ワイヤレスイヤホン

【SOUNDPEATS Capsule 3 Proレビュー】オシャレかつ高音質なワイヤレスイヤホン

2023年10月31日

Capsule 3 Proの総評

総合評価:

音質:

機能性:

近未来的なスケルトンデザインが特徴的な「Capsule 3 Pro」。SOUNDPEATSは毎度ながらコスパの高い製品が多いですが、今作はオシャレなデザインも見どころ。音質も進化しているので、コスパを求める方におすすめ。

低価格なワイヤレスイヤホンというと、音質はそんなに良くないというイメージをお持ちじゃないでしょうか。確実に品質の良いモノを使いたいなら、3万円以上するワイヤレスイヤホンを購入するのが間違いないと思います。

ですが、本記事で紹介するCapsule 3 Proは、値段の安さを感じさせないほど音質が良いワイヤレスイヤホンです。

僕は普段からBose QuietComfose EarBuds 2という3万円台のワイヤレスイヤホンを使っていますが、音質だけならCapsule 3 Proでも負けていないように感じました。

それだけ音質が優秀なので、そこそこ音質にこだわりがあるけど、高価なワイヤレスイヤホンを買うほどじゃないという方に刺さる製品だと思います。それでいて定価が8,480円なので、非常にコスパの高いワイヤレスイヤホンとなっています。

本記事では、しばらくCapsule 3 Proを使ってみた感想を紹介していきます。

メリット

  • 高価なワイヤレスイヤホンにも迫る音質に驚く
  • 思ったよりノイズキャンセリングが強い
  • 近未来感のあるデザインがカッコいい
  • 十分すぎるバッテリー持ち

デメリット

  • 外音取り込みは微妙

本記事はメーカー様より提供品を受けて作成しています。

Capsule 3 Proの特徴

ポイント

  • LDACコーデック対応で、ハイレゾ音源の再生が可能
  • 充電ケースを合わせれば最大52時間使えるロングバッテリー
  • イヤホン単体で最大8時間の再生が可能
  • 最大43dBのノイズ低減が可能なノイズキャンセリング搭載
  • 12mmドライバー採用で奥深い低音を楽しめる
  • 近未来感あるクリアなデザイン
  • Bluetoothバージョン5.3
  • AAC,SBC,LDACに対応
  • 専用アプリ対応でイコライザー調整が可能
  • イヤーピース、充電ケース付属

Capsule 3 ProはLDAC対応ということなので、対応スマホであれば接続時のコーデックでLDACを選べます。(基本的にiPhoneはLDAC非対応で、Androidでも一部の機種はLDACに対応していません)

今回ご提供いただいたCapsule 3 Proのカラーはクリアで、スケルトンデザインとなっています。シンプルにかっこいいので、ひと味違うデザインのワイヤレスイヤホンを求める方にビッタリですね。

本体下側にUSB-Cポートとペアリングボタンがあります。ボタンを長押しすればペアリング待機状態になります。

付属品の中にイヤーピースが含まれているので、自分に合ったイヤーピースを選べます。

重さに関しては、イヤホン単体で約4g、ケース込みで約50gなので大して重たい印象はありません。

イヤーピースについて

Capsule 3 Proは通常のワイヤレスイヤホンで使われている円形のイヤーピースではなく、楕円形のイヤーピースを使用しています。そのため、円形のイヤーピースを使おうとしても耳にフィットづらいかもしれません。

とはいえ、付属のイヤーピースでもフィット感が良いですし、耳に違和感を感じるといったこともないので使いやすいです。

Capsule 3 Proを使用した感想

高価なワイヤレスイヤホンにも迫る音質

音質は今まで使っていたSOUNDPEATSイヤホンよりもずっと解像度が高くなっており、音質の進化を感じました。

SOUNDPEATS Mini Pro HSもLDAC対応で1万円以下ですが、それよりも音質は優れていますね。特に低音に深みがあって、1万円以下のイヤホンとは思えない迫力を感じました。

中音や高音はハッキリとしていて聴き心地の良いサウンドなので、全体的にバランスが良いです。ロックやアニソンを聴いてみましたが、いずれも相性が良いと思います。

LDACをオンとオフの両方で聴きましたが、大きな違いは感じないレベルなので、iPhoneユーザーでも楽しめるサウンドです。

デフォルトだとフラットな音なのですが、アプリをインストールしてイコライザーを電子音にするとメリハリのあるサウンドになって良きです。

思ったよりノイズキャンセリングが強い

結論としては、1万円以下のワイヤレスイヤホンと考えれば十分と言える性能です。

最大43dBのノイズをカットすることができると記載されていたので、バスや電車で試してみました。

バスの走行音はなかなか軽減できていますが、車内アナウンスの音やドアの開閉する音はしっかり聴こえるレベルです。
電車の走行音は、それなりに遮断できていると感じました。

Audibleのような音声だけのコンテンツを聴く時だと、周りの音もそれなりに聴こえてしまうので、結果的に音量を上げないとキツイ状態ですね。

とりあえず音楽を集中して聴くのに困らないレベルのノイキャンですが、人混みのある場所の騒音だと厳しいといったところです。

それにしてもバスや電車で音楽をしっかり聴けるレベルまでノイズキャンセリングが強いことに驚いたので、価格を考えたら優秀と言える性能です。

近未来感のあるデザインがカッコいい

まるでSF映画に出てきそうなデザインが心躍りますね。バッテリーケースとイヤホン共にスケルトンデザインという感じで、透明感のあるデザインや白色が好きな方は気に入ると思います。

ケースがコンパクトなので、ポケットに入れても邪魔くさいと感じないのはメリットですね。

十分すぎるバッテリー持ち

Capsule 3 Proは本体で最大8時間、ケース込みで52時間も使える大容量バッテリーです。LDACで接続するとバッテリーの減りが早くなってしまうのですが、それでも余裕を感じるバッテリー持ちです。

長時間再生したい方や、あまり充電せずに使いたい方におすすめです。

外音取り込みは微妙か

唯一気になったのは外音取り込みです。使えないことはない性能ではありますが、個人的には音がこもって聴こえるので使いづらいと感じました。

例えば、コンビニで店員の声は聴こえますが、それが辛うじて聴こえるレベルです。個人的には日常的に使いづらいと感じました。

専用アプリについて

専用アプリはAndroidとiPhoneの両方でインストールすることができます。

SOUNDPEATS

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アプリでは下記の設定ができます。

  • イコライザーで音質の調整
  • ノイズキャンセリングなどのモード変更
  • ゲームモードをONにすれば低遅延になる
  • タッチキーをワンクリックで反応しないようにする

イヤホンと接続した状態でアプリを開くと画像のような画面になります。

本体のバッテリー確認をすることができ、左下のマークをクリックすると設定画面に入ります。

アダプティブイコライザーでは、アプリ内でテストを行い、結果によって自動的にイコライザーの値を設定してくれます。

もっとざっくり設定したいという方はプリセットを変えるのも有りです。

もちろん、細かく調整することも可能です。

低価格で圧倒的な音質を求める方におすすめ

Capsule 3 Proは定価8,480円という、1万円以下のワイヤレスイヤホンにも関わらず優れた音質とノイズキャンセリングを提供してくれます。

安いワイヤレスイヤホンに不安を感じる方や、音質に期待できないという方でも、Capsule 3 Proを使えば想像以上の音質に驚くでしょう。

SOUNDPEATS製品は1年間の保証と30日間以内の返金保証がありますし、Amazonならクーポンが発行されるタイミングが多いので、気になる方はチェックしてみてください。

  • この記事を書いた人

ヤマ

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