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【Ligicool Pebble M350 レビュー】外出先で作業する用のマウスにピッタリ

2023年10月24日

PEBBLE M350のサムネ
  • 低価格でタブレットやノートパソコンで使えるシンプルなマウスが欲しい
  • 持ち運びしやすく、外出先でも使いやすいワイヤレスマウスが欲しい

上記のようなニーズに応えたマウスがLogicoolのPebble M350です。

Pebble M350は非常にスリムでコンパクトで、クリック音が静かなマウスのため、外出先で使いやすいマウスになります。

僕はカフェで作業する時のマウスとして長らく使っていますが、持ち運びしやすくて静音なので、外で使うならこれ以上ないくらい適役なマウスだと思っています。

価格も3000円くらいという安さなので、サブで使うマウスを探している方や外出先で使うマウスを求めている方におすすめですね。

そんなPebbleM350を1年ほど使ってきたレビューをしたいと思うので、興味ある方は見ていってください。

メリット

  • 本体カラーが豊富
  • 外出先で使いやすい携帯性と静音性
  • USBレシーバーとBluetooth接続の切り替えが簡単

デメリット

  • 他のLogicool製品と比べると機能が少ない
  • DPI1000なので大きいモニターだと使いづらい
  • 作業効率は上がりづらい

Pebble M350の特徴

  • 本体重量が77g
  • 静音クリックに対応
  • 持ち運びやすいコンパクトなサイズ感
  • バッテリーは乾電池式で、最長18か月持つ
  • Bluetooth接続、USBレシーバー接続の2種類で接続可能
  • 本体カラーが6種類ある
  • 2年間無償保証

Pebble M350の魅力は持ち運びしやすいサイズ感と静かなクリック音です。

僕はこのマウスを外出先で作業する用のマウスとして使っていますが、クリック音は静かだし本体がスリムなので狭い場所でも使いやすいです。

価格が3000円くらいという安さなので、持ち運んで使う用のマウスが欲しい方にピッタリでしょう。

Pebble M350とM350Sの違い

M350SはM350の後継機に当たる製品なので、いくつか変更点があります。

名前M350M350S
サイズ高さ: 107mm
幅: 59mm
奥行き: 26.5mm
高さ: 106.7mm
幅: 58.7mm
奥行き: 26.62mm
重さ77g76g
ボタン数3個3個
カスタマイズアプリ非対応Logi Options+対応
DPI範囲1000 dpi400~4000 dpi
接続タイプBluetoothBluetooth、Logi Bolt
電池単三電池×1単三電池×1
電池寿命18ヵ月24ヵ月
Easy-Switch非対応Bluetoothチャネルx3
カラーブルーベリー
オフホワイト
ローズ
ラベンダー
グレージュ
ローズ
グラファイト
グレージュ
オフホワイト
ブルー
保証2年間無償保証2年間無償保証
公式サイト製品ページはこちら製品ページはこちら

結論から言うと、複数デバイスを1つのマウスで使っていきたい場合はM350Sを選びましょう。
逆に、1つのデバイスにしかマウスを繋げないならM350で問題ないです。

M350SだとEasy-Switchに対応しているので、最大3台のデバイスに対して接続を瞬時に切り替えることができます。
さらに、Logi Boltにも対応しているのでUSBレシーバーでも接続可能です。

そもそもM350でも付属のUSBレシーバーとBluetooth接続を使えば実質2台のデバイスと接続できます。
ただ、M350はLogi Bolt非対応なので、Logi BoltでLogicool製品をまとめている方ならM350Sの方がよいでしょう。

DPIとはマウスポインターがどれだけ動くか表す数値のことで、M350Sの方が細かく動かせることができます。
実際、M350でも問題なく動かせるので、細かいところが気にならない方であればM350でも大丈夫です。

ペアリング方法

初回起動時にペアリングモードになるので、登録したいデバイスでBluetoothペアリングをすることでペアリングできます。

USBレシーバーを使う場合はレシーバーを刺すだけでそのデバイスで使えるので簡単ですね。

再度ペアリングしたい場合は、本体裏側のボタンを長押しすると青いライトが点滅するので、その状態になったらペアリングモードになります。

Bluetooth接続とUSBレシーバー接続の切り替え方法は、本体裏側のボタンを押して青色ならBluetooth接続、緑色ならUSBレシーバー接続という認識になります。

