トラックボールマウス界隈で大人気のロジクールM575。そんなM575よりもコスパの高さが際立つケンジントンTB450というトラックボールマウスもあります。
どちらも使っている筆者からすると、TB450の方がめちゃくちゃ使いやすいです。テレワーク用のトラックボールマウスとして、現在もTB450を使っているほど気に入っています。
そこで、本記事ではTB450の何が優れているのか?というところをM575と比較してみました。どっちのモデルを選ぶか悩む方は参考にしてください。
TB450が優れているところ
トラックボールのメンテナンスが簡単
ケンジントン製のトラックボールマウスにはボール取り出しボタンが搭載されています。押すだけでトラックボールを外せるため、簡単に掃除できるのがメリットです。
しかも、このトラックボール取り出しボタンは特許取得済みなので、ケンジントンだけの技術となっています。ボールの取り出しにストレスを感じている方は、ぜひ試してみてほしい。
DPIをボタンで調整できる
TB450は、背面のボタンを押してDPIを400、800、1200、1600という4段階の数値に変更できます。DPIの数値が大きければ大きいほどポインタが速く動きます。
例えば、4Kの31インチモニターで操作するときは1200、フルHDの27インチモニターなら800といった感じで分けると、それぞれ快適な速さで操作できます。
解像度と画面サイズによって、最適なポインターの速さは変わるので、用途に応じてDPIを変更できるのは地味に便利です。
最大3台のデバイスに接続できる
Bluetoothで2台、USBレシーバーで1台なので、最大3台のデバイスと接続できます。一方、M575はBluetooth1台とUSBレシーバー1台しか接続できません。複数デバイスに接続して使いたいなら、TB450の方が有利です。
カスタマイズ性が高い
M575も専用ソフトウェアでカスタマイズできますが、TB450の方が細かく設定できます。ポインター操作に加速を入れたり、スクロール操作に慣性を入れたり細かく設定できます。
ボタンに対してショートカットを割り振りできるところは両者も同じです。とはいえ、ポインターやスクロール速度を細かくしたいならTB450の方が使いやすい。
M575が優れているところ
本体カラーにホワイトがある
TB450とは違い、M575にはホワイトカラーがあります。TB450はブラックしかないので、良くも悪くも普通です。白色のトラックボールマウスが欲しいなら、M575を購入する価値はあると思います。
本体サイズがコンパクト
TB450とM575を比べると、TB450の方が大きいです。TB450はサイドボタンの位置が高いので、人によっては操作しづらいかもしれません。
M575は一般的なマウスと同じようなデザインなので、手に馴染みやすい印象です。
フィット感は好みが分かれる
フィット感はTB450の方が好きです。本体が傾斜になっているので、握ったときの角度が快適。
ただ、右クリックと左クリックの位置が高いので、手が小さい人だと操作しづらいかも。トラックボールマウスはフィット感が重要なので、直感的に使いやすいと感じた方を選ぶのも有りです。
【結論】ケンジントンの方が使いやすい
機能性やコスパを考えたら、圧倒的にTB450の方がおすすめです。
確かにM575はトラックボールマウスの中でも人気だし、初心者におすすめできます。ただ、それ以上にTB450が優秀すぎる。既にM575を持っていて、替えのトラックボールマウスを探している方は、ぜひ使ってみてほしいです。
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