- iPhoneしか使ったことないから、Androidが気になる
- Androidを使っているけど、iPhoneに変えてみたい
スマホを長く使っていれば、少なからずAndroidとiPhoneどちらが良いのか悩むことはあるかと思います。
僕もしばらくAndroidを使っていた時期がありましたが、色々と紆余曲折して今はiPhoneに落ち着いてます。
筆者が今まで使用したスマホ
- Xperia XZ Premium
- Xperia 1
- Xperia 1 II
- Xiaomi Redmi Note 9S
- Xiaomi Mi 11 Lite 5G
- Xiaomi 11T Pro
- Poco X3 Pro
- iPhone 7
- iPhone XR
- iPhone XS Max
- iPhone 12 mini
- iPhone SE
- iPhone 13 Pro
何が自分に合うのか使ってみないと分からないことが多いと思いますが、事前に調べてみて分かることもあると思っています。
ということなので、AndoridかiPhoneで悩んでいる人に向けて、どちらが自分に合っているのかを記事にまとめてみました。
本記事の内容
- iPhoneとAndroidの比較
- Androidのメリット、デメリット
- iPhoneのメリット、デメリット
- どちらが自分に合うのか
僕が今までスマホを使っていて感じた悩みは下記になります。
- iPhoneを使っているけど本当は安いスマホを使いたい
- 安いスマホを買ったは良いけど性能が低すぎて満足できない
もしかしたら、こういった悩みを持つ方は他にもいるかと思います。
たかがスマホですが、今や日常生活に欠かせないアイテムと言えます。
長く付き合うモノなら、自分が納得できる使い方をしたいですよね。
本記事の内容は、そういった方の手助けになれるように記事を作りましたので、ぜひチェックしてみてください。
目次
【結論】好みに合わせて買う

