- ワイヤレスイヤホンを複数持ちする意味はあるのか?
- AirPods Proのようなワイヤレスイヤホンが1つあれば十分ではないか?
昔の私も上記のような悩みを抱えていました。全てのことを1つのワイヤレスイヤホンで済ませられれば、それが理想だと思います。
しかし何かしらの不満が生まれる場合、話は変わってきます。例えばイヤホンを着けていると耳が痛くなるとか、バッテリー持ちが悪すぎるとか、音質が良くないとか。
そうした不満を解消する方法としてたどり着いたのが「ワイヤレスイヤホンの複数持ち」です。
なぜ複数持ちするのか?それは必要性があるからです。
というわけなので本記事ではワイヤレスイヤホンを複数所持する意味やメリットを紹介していきます。複数使い分けているおかげで仕事でもプライベートでも役立っているので、ぜひ参考にしていってください。
ワイヤレスイヤホンを複数持つ意味
製品によって使い分けができる
ワイヤレスイヤホンに求めるものが複数ある場合、それを1つのワイヤレスイヤホンに集約させるのが難しいはず。
私の場合、ワイヤレスイヤホンに求める要素は下記になります。
- 周囲の雑音をできるだけカットしてくれる強いノイズキャンセリング
- 周囲の音を取り込んでも自然に聴こえる外音取り込み機能
- 長時間着けていても耳が痛くならない装着感
- いちいち充電しなくてもいいバッテリー持ち
- 解像度の高い音質がいい
- 寝ながらでも使える
- 運動時に使いやすいフィット感と防水性能
人によってはAirPods Proで上記の要素をクリアできると思いますが、私にはそれが難しかったです。なぜならフィット感が好きになれなかったり、音質が好きになれなかったりと、合わない部分がありました。
そういった少しの不満を持ち続けて使うのは嫌なので、解消するためにワイヤレスイヤホンを複数使い分けることにしたのです。
テレワークで通話用に使うイヤホン、運動時に使うイヤホン、外出時にノイズキャンセリングを使うためのイヤホン、寝る用のイヤホン。これらを揃えることで日々の暮らしを少し快適にできています。
当然コストはかかりますが、安いワイヤレスイヤホンを買えば問題なし。実際に私はあまり高級ワイヤレスイヤホンは買わずに、1万円前後の製品を中心に使い分けています。
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バッテリーに困らない
複数持ちしていればいくら単体のバッテリー持ちが悪くても、それぞれ要所要所で使えばバッテリーの減りを抑えられるようになります。
おそらくほとんどの人はワイヤレスイヤホンの充電が面倒くさいはず。しかし複数持ちにしてからワイヤレスイヤホンの充電頻度は下がったので、バッテリー持ちのことを考えなくなりました。
これが1つのワイヤレスイヤホンだと、いくら充電ケースのバッテリー容量が多くても、使用率が高ればすぐバッテリー切れになるでしょう。
なので、バッテリー持ちを気にせず使いたいなら、複数持ちをするメリットはあります。
色んなイヤホンを使いたい
色々と理由を述べてきましたが、結局は興味のあるワイヤレスイヤホンを使ってみたいから複数持ちにしています。
1つのメーカーが好きだから、そこだけ使うのも良いと思います。過去の私はSONYが好きなので、1つのメーカーのワイヤレスイヤホンしか使っていませんでした。
しかし、現在の私の価値観では「それは勿体ないな」と思います。全然知らないメーカーでも音が良かったり、安いのに機能性が優れていたりと、コスパが高いイヤホンもたくさんあります。
1つにこだわっていると、他のメーカーのアイデア性や機能性に触れることができないでしょう。
そのため、コストがかかるとしても気になったワイヤレスイヤホンや、これは絶対役に立つという製品は積極的に購入しています。
実際はそんなことをしているとお金が足りなくなるので、使わなくなったらメルカリで売っていますが…
筆者が使い分けているワイヤレスイヤホンの例
ノイキャン専用:Bose QuietComfort EarBuds Ⅱ
これまでノイキャン性能が高いワイヤレスイヤホンをそこそこ使ってきましたが、BOSEのQuietComfort EarBuds Ⅱが最強です。
強いノイキャンが欲しい人に迷わずオススメできる性能ですね。
BOSE自身も世界最高のノイキャンと謳っているので、買って困ることはないでしょう。加えて、外音取り込みの性能もAirPods Proに劣らないレベルなので使いやすいです。
私はカフェで作業するのが好きなので、そんな時に集中力を維持できて満足できています。
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テレワーク用:Oladance ウェラブルステレオ
このイヤホンは耳に引っ掛けるだけで装着できるので、ビックリするほど耳が疲れません。
テレワークの長時間通話と相性が良く、長すぎる会議だろうが耳が疲れなくて助かっています。しかもイヤホンだけでバッテリーが16時間も保つので、驚異的なバッテリー性能です。
肝心のマイク性能も、声をしっかり拾いつつノイズもカットしてくれるので使いやすいですね。意外と音質も良いので、作業用BGMを流すのにも向いている優秀なワイヤレスイヤホンです。
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スポーツ用:Jabra Elite 7 Pro
最初は通話用ワイヤレスイヤホンとして購入しましたが、基本的な性能が良かったので運動用に使っています。もちろん防水対応です。
ジムで筋トレする時はノイキャン、外でジョギングする時は外音取り込みという使い分けができます。フィット感も良いので、運動用としても使いやすいと思いました。
Audibleを使って本を聴きながら運動するのにハマっているので、その際に音質が良いと聴き取りやすくて助かります。
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寝る用:ag PITA
寝る前にヒーリングミュージックを聴くのにハマってから、寝ながら使えるワイヤレスイヤホンを探してました。そしてたどり着いたのがag PITAです。
イヤホンの重量が3.8gで、出っ張りがないフラットなデザインなので、耳への負担が少ないです。
オーディオメーカーのfinalが監修しているので、音質はクリアに聴こえます。聴き疲れしにくいサウンドという感じなので、音楽聴きながら寝落ちできますね。
寝ながら使える設計のイヤホンは少ないので重宝しています。
音質重視:ANIMA ANW01
ANIMAのANW-01というイヤホンを音楽鑑賞用に使っています。
ホロライブの星街すいせいとコラボしたワイヤレスイヤホンということなので即買いしたのですが、想像以上に音質が良かったです。
ハッキリとした中音と、高音の伸びも良いです。女性ボーカルやアニソンをよく聴く人にオススメできますね。
アプリに5種類のイコライザーがセットしてあり、作曲家であるTAKU INOUE氏がチューニングしたイコライザーを楽しめます。MIDNAIGHTで聴きたい時もあれば、NIGHTで聴きたくなる時もあるので使い分けが楽しいです。
ANW-01はイコライザーや外音取り込みなどの機能が備わっていない、音質特化のワイヤレスイヤホンです。
私が買ったモデルはコラボイヤホンなので2万円くらいでしたが、通常モデルは1万円くらいですね。1万円台で買えるワイヤレスイヤホンとしては音質が素晴らしすぎるので、ぜひ試聴してみてほしいです。
まとめ
以上がワイヤレスイヤホンを複数持ちする理由になります。
上記のワイヤレスイヤホンは一生使うわけではないので、更新されていくと思います。そのたびにコストはかかりますが、後悔することはないでしょう。
なぜなら、ワイヤレスイヤホンは音楽再生機であると同時に、仕事や運動で役立つ道具だと考えているからです。お気に入りの道具は複数あった方が気分も良くなるし、持っていて楽しいと感じられると思います。
少しでも共感できた方は、ぜひ色んなワイヤレスイヤホンに触れてみてほしいです。