いでしょう。
まとめ

メリット
- バッテリー持ちが良い
- 低音強めで迫力のあるサウンドを楽しめる
- ノイキャン、外音取り込み、マルチポイント対応
デメリット
- ノイキャン性能はそんなに高くない
- 聴き疲れしやすい音質
迫力のある音でありつつ、機能性もあって満足度の高いワイヤレスヘッドホンです。
ノイズキャンセリングが少し物足りなかったりしますが、価格を考えたら十分と言えるレベルでしょう。
とにかくコスパの高いワイヤレスヘッドホンなので、値段を抑えたい方にオススメです。
