日々のデスクワークにおいて肩凝りは天敵とも言える存在。そんな肩凝りを軽減してくれるマウスとして有名なのがトラックボールマウスです。
私はこれまでロジクールのトラックボールマウスを使ってきましたが、どうも細かいところに不満を感じていました。
例えばボールの取り出しが面倒だったりBluetooth接続が1台しかできなかったりと、機能性が少し物足りません。
もっと使いやすいトラックボールマウスを求めて辿り着いたのが、ケンジントンのPro Fit Ergo TB450です。
ケンジントンだけの特許技術により、ワンボタンでボールを取り出せるのが魅力。さらに最大3台のデバイスとワイヤレス接続ができます。
そんなPro Fit Ergo TB450を使った感想を紹介するので、よければ見てくれると嬉しいです。
エルゴノミクス型だから手が疲れにくい
本体は45°の傾斜がついており、自然な角度を維持したまま使えるエルゴノミクスデザインとなっています。通常のトラックボールマウスだと手首を捻って掴む形になりますが、TB450は握手したときの手の角度で使えるのがメリット。
地味な違いですが、使ってみるとこの角度が楽ということに気づけました。
通常のトラックボールマウスでも楽に作業できますが、さらなる快適を求めるならエルゴノミクスデザインの方が使いやすいですね。
とはいえトラックボールマウスに共通するデメリットとして、細かいポインター操作が苦手なところは変わりません。そういった動作をしないのであれば、TB450は快適に作業できるので便利です。
最大3台の接続ができる上に切り替えが分かりやすい
Bluetoothで2台、USBレシーバーで1台と、最大3台のデバイスを接続可能。しかも接続先がディスプレイ表示されているのは地味にありがたい。
切り替えはペアリングボタンを押すだけだから簡単。ちなみにぺアリングモードはペアリングボタン長押しでできます。
PCだけでなくタブレットで作業する自分にとって使いやすいマウスとなっています。
ボール掃除がとても簡単
ロジクールのトラックボールマウスを使っていた方は、ボールの取り出しが面倒だと感じたことはないでしょうか。私の場合、ペンを使って押し出したり小指を差し込んだりしてボールを取っていました。
しかし、TB450はワンプッシュでボールを取り出せる便利仕様になっています。
これはケンジントンの特許技術となっており、ケンジントンのトラックボールマウスしかできない機能です。
個人的には他のトラックボールマウスも同じように簡単に取り出せたらと思いますね。
とにかくメンテナンスが楽なので、ボールの取り出しを簡単にしたい方へおすすめ。
専用ソフトウェアで使いやすく設定できる
WindowsかMacで使用できる「KensingtonWorks」というソフトウェアをインストールすることで、細かい設定が可能です。
例えばマウスのボタン割り当てを変えたりポインターの速度を変えたりと、普段の操作をやりやすくできます。
加速を有効にすると、少しの力でポインターの移動を加速できます。といっても慣れが必要になってくるので、違和感を感じやすいかも。
慣性スクロールをONにすると、タッチ操作のようにスクロールできます。要するに、ホイールの回転を止めたときにピタッと止まるのではなく、わずかに動いてから止まります。使いやすいと感じるかどうかは使う人次第という感じの機能です。
ロジクールのマウスと比較してみた
ロジクールのM575Sと比較してみたところ、TB450はロジクールで感じたデメリットのほとんどを解消できることが分かりました。
トラックボールの取り出し、傾斜の有無、ペアリング情報の表示などTB450の方が細かいところに好感を持てます。
トラックボールマウスとして使う分にはどちらも使いやすいことを考えると、価格の安いM575Sは初心者向けと言えます。
それでもTB450の方がメリットは多いので、多機能なトラックボールマウスを求める方におすすめです。
手の小さい人だと持ちづらいかも
写真で見る以上に本体が大きいので、手が小さい人だと持ちづらいと感じるかもしれない。
というのもサイドボタンが端っこにあるので、人差し指が届きづらい可能性はあります。
それにエルゴノミクスデザインだと通常のトラックボールマウスと違い、頂点が高いせいもあって指が届きづらくなってしまうのでしょう。
この手のトラックボールマウスは小さいサイズの製品が少ないので、手の小さい人向けの製品があってもいいと思いました。
少しでも快適に作業したい方はPro Fit Ergo TB450がおすすめ
どんな人におすすめ?
- 傾斜のついたトラックボールマウスを使いたい
- メンテナンスしやすいトラックボールマウスが欲しい
- 使いやすいトラックボールマウスに買い替えたい
TB450は初心者でも使いやすいクオリティとなっています。それだけでなく、既にトラックボールマウスを使っているユーザーの買い替え先としてもおすすめ。
値段は少し高いと感じるかもしれませんが、確実に日々の作業を快適にしてくれます。
また、ロジクールのトラックボールマウスと比較した記事を書いたので、併せてチェックしてみてください。
ケンジントンTB450とロジクールM575を比較!使いやすいトラックボールマウスはどっちだ?
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ちなみにぺリックスの34mmならボールの交換ができるので、好きな色を使いたい方におすすめ。
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