青色
緑色

ちなみにiPad等のタブレットでもUSBハブを繋いでUSBレシーバーを差すことで、Bluetoothペアリングを介さず使うことができます。

Pebble M350の良いところ

本体カラーが豊富

Pebble M350には下記のカラーがあります。

  • ラベンダー
  • グレージュ
  • ブルーベリー
  • グラファイト
  • オフホワイト
  • ローズ

シンプルな色の望むならホワイトかグラファイトが無難ですが、ブルーベリーやラベンダーはアクセントのあるカラーで面白いですね。

自宅でも使うのであれば、デスクの色に合わせたカラーを選ぶとオシャレになるでしょう。

Pebble M350は、デザインが可愛いマウスを探している方にはおすすめです。

外出先で使いやすい携帯性と静音性

Pebble M350はクリック音が静かなマウスなので、カフェや職場などで使っても周りの迷惑になりづらいです。

どれくらい静かなのかは下記の動画を参考にしていただけると分かりやすいと思います。

通常のマウスだとクリック音が響きますが、Pebble M350はほとんど音がしないだけでなく、程よい力でクリックできるので押し心地も良いですね。

さらに、Pebble M350は非常にコンパクトでスリムなデザインなので、ポケットにも入りますしカバンに入れてもかさばらないでしょう。

僕が持ち運ぶときは無印のケースに入れています。

Pebble M350の小ささならケースにも入りやすいですし、ついでに他のガジェットも入るので携帯性は抜群ですね。

あらゆる場所で使いやすいマウスだと思います。

USBレシーバーとBluetooth接続の切り替えが簡単

Pebble M350はBluetoothで接続できるだけでなく、USBレシーバーを介して無線接続することも可能なので、状況に応じて2台のデバイスとの接続を使い分けることができます。

例えば、自宅のデスクトップPCはUSBレシーバーを使って接続し、外出先でノートパソコンに繋げて使う場合はBluetooth接続して使えます。

やり方は簡単で、本体裏側のボタンを1回押してランプが青色点滅ならBluetooth、緑色点滅ならUSBレシーバーというように切り替えが瞬時にできるので便利ですね。

約3000円のマウスで上記の機能があるのは便利なので、コスパに優れたマウスだと思います。

もちろん、iPadやAndroidタブレット、ChromeBookにも対応しているので、幅広いデバイスで使えるのも良いところですね。

Pebble M350の悪いところ

他のLogicool製品と比べると機能が少ない

Logicoolのマウスはボタンの数が多かったり専用ソフトウェアで設定変更できたり、とにかくカスタマイズ性があります。

ですが、Pebble M350には上記のようなカスタマイズ性がないため、平凡なマウスとも言えます。

それゆえに、効率的に作業を進めたい場合は相性が悪いマウスなので、割り切った使い方をした方がいいですね。

僕の場合は外出先でしか使わないようにしているので、サブのマウスとして使うなら問題ないと思います。

DPI1000なので大きいモニターだと使いづらい

DPIというのはマウスを動かした時にポインターが何ドット動くのかを表す数値のことで、この数値が高いと少ないマウスの動きでポインターを大きく動かせることができます。

Pebble M350の場合はDPI1000なので、タブレットやノートパソコンくらいの大きさのディスプレイならストレスなく使えると思いますが、24インチ以上のモニターで使う場合は話が変わってきます。

要するに、モニターが大きければ大きいほどポインターを動かすためにマウスを大きく振らないといけないため、手が疲れやすくなります。

それに、DPIの調整ができないので、作業によってDPIを調整したくてもできないのはデメリットだと思います。

そのため、Pebble M350は細かい作業だったり、少ない力でマウスポインターを動かしたりしたい場合は使いづらいマウスとなってしまいます。

作業効率は上がりづらい

Pebble M350は1~2時間くらいのちょっとした作業で使うくらいなら使いやすいですが、テレワークや在宅で長時間作業する場合は使いづらいと思います。

上記でも挙げたようにカスタマイズ性が皆無だったりDPIの低さが不便だったり、Pebble M350は効率的に使えるような機能を持っているマウスではありません。

それだけでなく、マウスの形状が小さすぎるため、手が大きい人だと長時間使っていると手が疲れやすいと思います。

ただ、長時間使いにくいかどうかは個人差があると思うので、自分に合うかどうかは使ってみないと分からないところでもあります。

少なくとも、マウスの形状にこだわっていたり多機能なマウスが欲しかったりする人には向かない製品と言えます。

Pebble M350は外出先で使うマウスとしておすすめ

Pebble M350は目立った性能や使いやすい機能などあるわけではありませんが、携帯用マウスとしては使いやすいサイズ感が魅力です。

それに、たまに外で作業するくらいなら性能の良いマウスじゃなくてもいいと思うので、Pebble M350は丁度良い性能のマウスですね。

カフェでノートパソコンやタブレット用に使いたい静音マウスを探しているという方は、ぜひPebble M350を使ってみてください。

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ヤマ

気になったガジェットをレビューしたり、デスク環境を快適にするための情報を発信。月間7万PVほどのガジェットブログ「ガジェフロ」を運営しつつ、Webライターとしても働いています。
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