最近になってブラックのMagic TrackPadを購入して、この色に合うキーボードがないか探していました。
Magic Keyboardのブラックはありますが、テンキー付きなのでテンキーレス派としては使いにくい印象があります。
なので、その代わりとなりそうなキーボードとして今回HUAWEI Ultrathin Keyboardを購入しました。
見た目が非常にシンプルで、他のデバイスと組み合わせても違和感のないブラックです。
実際に1ヶ月以上使用してみましたが、今まで使ったテンキーレスでコンパクトキーボードの中では一番好きな打鍵感だと思いました。
この手の薄型キーボードは打鍵感がペチペチしているものが多いのですが、このキーボードは思いの外にキーが深いのでタイピングがやりやすいんです。
HUAWEI Ultrathin Keyboardのオススメポイント
- テンキーレスのUS配列
- Windows、Mac両方で使用可能なキー配列
- 最大3台までデバイス登録が可能なBluetoothキーボード
- 最長12ヶ月使えるバッテリー持ち
見た目が気に入ったので購入しましたが、思いの外に使いやすかったのでレビューしていきたいと思います。
もし上記の要素が気になった人は是非HUAWEI Ultrathin Keyboardを試してみてください。
HUAWEI Ultratihn Keyboardの特徴
キー配列 | US配列 |
入力方式 | パンタグラフ |
キーストローク | 2.5mm |
キー数 | 84キー(テンキーレス) |
ペアリング数 | 最大3台 |
充電方式 | USB-C |
バッテリー容量 | 2250mAh(最大12ヶ月使用可能) |
バックライト | 無し |
サイズ | 305.2 x 111.3 x 14 mm |
重さ | 320g |
カラー | スペースグレー、オリーブグリーン |
価格 | 10,800円 |
テンキーレスでUS配列のパンタグラフ式キーボードなので、見た目のシンプルさもあってAppleのMagic Keyboardを彷彿とさせます。
しかも、こちらのキーボードは最大3台のペアリングができて、充電方式がUSB-Cなので使い勝手が良い方だと思います。
キー数もテンキーレスなのでコンパクト、なおかつ重さも軽いキーボードなので、コンパクトなキーボードが好きな人に打ってつけのキーボードでしょう。
それとHUAWEI製品なので、同社の製品と自動で連携できる機能があるようです。
HUAWEI Ultratihn Keyboardの外観
キーボードの表面と裏面です。
裏面にはペアリング方法が記載されていますので、いざペアリングのやり方を忘れてもすぐに確認できるようになっています。
横から見てもかなり薄いのが分かります。
しかも傾斜になっているので、キーが打ちやすい角度になっています。
Magic Keyboardと比較してみましたが、横幅はMagic Keyboardの方が短いですね。
HUAWEI Ultratihn KeyboardのEnterキーの横側にあるPage upやPage downキーがあるせいで横幅が広いのかもしれません。
ちなみにUS配列なのでキーがJIS配列とは違います。
大きな違いとしてはEnterキーの大きさの違いにあります。
充電ポートはUSB–Cです。
電源ボタンはスライド式で、真ん中だと電源オフになっており、使うOSによって右か左にスライドさせれば使用するデバイスのOSに応じたキー配列で扱えます。
使用した感想
・キーが深いので打鍵のペチペチ感は薄い
キーボードはパンタグラフ方式なので、ノートPCのキーボードのようなペチペチ感があります。
とは言っても、キーの深さが思ったよりもあるのでしっかりキーを打っている感覚はあります。
実際にタイピングした時を動画にしてみました。
Magic Keyboardの打鍵音と比較していただくと分かりますが、HUAWEI Ultrathin Keyboardの方が打鍵音に深みがあるように聞こえるかと思います。
ペチペチと言うよりはカチカチした音に聞こえますね。
同じパンタグラフ式でもHUAWEI Ultrathin Keyboardは打ってる感覚がしっかりするキーボードなので個人的にはMagic Keyboardより使いやすいと感じられました。
・WindowsとMacに対応したキー配列なので使いやすい
シンプルな見た目ですが、しっかりWindowsとMacの両方に対応したキー配列なのでどちらのOSでも使いやすいキーボードだと思います。
しかもペアリング台数が3台までできて、切り替えも簡単にできるので複数OSを扱う人にとっても使いやすいキーボードであると言えます。
僕はMacBook Air用の外付けキーボードとして本製品を使用していますが、Mac用のキーボードとして違和感なく使えますし、見た目もテンキーレスのMagic Keyboardと似ているのでMac用キーボードとして使うのは全然有りだと思いました。
見た目が黒色のキーボードなので黒色のMagic TrackPadとの組み合わせが映えますね
・US配列モデルしかないので人によっては使いづらいかも
日本語配列もあるのかと思っていましたが、HUAWEI Ultrathin Keyboardは英語配列しかないようです。
そのためEnterキーが横長で若干打ちづらい大きさになっています。
