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キーボード・マウス

ロジクールを越えたかも?高コスパのトラックボールマウス「ProtoArc EM01 NL」をレビュー

2024年6月25日

トラックボールマウスといえばロジクールを思い浮かべる人が多いはず。私も以前に「Logicool M575S」を使っていたのですが、クリック音が目立ったり同時接続できるデバイスが少なかったりと、少々の不満はありました。

そんなデメリットを解消しつつ、ロジクールのトラックボールマウスよりコスパの高さを感じる製品が「ProtArc EM01-NL」です。6千円前後でありながら3台のデバイスに同時接続できて、DPI調整や角度調整、静音ボタンなど機能がてんこ盛り。

初めてトラックボールマウスを使う人にもおすすめ。そんな「ProtArc EM01-NL」を使ったレビューをしていきます。

本記事はメーカー様より提供品を受けて作成しています。

ProtoArc EM01 NLはどんな人におすすめ?

  • コスパの高いトラックボールマウスを使いたい
  • 複数デバイスで使いたい
  • 静かなクリック音の方がいい

ProtArc EM01-NLはコスパの高さが際立つトラックボールマウスです。USBレシーバー×1とBluetooth×2で合計3台のデバイスを同時接続できるのが強み。

さらにクリック音が静かなので、職場でも使いやすいです。傾斜角度を調整できるのも地味に嬉しいポイント。長時間の作業でも疲れ知らずのトラックボールマウスとなっています。

ProtoArc EM01 NLの特徴・スペック

ポイント

  • 傾斜角度を20度に調整できる
  • ワンボタンでDPIを5段階調整できる
  • Type-Cで充電可能
  • Bluetooth×2台とUSBレシーバー×1台で合計3台と接続可能
  • LEDライトでバッテリー残量が分かる
  • クリックとホイールが静音仕様

ProtArc EM01-NLは傾斜角度の調整やDPIボタンの実装など、多機能なトラックボールマウスです。

最大接続デバイスが3台なので、タブレットやPCなど幅広く使っている方にもおすすめ。

ちなみに付属品はUSBケーブルとUSBレシーバー、取扱説明書になります。

EM04との違い

EM01EM04
サイズ125×63.4×39.3 mm136.8×100.5×52.3 mm
重量約181g約‎120g
接続可能なデバイス数Bluetooth×2、USBレシーバー×1Bluetooth×2、USBレシーバー×1
静音クリック
傾斜角度0°、20°15°
DPI調整200・400・800・1200・1600200・400・800・1200・1600
バッテリー900mAh(約160-240時間の連続使用)450mAh(最大70時間の連続使用)
充電方法Type-CケーブルType-Cケーブル
価格6,260円(Amazon価格)3,990円(Amazon価格)

ProtoArcにはEM01以外にも、EM04という低価格モデルがあります。どちらもDPI調整や接続可能デバイス数は同じ。大きな違いはバッテリー容量でしょう。EM01は約160時間ほど使えるのに対して、EM04は約70時間しか使えません。

日常的に仕事で使うのであれば、間違いなくEM01の方が快適です。傾斜角度の調整幅がEM04より広いのもポイント。

とはいえ価格はEM04の方が安いので、EM04はサブのマウスとして使うなら悪くない選択肢でしょう。

ProtoArc EM01 NLのデザイン

トラックボールマウスらしい、至ってシンプルなデザインです。ちなみにボールの色を6種類から選べるので、自分好みのデザインにできるのはメリットですね。

サイズ感もロジクールのM575Sと同じくらい。

傾斜角度を調節できるのは地味に嬉しい。20°の角度でトラックボールマウスを握れるので、通常の角度で使うよりも手首が楽です。

0°のとき
20°のとき

背面にはトラックボールを押し出せるための穴があります。細いペンや棒を使えばボールを取り出せるのでありがたい。

ProtoArc EM01 NLのメリット

クリック音が目立ちづらい

ロジクールのトラックボールマウスはクリック音が目立つので、通話中にクリック音が入らないか心配になります。

しかしProtArc EM01-NLは静音仕様なのでとても静かです。カチカチ感は全くありません。

トラックボールマウスは意外と静音クリック仕様の製品が少ないので、それだけでもアドバンテージは高いでしょう。

DPIをボタンで調整できる

トラックボールの下にあるボタンでDPIを変更できます。DPIは200、400、800、1200、1600という5段階で調整可能。下ボタンを押せば200、上ボタンを押せば400といった具合で変更できます。

作業に合わせてスピードを調整できるので、人によって必要な機能だと思います。

ちなみに私が使っていたトラックボールマウス「Kensington TB450」は背面にDPIボタンが設置されていたので、押しづらい気がしました。その点、ProtArc EM01-NLはすぐに触れられる場所に配置されているから配慮を感じますね。

背面のDPIボタン

Type-Cで充電できる

低価格のワイヤレスマウスにしては珍しくType-Cケーブルで充電できます。

乾電池の方が電池持ちは良いのですが、いざ切れたときに交換が面倒くさいのはデメリットです。それを回避できるだけでもありがたい。

ただし連続作動時間は約20~30日と、1ヵ月ほどしか持たないバッテリー持ちです。少々物足りないバッテリー持ちですが、持ち運んで使わないなら問題ないかと。

ProtoArc EM01 NLのデメリット

USBレシーバーを収納できる場所がない

USBレシーバー付きなのは嬉しいのですが、収納できる場所がありません。ロジクールなら本体に収納できたので、EM01-NLも同じような仕様にしてほしかったです。

とはいえ基本的に刺しっぱなしで使うなら問題ないでしょう。メインで使うPCだけUSBレシーバーにして、あとはBluetooth接続というスタイルが安定すると思います。

専用ソフトウェアがない

ロジクールなら専用ソフトウェアでDPI調整やボタンカスタマイズができますが、ProtoArcの製品はそういったソフトウェアがないようです。

スクロール速度やポインター感度の調整など、細かいところまでカスタマイズできたら満足でした。

充電ポートが狭すぎる

充電ポート付近のスペースが狭いので、ケーブルによっては全く刺さりません。私が使っているNIMASOのケーブルは刺せませんでした。

とはいえ付属のケーブルを使えばとりあえず問題ありません。他社のケーブルを使いたいなら、なるべく付属品と同じ形状のモノにしましょう。

まとめ

メリット

  • クリック音が目立ちづらい
  • DPIをボタンで調整できる
  • Type-Cで充電できる

デメリット

  • USBレシーバーを収納できる場所がない
  • 専用ソフトウェアがない
  • 充電ポートが狭すぎる

ProtArc EM01-NLは、総じてロジクールのトラックボールマウスよりも使いやすいと感じました。

専用ソフトウェアによるカスタマイズ性は欠けているものの、普段使いでストレスを感じる場面はほとんどありません。

なにより傾斜角度の調整や静音仕様のクリックなど、細かいところで使いやすさを感じられます。コスパの高いトラックボールマウスを求めている方は、ぜひProtArc EM01-NLを検討してみてください。

  • この記事を書いた人

ヤマ

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