早速の結論ですが、iPhoneとAndroidを両方使ってきた身としては、どちらを使うかは自分のこだわりとか好みに合わせるのが一番いいと思います。
例えば
- デザインや高級感、同社製品の連携力が魅力と感じるならiPhone
- SDカードを使用して好きなだけファイルを管理したい、自分でカスタマイズをしてみたいならAndroid
こういった感じで分けれます。
ちなみに僕は両方使っていて、こういった感じに使い分けている。
メインスマホ
⇨iPhone 13 Pro
基本的に連絡やカメラはメインスマホで行う。
サブスマホ
⇨Xperia 1 II
音楽再生と動画再生に使用。
完全にエンタメ用として使っている。
家ならXperia 1 II、外ではiPhone 13 Proという使い分けです。
iPhoneをメインで使う理由は全体的に動作が軽かったり、機種変更しても引き継ぎが楽だからです。
あとはデザインが好きです。
Xperia 1 IIをサブにしている理由は、iPhoneよりもイヤホン音質が良かったり、動画再生時の画面が大きいという利点があるので、iPhoneだと不満に感じる部分を補うという形で使用しています。
Androidをメインで使っている時期もありましたが、機種変更するたびに使うスマホに悩んだり、次々に新しいスマホが出てきて目移りしまくってしまうので、年に1回ペースで新型が発売されるiPhoneを使うのが精神的に楽だと気付いてiPhoneをメインにしました。
スマホ選びにおいて値段はそこまで気にしていないので、値段が高くてもiPhoneを使いたいので使っています。
Andoridにハマりだすと海外のスマホにも興味が向いてしまうので物欲が止まらなくなりますね
もし両方とも使うなら、どちらをメイン、サブにして役割を分けるかまで決められるかが理想になります。
そもそも1台で事足りるならその方が良いですが、現状のスマホに不満があったり、機種を変えたいと思う方に向けてもう少しiPhoneとAndoridを深堀りしていきたいと思います。
ちなみにカメラ性能に関しては、大抵はiPhoneのカメラを使っておけば無難だと思っています。
ですが、Androidのハイエンド機種だと細かい調節までできたり夜景撮影に優れていたり等、iPhoneよりカメラ性能の高いAndroid機種もそれなりにあるのでカメラにこだわりを持ちたい方はAndroidの方が撮影を楽しめるかもしれません。
iPhoneとAndroidの比較表
iPhone | Android | |
---|---|---|
メーカー | Apple | SONY、Google、Samsung等 |
OS | iOS | Android OS |
価格 | 安くて5万円から | 1万~3万円など安いモデルも多数 |
性能 | 基本的に高い | 低価格の端末だと性能は低い |
イヤホンジャック | なし | あり(含まれないモデルもある) |
SDカード | なし | あり(含まれないモデルもある) |
サポートメーカー | オンライン 店舗は複数あり |
オンライン 店舗は少ない |
セキュリティ | 高い | Appleに比べて低い |
電子決済 | Apple Pay | おサイフケータイ |
OSの違い
iPhoneならiOS、AndroidならAndroid OSというOSで別れています。
このOS(オペレーティングシステム)というものは簡単に言うと、デバイスを操作するための脳みそみたいなもので、例えば何かしらのアプリを起動する時も、OSが働いているから簡単に起動できているわけです。
じゃあそれぞれのOSの違いは何なのか?という話ですが、思いつくところで3つ違いがあります。
- OSによるアプリの対応
- 操作の違い
- ゲームのやりやすさ
それぞれ解説していきます。
OSによる対応アプリの違い
OSが違うということは、使えるアプリもiPhoneとAndroidで変わってきます。
例えばiPhoneのApple Watchを管理するアプリとか、AppleデバイスをGPSで「探す」アプリとか、iMOVIEなど編集ソフトがAndroidでは使えません。
(OPPOなどのメーカーのスマホによっては似たようなアプリを標準で使えるようにしているところもあります)
Androidの場合、Googleが開発しているアプリを主に扱っていますが、Google系のアプリはiPhoneでも使えたりしてOSの縛りがないです。
さらに、Androidはブラウザ経由でアプリをインストールすることができるのもiPhoneにないメリットとも言えます。
ですが、Google Play経由をしないでインストールするアプリはセキュリティ面で不安なものもあったりするので、常に安心してアプリを使いたいのであればApp Storeのように厳しい審査を通って登録されたアプリを使う方がいいので、iPhoneを使う方が安心できるでしょう。
操作の違い
AndroidからiPhoneに変えて真っ先に気づくことと言えば「戻るボタンが無い」ことでしょう。
それくらいAndroidユーザーからしたら戻るボタンは大事な存在だったりします。
なぜiPhoneに戻るボタンが無いのかと言うと、iPhoneの操作は直感的にできるためにジェスチャー操作を取り入れているからです。
画面を左にスワイプすれば前のページに戻ったり、ホームバーを上にスワイプすればホーム画面に戻れたり、すべての操作を直感的に行えるんです。
最初のうちは操作が分からなくて戸惑うんですが、慣れると本当に快適だと思います。
対してAndroidは画面の一番下に常にバーが設置されていて、このバーにある戻るボタンとホームボタン、タブボタンを押して操作しています。
iPhoneが直感的ならAndroidは視覚的に操作しやすいといった感じです。
とはいえ、Androidも設定を変えれば同じようにジェスチャー操作できてしまのですが、個人的にAndroidのジェスチャー操作はiPhoneほどスムーズにできないので使っていないです。
ゲームのやりやすさ
OSによってゲームなど重たいアプリを使う場合の挙動も変わってきます。
よくiOSとAndroidの比較動画でゲーム起動時間を比較されるとき、大抵iPhoneの方が起動が早いです。
なぜかと言うと、大体のゲームはiOS側で最適化されているので起動時間もあまり待たずにプレイできますし基本的にカクつくこともないからです。
Androidの場合だと、機種によってゲームが上手く動かないなど不具合が起きやすいのであまり安定しない印象です。
なので、ゲームを快適にプレイしたいなら基本的にiPhoneの方がいいでしょう。
そうは言っても、Androidでも最近はゲームも普通にプレイできる機種が増えているのでよほどスペックが必要なゲームをしない限り両者の差はあまり気にならないと思います。
Androidの良いところ
・安くて使いやすいモデルが多い

AndroidはiPhoneに比べて安く端末を購入できるので、とにかく安いスマホが欲しい方にはオススメできます。
例えばXiaomiのRedmi 9Tは1万円台で購入できますが、値段の割にカメラ性能やバッテリー性能も高いのでスマホにこだわらないという人には丁度良いと言えます。
他にも、3万円台でコスパの良いスマホも販売されています。
特にXiaomiのスマホはコスパの高い製品が多いので、安くて性能の良いスマホを紹介してくれと言われたらXiaomiをオススメします。
iPhoneの場合、SE以外のモデルは基本的に値段が高いので手が出しづらいかと思いますが、Androidであれば1万円台から購入できますし、3万円くらいのスマホであれば日常使いで文句ないレベルのスペックのスマホが増えているので格安やコスパを求める方にAndroidはオススメです。
・サイズやデザインのバリエーション豊富

