評価まとめ
総合評価:
音質:
機能性:
音質の良いワイヤレスイヤホンも良いけど、デザインがオシャレなモノを使いたい!そういう方にオススメのワイヤレスイヤホンが「Nothing Ear (2)」です。
Nothing Ear (2)はNothing Ear (1)から進化したモデルで、ケースがコンパクトになり、音質やノイキャンのレベルが上がっているという違いがありますね。
そんなNothing Ear (2)を使ってみた感想を書いていきます。
本記事はメーカー様より提供品を受けて作成しています。
Nothing Ear (2)の詳細
Bluetooth規格 | Bluetooth v5.3 |
Bluetoothコーデック | AAC、SBC、LHDC |
最大再生時間 | ANCオフ:ケース使用時は最大36 時間、イヤホン単体は6.3時間 ANCオン:ケース使用時は最大22.5時間、イヤホン単体は4時間 |
防水性能 | イヤホン IP54 ケース IP55 |
ノイズキャンセリング | 最大 -40dB |
外音取り込み | 〇 |
重さ | イヤホン:4.5 g ケース:51.9g |
充電ポート | USB-C |
ワイヤレス充電 | 最大2.5W |
マルチポイント | 対応 |
付属品は取扱説明書とイヤーピースとUSB-Cケーブルです。
ケースは透明感のあるデザインで、他のワイヤレスイヤホンにはないデザインという感じですね。
側面にUSBポートがあるのでここから充電できます。隣にあるボタンはスマホとBluetoothペアリングする際に使います。
イヤホンはAirPods Pro感のあるカナル型イヤホンです。
イヤーピースの形が楕円形となっていて、通常の円形のイヤーピースは使えない仕様になっています。
アプリについて
アプリでは以下の設定ができます。
- ノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替え
- イコライザー設定
- ファームウェアアップデート
- コントロール設定
- デバイス設定
ノイズキャンセリングの強度を変えたり、周囲の環境によって柔軟に変えるアダプティブモードもあります。トランスペアレンシーが外音取り込みモードのことで、アプリで切り替え可能です。
イコライザはデフォルトだとバランス型になっています。好みの音に変えたい場合はカスタムから変更可能です。
もしくは、パーソナルサウンドプロファイルを選ぶことで使用者の聴覚に合わせてイコライザを自動で設定してくれます。
イヤホン側の操作を変更することができ、左右でそれぞれ操作を割り当てることができます。
その他の設定はデバイスの設定から変更できます。マルチポイントやイヤホンを探すといった機能があります。
Nothing Ear (2)を使用した感想
デザインがオシャレ
何と言っても充電ケースの透明感が好きです。他のワイヤレスイヤホンの充電ケースは中身が見えないデザインが多いので、Nothing Earのデザインは斬新だと思いました。
イヤホンのデザインもシンプルにカッコイイので使いやすいですね。なんとなくデスクに置いて飾っておきたいデザインです。
中高音域の解像度が高いサウンド
中音の迫力と鮮明なサウンドが印象的で、JPOPやアニソンとの相性が良いと感じました。ボーカルが目の前にいるような感覚で聴こえて、なおかつクリアに聴こえるので好みの音です。
低音と高音に関してはドンシャリ気味で、特に高音の主張が強いですね。デフォルトのイコライザーだとバランス型になっていますが、個人的には高音が刺さるのでカスタマイズで変更しています。
高音がシャカシャカしているように感じる人は、イコライザで高音を下げるといいかもしれません。低音に関しては少し物足りなかったので上げています。
とにかく全体の音がハッキリしているので、聴いていてテンションが上がるようなサウンドですね。
LHDCに対応しているスマホが少ないのが残念
Nothing Ear 2はハイレゾ対応なのですが、LHDCというBluetoothコーデックに対応していないとハイレゾで音楽を聴くことができません。そもそもLHDCというのはHuaweiが開発したBluetoothコーデックのことで、SONYが開発したLDACと違って対応スマホが少ないです。
対応しているスマホはXiaomiのスマホか、Nothing Phoneくらいですね。アップデートで対応するスマホが増える可能性もあるかもしれませんが、今のところだとLHDCを活かせる環境が限られています。
とはいえ、AACで接続していても音質や接続に問題ないのですが、どうせならLDACに対応していてほしかったです。
通話性能が高い
思ったよりマイク性能が高く、録音して聴いてみたら自分の声がクリアに聴こえました。Nothing Ear 2には左右のイヤホンにそれぞれ3つのマイクが搭載され、ノイズ低減機能もあるため、通話において違和感なく話せる性能になります。
2万円台で買えるワイヤレスイヤホンとしては通話性能が優れているので、通話用のワイヤレスイヤホンとして使うのも有りだと思います。2台のデバイスを同時に使える機能もあるので、PCで通話する時に使ったり、スマホで音楽を聴く時に使ったりする使い分けも可能。
仕事と趣味で使いたい人にとってオススメですね。
ノイキャンと外音取り込みは実用的
ノイズキャンセリングは、少ない音量でも音楽を集中して聴けるほどの強さを感じます。さすがにBoseのQuietComfose EarBuds 2と比べると劣りますが、値段を考えると悪くない性能ですね。
外音取り込みはかなり自然に聴こえますが、音声が少し遠くに聴こえる感覚はします。とはいえ慣れればそこまで気にならなくなるレベルですね。
ちなみにノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替えは、左イヤホンのつまみ部分にあるボタンを長押しするだけなので簡単に切り替えることができます。
どんな人にオススメ?
まとめ
Nothing Ear (2)はシンプルなデザインが魅力的なだけでなく、ノイキャンや音質、マイク性能など総合的に優れているワイヤレスイヤホンです。
少し性能の良いワイヤレスイヤホンが欲しい方にとってもオススメしやすいですし、なによりデザインを重視する方にピッタリのワイヤレスイヤホンでしょう。
気になる方はぜひ使ってみてください。
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