ワイヤレスイヤホン

【Soundcore Space A40】フィット感が素晴らしいワイヤレスイヤホン

2022年11月4日

耳にフィットしやすい、付け心地の良いワイヤレスイヤホンが欲しいという人に、Ankerの「Soundcore Space A40」というワイヤレスイヤホンを紹介したいと思います。

Space A40の特徴

  • 片耳4.9gで、耳にしっかりフィットするデザイン
  • ノイキャン、外音取り込み対応
  • LDAC、マルチポイント対応
  • ヤホン単体10時間、充電ケース込みで50時間再生可能
  • 価格は12,990円

購入して3週間ほど使いましたが、音質や機能性が優れているコスパイヤホンだと思いました。

何より、イヤホンが軽くて耳にフィットしやすい形状なので使っていて疲れにくいです。

そんなSpace A40の使用レビューを本記事で紹介していきます。

Space A40の詳細

製品名Soundcore Space A40
重さイヤホン単体:約4.9g
ケース込み:約58g
防水規格IPX4
バッテリーイヤホン単体:10時間
ケース込み:50時間
充電方式USB-C/ワイヤレス
アプリ
Bluetooth規格Bluetooth5.2
コーデックSBC/AAC/LDAC
ノイズキャンセリング〇(自動/手動)
外音取り込み〇(全ての外音/会話モード)
マルチポイント
カラーブラック、ホワイト、ネイビー
価格12,990円

付属品にはUSBケーブルとイヤーピースが各サイズあり、説明書も付いてます。

今回購入した色はネイビーなので、ケースとイヤホン共に深みのある青色に仕上がってます。

重さはスペック通りです。

アプリに関して

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アプリでできること

  • ノイキャン、外音取り込みモードの変更
  • イコライザー
  • HearID
  • タッチ操作の変更
  • 風切り音の低減
  • マルチポイント
  • ファームウェアの更新
  • ゲームモード

アプリはAndroid/iOSに対応しています。

アプリを開いたら、ワイヤレスイヤホンを登録する必要があります。
案内に沿って登録できたら下の画像のように設定画面が開けるようになります。

マルチポイントの設定は、設定画面の「機器一覧」を開くとできるようになります。

ノイズキャンセリングは自動と手動で切り替えられます。
自動だと周囲の音によって強度を下げてくれます。
初めから強めの方がいい場合は手動モードで「強」を選ぶといいでしょう。

タッチ操作の変更も可能です。

HearIDとは、簡単に言うとイコライザを自動で決めてくれる機能です。

アプリの機能によって、装着者の耳に合うように最適な周波数を自動的に決めてくれます。

イコライザーの設定がよく分からなかったり、デフォルトの音が合わないという人はHearIDを使うことで自分に合った音で音楽を聴けるようになるというこです。

とは言っても、必ずしも自分に合う音質になってくれるとも限らないです。
僕は設定してみましたが自分には合いませんでしたので、結局手動でイコライザー設定しています。

イコライザの設定からHearIDを選べたり、カスタムのイコライザも選べます。
僕が設定したイコライザだと中音を強調しています。

Space A40のレビュー

バランスの良い音質で、聴いていて疲れにくい

音質評価

高音:
中音:
低音:
音場:
装着感:
遮音性:

Soundcoreシリーズは低音と高音が強めのドンシャリサウンドが特徴的ですが、Space A40に関しては全然ドンシャリしていない印象です。

低音の主張はしっかりありますが、聴いてて疲れない、かつ心地いい響きを感じられました。
中音と高音もバランス良く、聴き応えのあるサウンドだと思います。

ただ、デフォルトの設定だと若干ですが高音が曇ってるような気がしたので、個人的にはイコライザーで調整が必要なレベルだと思いました。

音場は狭いですが、ボーカルは聴こえやすいかと思います。

ドンシャリ系の方が好きという人が聴くと少し物足りなさは感じるかもしれませんが、ながら聴きが好きな人には丁度良いサウンドという評価になります。

上記の音質評価はiPhoneで音楽を聴いた場合の感想ですが、LDAC対応スマホで聴くと解像度が高くなり、よりクリアなサウンドに近づくのでLDAC再生できるデバイス持ちの人は試してほしいです。

ノイキャンは強いが外音取り込みは普通

イヤホンの遮音性が高いこともあるので、ノイズキャンセリングもかなり効いている印象があります。
電車の中だと走行音はそこそこ聴こえますが、音楽を聴いていれば気にならなくなります。