US配列は慣れてしまえば問題ないのですが、本製品のようにUS配列のキーボードはEnterキーの右横に矢印キーが配置されている物があるので、Enterを打ったと思ったら違うキーを押していることがたまにあってそこが厄介だと思います。
今までJIS配列しか使ったことがない人は慣れるまでストレスが溜まりまくるかもしれないので、今までUS配列を使ったことが無いという人で購入を考えている方は注意してください。
Magic Keyboard、MX Keys miniと比較
僕が今まで使用したテンキーレスキーボードで、よく使うキーボード達を比較してみました。
・比較表
HUAWEI Ultrathin Keyboard | Magic Keyboard | MX Keys mini | |
---|---|---|---|
キー配列 | USのみ | JIS/US配列 | JIS配列のみ |
充電方式 | USB-C | Lightning | USB-C |
バッテリー | 最長12ヶ月 | 約1ヶ月ほど | 最長5ヶ月(バックライト無しの場合) |
バックライト | 無し | 無し | 有り |
ペアリング数 | 最大3台 | 1台 | 最大3台 |
サイズ | 高さ11.1cm x 幅30.5cm x 奥行き1.4cm | 高さ0.41〜1.09cm × 幅27.89cm × 奥行き11.49cm | 高さ13.2cm × 幅29.6cm × 奥行き2.1cm |
重さ | 320g | 239g | 506g |
カラー | スペースグレー、オリーブグリーン | 白 | グラファイト、ペイルグレー、ローズ |
価格 | 10,800円 | 10,800円 | 13,860円 |
※Magic KeyboardはテンキーレスのTouch ID無しモデルを対象として記述しています。
いずれのキーボードも、テンキーレスでサイズがコンパクトなBluetooth接続できるキーボードというところが共通点です。
バックライト機能が付いているのがMX Keys miniのみとなります。
個人的な見解ですが、バックライト機能があってもブラインドタッチならキーを見ることもないので、あっても無くてもどっちでもいい機能だと思っています。
Magic Keyboardは完全なMac向けキーボードとして作られていますが、HUAWEI Ultrathin KeyboardとMX Keys miniはWin/Macで使えるキーボードなのでこの2台は比較しやすいかなと思います。
これら3台のキーボードを使ってきて、それぞれどういうところでオススメできるかを紹介していきます。
・打鍵感はHUAWEI Ultratihn Keyboardが一番好き
個人的な好みになりますが、打鍵感に関してはHUAWEI Ultratihn Keyboardが一番好きです。
他2つと比べてキーストロークが深いので、しっかりキーを押している感覚があってミスタイプが少ないように感じられます。
MX Keys miniも打鍵感は良いので、甲乙つけ難いですが個人的な好みとしてはHUAWEI Ultratihn Keyboardが良いと思いました。
・作業効率を優先するならMX Keys miniがオススメ
MX Keys miniにはファンクションキーにショートカットを登録できたり、スクショやミュートボタン等の便利なコマンドを1発で実行できる利便性があります。
これのおかげで普通のキーボードよりも作業効率は上がると思います。
スクショをキー1つで実行できるのはマジで便利です。
打鍵間ではHUAWEI Ultratihn Keyboardを推せますが、総合的に見て誰にでもオススメできるキーボードはMX Keys miniという印象です。
ただ、MX Keys miniはJIS配列のモデルしか販売されていないので、US配列を求める方にとっては選択肢に入りづらいかと思います。
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・コンパクトさを求めるならMagic Keyboard
どのキーボードもテンキーレスなのでコンパクトサイズになりますが、Magic Keyboardは他と比べて圧倒的に軽いです。
横幅もHUAWEI Ultratihn Keyboardより短いのでデスク上に置いても邪魔になりにくいですし、持ち運びもしやすいです。
大きなデメリットとしてはマルチペアリングできなかったり、Windowsでは使いづらいというところでしょうか。
MacBook Airを買った当初はMagic Keyboardを使っていましたが、利便性を求めるとMX Keys miniの方が良かったですし、打鍵感だとHUAWEI Ultratihn Keyboardが好きなので敢えてMagic Keyboardを選ぶ理由はあまりないかもしれません。
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まとめ
以上がHUAWEI Ultratihn Keyboardのレビューになります。
テンキーレスでコンパクトなキーボードはMX Keys miniなど色々ありますが、本製品はUS配列であるところ、打鍵感が深いというところが魅力です。
個人的にはMX Keys miniより打鍵感が好きなので今はMacbook Air用のキーボードとして使っています。
マルチペアリング3台、バッテリー最長12ヶ月というところも魅力的なのでテンキーレスモデルのキーボードを探しているという方にオススメです。