Andoridはサイズの小さいモデルから大きいモデル、様々なデザインがあり種類豊富です。
そのため、iPhoneのサイズ感とデザインが気に入らないという方でもAndoridなら自分に合うものを見つけられるくらいの選択肢の多さがAndoridにはあります。
小さいスマホが好きならZenfone 8だったり、大きくて軽いスマホが良ければXiaomi Mi 11Tという、様々な種類のスマホがあります。
もし見た目を軸にスマホを選ぶのであれば、Andoridは数が多いので自分の理想のスマホに出会える確率は高いと思います。
・SDカードやイヤホンジャックが使える等、ニーズに応えている製品が多い

今のiPhoneにはSDカードやイヤホンジャックが付いている製品は存在しないので、それらを求める方は必然的にAndroidを選ぶでしょう。
個人的にはあっても無くてもどちらでも良いと思っていますが、Androidの場合はそういったニーズに合わせて作られたスマホが多いイメージです。
例えば音質と画質に特化したスマホだったり、カメラ性能に特化したスマホ、ゲームに特化したスマホなど様々な製品があります。
代表的なところで言えば
音楽や映像を楽しみたい
→Xperia
綺麗な液晶画面で写真や映像を見たい
→AQUOS
カメラ性能にこだわりたい
→Galaxy、Xperia、Pixel
ゲームを快適に遊びたい
→Asus、Xiaomi
こういった感じで、メーカーごとに得意なものがあるのでそれに合わせて購入できるのが良いところです。
僕の場合、音質を求めてXperia 1 IIを購入したので、何かしらの機能にこだわるという人はAndroidを使う方が満足度は高いかと思います。
Androidの悪いところ
・機種によって使い勝手が違う
Androidは様々な製品がありますが、同じAndroidでもメーカーによって特徴が全然違ってたりします。
例えばメーカー独自のOSを使う機種もあるので、別のメーカーのスマホに機種変更した時に操作に慣れるのに時間がかかってしまいます。
他にも物理ボタンの数が違っていたり、カメラの操作が全然違う等、戸惑う場面というのが必ず出てきます。
その点、iPhoneは新型に変えても基本的な操作が変わることもないので誰もが安心して使える設計と言えます。
・サポートが弱い
大手キャリアで購入したスマホであれば、docomoショップ等に行けば困りごとを解決できますが、通販で購入したものや格安で購入したスマホの場合、ある程度のトラブルは自力で対応することになります。
iPhoneの場合、大手キャリアでの購入とは関係なしにApple Storeがあるので店舗やオンラインでサポートを受けれて便利ですよね。
Androidの場合だと、そもそもメーカーの店舗が少なすぎるので現地でのサポートは難しいですし、格安で購入したスマホだとオンライン対応がほとんどなのですぐに対処してくれないパターンが多いです。
なので、万全なサポート体制が欲しいという方においてはiPhoneの方が安心して使えるでしょう。
逆にトラブルがあっても自分で調べて対応できるくらいの自信がある方はAndroidでも問題なく使えるはずです。
・アクセサリーが少ない
AndroidからiPhoneに乗り換えて感動したのがアクセサリーの種類豊富さです。
それくらいAndroidはアクセサリーが少なすぎます。
機種によってはケースすら売っていないこともあるので、基本的に通販で購入するしかないです。
個人的にケースはデザインが良いものを使いたいと思うタイプなので、そういう意味ではAndroidはiPhoneほど良いデザインのケースは揃っていないイメージがあります。
もしケースや見た目にこだわりたいと思う人はiPhoneを使うのが無難です。
iPhoneの良いところ
・基本的に動作がサクサク

今販売されているどのモデルを使っても、動作がサクサクしています。
廉価版のiPhone SEですらAndroidのハイエンドモデルと張り合えるレベルなので、性能面での心配は必要ないくらいです。
その上、ジェスチャー操作も滑らかなので直感的な操作も楽にできます。
アプリの起動も遅いと思ったことがないので、使っていてストレスをあまり感じないのがiPhoneのメリットと言えます。
・Apple製品同士の連携が便利