アプリで風切り音の遮断もできるので、外で使っていても快適に使えました。

WF-1000XM4のようなイヤホンと比べると性能は負けますが、価格を考えると悪くないレベルのノイズキャンセリングでしょう。

ノイキャンを自動で調整してくれる機能もあるので、騒音があまりない場所だとノイキャンの強度を下げてくれるので便利だと思います。

外音取り込みは全ての外音か会話モードで切り替えられます。
コンビニやカフェなど店員の人の声が聴こえるようにしたいなら会話モードにして、それ以外は全ての外音取り込みで使い分けられます。

使った感じだと、周りの音はしっかり聞こえますが、少し不自然な音に聞こえます。
それでも実用的ではあるので、悪くないレベルですね。

軽量で、耳にフィットしやすいデザインが魅力

Space A40を使っていて一番魅力的だと思ったのがイヤホンの着け心地です。

イヤホンのサイズがかなりコンパクトで、耳にしっかり入り込むような装着感になります。

本体重量が約4.9gということなので、着けていることを忘れそうなくらいの軽やかさです。

かなりフィットしやすいデザインのおかげでイヤホンが耳から落ちる心配もないでしょう。

付属のイヤーピースではなく、SednaEarfit MAXを着けると耳への圧迫感も減って快適に使えるのでオススメです。

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1万円台でマルチポイントやLDAC対応という多機能なイヤホン

1万円前後という価格帯ですが、機能の多さが便利だと思います。

  • 自動調整してくれるノイズキャンセリング
  • LDAC再生
  • ワイヤレス充電
  • マルチポイント
  • 専用アプリ
  • イコライザー
  • IPX4防水規格
  • AIノイズリダクション搭載のマイク
  • モードを選べる外音取り込み
  • ゲームモードにより低遅延を実現

個人的に便利な機能がワイヤレス充電とマルチポイントでした。

ワイヤレス充電ならUSBポートに刺さなくても置くだけで充電できるのが楽です。

値段が安いワイヤレスイヤホンだと以外とワイヤレス充電に対応している製品が少ないので嬉しいですね。

マルチポイントは2台のデバイスを接続して音声再生をシームレスに切り替えられます。

使用例

1台目
→iPhoneで音楽を聴く

2台目
→MacBookでWeb会議に使う

これらの動作をペアリングを切り替えることなく使えるのが便利ですね。

その他は、アプリでイコライザーの調整やゲームモードの切り替え、ノイズキャンセリングの強度も調整できてかなり使いやすいと思います。

マイク音質に関しても問題ないレベルで、Web会議でも使いやすい音質です。

バッテリー持ちが優秀すぎる

イヤホン単体で10時間使える時点でかなりバッテリー持ちが良いです。

充電ケースを使えば最大50時間も使えるので、頻繁に充電させる必要もないでしょう。

ここまでのバッテリー持ちのワイヤレスイヤホンは他にあまり見ないので、バッテリー持ちを重視する方にもSpace A40は丁度良い選択肢になると思います。

最新のAirPods Proでもイヤホン単体6時間、ケース込み30時間なのでSpace A40のバッテリー持ちは優秀すぎます。

まとめ

メリット

  • 本体が軽く、フィット感が良い
  • バッテリー持ちが10時間、ケース込みで50時間使える
  • ノイキャンが強め
  • 聴き疲れしにくい心地いいサウンド

デメリット

  • 外音取り込みが若干不自然
  • 音場が狭い

Space A40はこんな方におすすめ

  • 1万円台でノイキャンが強いイヤホンが欲しい
  • 音楽を集中して聴くよりは、ながら聴き用に使いたい
  • バッテリー持ちが多いワイヤレスイヤホンがいい

Space A40は聴き疲れしにくいサウンドなので、運動する時作業しながら音楽長時間聴く時に使いやすいと思いました。

Amazonや楽天で購入すれば購入から30日以内なら返金か交換が可能で、不具合で壊れた場合は18ヵ月以内なら交換可能という保証があります。
Anker公式で購入した場合にも同様の保証がありますが、Ankerの会員になれば製品保証期間が24ヵ月に増えるというメリットがあります。

基本的には、Amazonで購入した方がポイントだったり、セール時に安くなることもあるのでオススメです。

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ヤマ

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