
iPadを買おうか悩んでいるけど、本当に買って後悔しないかな?
後悔した人の意見とか聞いてみたい。
そんな悩みに対して、僕が今までのiPadの購入で後悔しまくった経験を紹介します。
本記事を見て分かること
iPadの購入で後悔しないための考え方
iPadは高い買い物なので、後悔したくないですよね。
ちなみに僕のiPad使用歴は6年くらいで、それなりにiPadを購入してきましたが、実のところ後悔した経験が多いです。
今まで使用してきたiPad一覧
- iPad Pro 11インチ 第1世代
- iPad Pro 9.7インチ
- iPad Pro 12.9インチ 第2世代
- iPad Air 第3世代
- iPad Air 第4世代
- iPad mini 第5世代
- iPad mini 第5世代
これだけ買ったのに、ほとんど後悔した経験ばかりです。
しかし、失敗したからこそ気づけたこともあります。
本記事ではiPadをこれから買う予定の人に対して、「本当にiPadを買って後悔しないのか?」という疑問や不安を解消させ、後悔のないiPad生活を送ってもらいたいと思っています。
【結論】iPadで何を実現するのか考えてから購入する

iPadはスマホと違って生活必需品というわけでもなく、あっても無くてもいい道具です。
ならば、iPadを手にした時に無駄にならないためには、iPadを使って何をしたいのか決める必要があります。
例えば、下記のような例が参考になります。
- iPadを作業用デバイスとして、いつでもどこでも作業するために使う
- ブログや動画編集など、副業で稼ぐためのツールとして使う
- 車のカーナビ代わり、家族で動画視聴をする等、家庭内で共用するために使う
- 資料の閲覧や共有など、主に業務で使う
- 授業で使ったり、勉強用のノートとして使う
上記の例を見て分かる通り、iPadは様々な使い方ができる道具です。
ただ、幅広く使えるが故に抽象的な使い方になりがちになってしまい、結局どうやって使っていいか分からなくなる人が出てくるのだと思います。
そのため、iPadという道具を使って何をしたいのか明確にしておくと、理想のiPadライフを送れることでしょう。
iPadを買って後悔する人の特徴

ここからはiPadを買って後悔しやすい人の特徴を具体的に挙げていきます。
パソコン代わりにしたい


iPadは便利そうだし、パソコンみたいに使えそうだなあ
こういった感じの漠然とした期待を持ってiPadを買っても、iPadをPCの代わりとして使えないまま終わると思います。
それよりも、PCを持っていないならタブレットじゃなくてPCを買う方が無難です。
前提として、iPadはタブレットで、PCはパソコンであるということを理解してほしいです。
それぞれ役割が違い、それぞれの良さがあります。
iPadの良さ
- 直感的な操作で使いやすい
- 必要なアプリをインストールして使うだけなのでシンプルに使える
- Apple Pencilでイラスト作成や勉強ができる
- キーボードとマウスを繋げて簡易的に作業環境を作れる
PCの良さ
- 複数のタブを開けて作業するというマルチタスクがやりやすい
- フォルダやファイルの管理がしやすい
- キーボード、マウスでの効率的な作業ができる
- PCでしか使えないアプリケーションが数多くある
iPadはとにかく分かりやすく、スマホのように指だけで操作できるので万人向けのアイテムでもあります。
アプリのインストールも非常に楽だし、ゲームや動画も使いやすい。
ですが、PCのように複数のタブは出せないし、出せても2つか3つが限界だし画面も小さいです。
ファイルの管理にしても、そもそもiPadではストレージがPCより圧倒的に少ないし、外付けのストレ―ジを使うことでしか拡張できないので、最初から大容量かつ拡張が簡単なPCの方がファイル管理しやすいです。
iPadでもキーボードとマウスは使えますが、iPad向けに作られたキーボードとマウスが非常に少ない。
PCなら使えるマウスとキーボードの種類が豊富なので、自分に合ったキーボードとマウスに出会いやすく、作業効率が上がりやすいですね。
アプリケーションに関しても、最近はタブレット向けに作られているアプリは増えていますが、それでもPCでしか使えないアプリケーションはまだまだ多いです。
ポイント
iPadはPCの代わりになれないことはないが、ただ使いにくい
実際のところ、iPadをPC代わりにすることは不可能ではないですが圧倒的に使いづらい。
それに、将来的に普通に就職して働くなら高い確率でPCを使うことになるので、タブレットの使用経験が仕事で役立つ確率は少ないでしょう。
なので、iPadをPCとして使いたいなら素直にPCを買ったほうが後悔しづらいです。
エンタメ用途で使いたい