Apple好きの人はiPadやMacBook等、周辺のデバイスもApple製品で固めている人が多いと思いますが、それは機能的な面でメリットがあるからです。
iPhoneで初期から入っているアプリ(メモ、メール、写真等)はiPad、MacBookでも同じAppleアカウントでサインインすればアプリの内容が常に同期されるので連携が非常に楽です。
例えばiPhoneで撮った写真は自動的にバックアップされるので、特に操作することなくiPadでも撮った写真を見ることができたり、他にもiPadでメモを書いたらその内容がiPhoneでも見れることもできます。
こういった感じで特に意識することなくデータの共有ができるのでデバイスをAppleで揃えるメリットは意外とあります。
・サポートが手堅い
困ったことがあれば大抵Apple Storeに行けば解決できます。
しかも、Apple Storeの店舗数は国内に10店舗ほどあるので数としては多いのかなと思います。
過去に購入したiPadが初期不良で起動しないことがあったのですが、Apple Storeに行って相談したらすぐに新品と交換してくれた経験があったので、サポートに関しての信頼度は非常に高いです。
店舗に行かずとも、オンライン上でも電話やチャットで相談できるのでサポート関連は充実していると言えます。
iPhoneの悪いところ
・値段が高い
最新のiPhone 13シリーズで一番安いiPhone 13 miniでさえ8万円からの購入なので明らかに価格が高いです。
その割に国内のiPhoneシェア率がAndroidより高いようなので、ブランド力の強さを感じられますね。
安いモデルでiPhone SEはありますが、個人的に画面の小ささとバッテリー持ちの悪さが不満なので、それを改善したモデルが出ればそちらを購入していると思います。
やはり値段においてはAndroidの方がコスパ面で良い製品も多いですし、格安で買えることも多いので値段を重視するならAndroidを購入した方がいいでしょう。
OCNモバイルONEやIIJmio等の格安キャリアではAndroidのスマホをセット購入で安く販売しているので、より安くスマホを購入したい方にオススメです。
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・SDカードに対応していない

最近はクラウドでデータ管理ができるのでそこまで不便ではありませんが、iPhoneで大量の写真を撮影したり音楽を入れたりするとすぐに内部ストレージが無くなるので、こういう時はSDカードが欲しいと思います。
iPhoneで1TBくらい保存できるストレージのモデルはありますが、それだと値段が高すぎて流石にキツイですよね。
クラウドで管理できるのも良いですが、完全なオフライン状態でもストレージを拡張できる手段があるに越したことはないと思うのでSDカードは割と重要なのかなと思います。
・端末数が少ない

極端に言うならサイズの大きい、小さいくらいの違いしかない機種の展開をしているのでどのモデルを購入してもそこまで違いがないです。
カメラ性能やバッテリー持ちは明確に違いがあったりしますが、それくらいの差になります。
Androidの場合なら自分の求めるものが明確であるほどそれに見合った端末に出会いやすいくらい機種は豊富です。
もしiPhoneの中で指紋認証が使える機種が欲しいとなると、iPhone SEしか選択肢がないので選択肢の少なさはデメリットにも捉えられます。
まとめ

Androidに向いている人
- カメラ、音質、ゲーム等の何かしらの機能に特化したスマホが欲しい
- 安くスマホを使いたい
- SDカードを使いたい
iPhoneに向いている人
- とにかく簡単に使いたい
- 品質やサポートを重視する
- Appleデバイスで揃えたい
iPhoneとAndroid、どちらが良いのか悪いのかというよりは自分の使いやすい方と好きな方で選ぶしかないと思います。
今までAndroidとiPhoneを使っていて、性能面での優劣は多少感じられましたが、普段使いにおいては正直どちらでも良いのかなと思いました。
ですが、ゲームやカメラ等、このアプリを使う上で使いやすい機種にしたいといった要望が生まれてくると、次の機種はこんな機種に変えたいというイメージが湧いてきますよね。
値段を重視するのか、メーカーを重視するのか等、人によってこだわるポイントが違うと思いますので自分が何にこだわるのかを明確にしておけば自ずと欲しい機種が見つかるでしょう。
スマホ選びで悩む方は、今回紹介したiPhoneとAndroidの違いを理解しつつ自分の好みに合う機種を選んでみてください!