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【EBL MP500レビュー】500Wの大容量バッテリーを搭載したポータブル電源を使ってみた

2023年10月13日

気軽に使えるポータブル電源を探している方におすすめなのが「EBLポータブル電源MP500」です。

EBLのポータブル電源はコンパクトで持ち運びやすく、キャンプや車中泊で活躍します。

それだけでなく、災害時に使える予備のバッテリーとしても役立つので、一家に一台あると助かるでしょう。

とはいえ、僕はアウトドアを趣味にしていないので、インドア人間でもポータブル電源は役立つのか?という観点でレビューしていきたいと思います。

ポータブル電源に興味のある方はチェックしてみてください。

本記事はメーカー様より提供品を受けて作成しています。

EBLポータブル電源MP500の特徴

  • 大容量の519Wh/140400mAhのバッテリーを搭載
  • 最大10デバイスへ同時給電可能
  • ACコンセント×2
  • DCコンセント×3
  • USB-A(QC3.0対応)×3
  • USB-C(PD60W出力)×1
  • 10Wのワイヤレス充電に対応
  • ソーラーパネルで充電可能
  • 静音冷却ファン付き
  • LEDライト搭載
  • 重さ約6.8kg

MP500は500Whまでの出力をする家電に対応できるので、小さい家電製品であれば軒並み給電できるでしょう。

複数デバイスの同時給電も可能ですし、ワイヤレス充電もできるのでスマホの充電も簡単にできてしまいますね。

このマークの上に置くだけで充電できます
QI充電に対応していれば充電可能

主にアウトドアで活躍する製品だと思いますが、万が一の時に使える予備電源にもなりますし、自宅でも役立つと思います。

ただ、使いたい家電がどのくらいの出力か事前に確認しておかないと、いざポータブル電源を購入したけど給電できないということもあるので、注意が必要です。

EBLポータブル電源MP500のスペック

機器の使用時間の目安

基本的に500Wに収まる家電なら給電できるので、幅広いデバイスに使えますね。

ただ、ドライヤーや掃除機だと500Wを超える製品が多いので注意が必要です。

充電方法

充電については取扱説明書に詳しく記載されています。

手っ取り早く充電するならコンセントを使う方がいいと思いますが、別売りのソーラーパネルがあれば太陽光で充電できますし、12Vのシガーソケットを搭載した車でも充電できます。

ソーラーパネルとシガーソケットを使うなら説明書をよく確認しておくとよいでしょう。

MP500を充電するための機器は付属品にあるので、それらを使っていきます。

MP500は基本的に電源ボタンをONにしてからじゃないと出力しない仕様になっています。

あと、ポータブル電源を充電しながら他のデバイスを充電するというパススルーに対応しています。

過負荷になると自動的に停止するので、安全に使えますね。

試しに色々と充電してみた

どれくらい繋いでも大丈夫なのか試すために、下記の製品をMP500に繋いでみました。

  • サーキュレーター
  • 小型の空気清浄機
  • コンパクトデジタルカメラ
  • ワイヤレスイヤホン
  • LEDライト

上記の全てを繋いだ状態でおよそ50Wの出力なので、かなり余裕でした。

50Wくらいならだいた約10時間で500Wくらいの消費になるので、長時間は使えますね。
そもそも持続して使う家電(テレビや冷蔵庫)だとポータブル電源ではバッテリーが持ちませんが、一時的に使う製品であればバッテリーが十分に持つので、使う製品は選んだ方がよいでしょう。

ちなみに、よく使うであろう電気製品の消費電力一覧は下記のサイトで確認できますが、だいたいの家電製品は500W未満の消費で使えるようです。
ただ、キッチン家電は軒並み500W以上の消費電力になってしまうので、MP500だと力不足になってしまいます。

500Wだと少ないのかと思っていましたが、意外と余裕ありますね

EBLポータブル電源MP500を使ってみた感想

コンセント代わりとして使えて便利

僕みたいにガジェットを多く所持していると、何かとコンセントを使うことが多いのでコンセントの空きが全然ない状態です。

そんな時にポータブル電源があると便利だと感じますね。

例えば年中使うわけでもないけど、空気の循環を良くしたい時や洗濯物を乾かす時に使うサーキュレーターなんかも、MP500でコンセントに繋いで動かせます。

他にも、間接照明を使いたい時にコンセントが必要なタイプならMP500に繋いで動かせますね。

常時使わないけど、使いたい時に使いたい家電やガジェットがある場合、MP500がコンセント代わりになるので便利だと思います。

ガジェット系の充電に役立つ

例えば、頻繁に使わないけどたまに使うガジェットの給電をしたい時に役立ちます。

物撮りで使うLEDライトの給電やMicro USBのガジェットを充電する時など、使用頻度が低いけど充電が必要になるガジェットの充電に使えます。

なので、ポータブル電源があるとかゆいところに手が届く状態になりますね。

それに、ワイヤレス充電もできるので、対応したスマホのワイヤレス充電もできますし、Type-Cなら60Wの急速充電もできて便利です。

こまめに充電が必要なガジェットでも、MP500があれば事足りる気がしますね。

本体のパネルでバッテリーの出力状況を確認できるので、ちゃんと充電できているかも分かります。

ポータブル電源の充電に時間がかかる

MP500は大容量バッテリーなので、充電にも時間がかかってしまいます。

公式サイトにも記載されている通り、満充電にかかる時間は7〜8時間なので、かなり時間が必要になります。

しかも、ACコンセントで充電しているとアダプターがどんどん熱を帯びていくので、なんだか心配になりますね。

とはいえ大容量のバッテリーを充電しているので、仕方ないといえば仕方ないです。

一気に充電させようとすると時間がかかるので、なるべくこまめに充電しておく方がよさそう。

車を所有していない人だと使うシーンが少ないかも

MP500は比較的コンパクトですが、これを持ち歩くのは流石に疲れる重さだと思います。

車を使って持ち運ぶならまだしも、電車やバスで持ち歩くのはキツいですね。

なので、基本的に車で移動する人とかじゃないとポータブル電源を外で使うことは少ないんじゃないでしょうか。

家だけだと手持ちの充電器やコンセントが揃ってある場合は使うシーンが少なくなりそうですし、やはりポータブルなところを活かせないと使いづらいと感じるかもしれません。

まとめ

ポータブル電源を初めて使ってみましたが、想像以上に役立つ製品だと思いました。

キャンプなどのアウトドアで真価を発揮すると思いますが、自宅で使うだけでも役に立つでしょう。

ガジェットを多く所持している人や、コンセントが足りていない人にとってもおすすめできます。

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ヤマ

気になったガジェットをレビューしたり、デスク環境を快適にするための情報を発信。月間7万PVほどのガジェットブログ「ガジェフロ」を運営しつつ、Webライターとしても働いています。
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