iPadは動画やゲーム、漫画などのエンタメ用途だけで使おうとしているなら、コスト面で考えて勿体ないので考え直してほしい。

iPadはエンタメ用途で使いやすいんじゃないの?
確かにタブレットは動画や漫画が見やすいです。
でも、それってiPadでもいいけど、iPadじゃなくてもいいと思うのです。
そもそもiPadは基本的に価格が高いですし、新型が出るたびに価格が高騰しやすい傾向にあるため、お金に余裕のある人か明確な用途が決まっている人じゃない限りコスパが悪いです。
それに、iPadはApple Pencilや専用のキーボードが使えるので、ブログ作成や編集作業などクリエイト向けで使うのに適したタブレットとも言えます。
なので、エンタメ用途だけで使うならiPad以外のタブレットがオススメです。
例えば、Fire HD 10というタブレットなら約20,000円で買えるのに対し、iPadは一番安くて50,000円前後します。
この価格差は大きいため、動画を見るためだけにiPadを買うのはなんだか勿体ないような気がしませんか。
それに、タブレットの選択肢はiPadだけじゃなく、OPPOやSamsung等、たくさんのメーカーからタブレットが出ています。
なにもiPadをエンタメ用途で使うなと言っているわけではありませんが、 iPadじゃなくてもコンテンツ消費に向いているタブレットは他にもたくさんあるということを知ってほしいです。
デザインが好きだから買う

iPadはデザインが良いからつい欲しくなりますよね。
ですが、デザインだけを理由に買っても使わなくなります。
なぜなら用途が存在しないからです。
スマホならデザインで買ったとしても電話やLINEなどの使い道がありますが、タブレットは「これがやりたい」という目的がないと使い道がなくなります。
デザイン目当てでタブレットを買っても、所有欲を満たすだけなのでそれは無駄な買い物になるということです。
タブレットはアクセサリーではなく、ただの道具なのです。
ただ、付加価値として好きなデザインを選ぶのであれば問題ないと思いますし、好きな色を使うことでモチベーションアップにも繋がるでしょう。
要するに、デザインを1番の購入理由にするよりは、2番目くらいに持っていく方が後悔しづらいと思います。
【具体例】後悔しないiPadの用途の決め方

iPadを買うなら用途が複数あったほうがいいですが、より具体的な用途を決めておくと、ストレージの決め方、WiFiモデルかCellularモデルを買うかの判断もしやすくなります。
まず、iPadの良い購入理由とダメな購入理由を挙げます。
良い例
外でiPadを使って編集作業や文章作成をしたい。その際、データは全てiPadで管理するつもり。
悪い例
とりあえずiPadを編集作業に使いたい。
違いが分かるでしょうか。
良い例から分かること
・外でiPadを使いたい
→Cellularモデルが適している
・編集作業や文章作成したい
→具体的な使用用途が複数決まっている
・データは全てiPadで管理したい
→ストレージは多い方がいいと分かる
これだけの理由が決まっていれば、自ずと必要なiPadのモデルや容量が分かるので、どのようにiPadを使うのかイメージしやすい。
対して悪い例を見ましょう。
悪い例から分かること
・とりあえずiPadを編集作業に使いたい
→用途は決まっているが、何の編集作業がしたいのか決まってないし、どれだけのデータ量を使いたいのかも分からない。
とにかく漠然としすぎ。
何に使うかまで決まっているなら、ストレージや通信も意識しながら具体的な用途を複数考えると、iPad選びの時に悩む時間を削れると思います。
さらに深堀りしていけば、今度はiPad Proを買うべきか、miniを買うべきか等が分かりやすくなるでしょう。
まずは何を実現したいのか決めて、そこから細かくやりたいことを仕分けしていくことで必要なiPadのスペックを決めやすくなります。
まとめ

以上がiPadを後悔しないための決め事です。
本記事で伝えたいことはこれだけ。
ポイント
iPadで何を実現したいのか決めて、さらに細かくやりたいことを仕分けするとiPadライフが捗る
もし用途が決まらないという人は、今は買わなくていいと思います。
いずれ用途が決まってから、買いに行くのが賢い選択になるはず。
iPadの購入で後悔しないか悩んだ時は本記事の内容を参考にしてみてください。