今回、ScrennBarシリーズの最上位モデルであるScreenBar Haloをメーカー様からご提供いただいたので使用した感想を紹介します。
モニターライトはデスクで作業するうえで必需品と言えるくらいのガジェットです。
これがないとデスクが暗くて作業しづらいし、ないと違和感を覚えるレベルです。
そして今回紹介するScrennBar Haloのオススメポイントは下記になります。
ScrennBar Plusとは違ってリモコンがワイヤレス化し、間接照明モードでモニター背面も照らせるようになりました。
しかも、付属のアタッチメントを使うことで湾曲モニターにも対応しました。曲面のウルトラワイドモニターを使っている人に嬉しい仕様ですね。
さらに詳しい仕様や使用感についてこれから紹介していきます。
モニターライトに興味がある人は是非チェックしていってください!
※本記事はメーカー様より提供品を受けて作成しています。
ScreenBar Haloの詳細
下記がScreenBarシリーズのスペック比較です。比べてみると色温度や自動調光など基本的な機能に違いは見えませんが、Haloはバックライトや曲面モニター対応というところが特徴的です。
付属品は説明書やワイヤレスリモコンに使う単4電池、曲面モニターに使うアタッチメントが入っています。
アタッチメントの使い方は説明書に記載されています。使用しているモニターが曲面じゃない場合は使う必要はないでしょう。
使っていない24インチの曲面モニターがあったのでアタッチメントを試してみました。24インチサイズだとあっても無くても変わらないような気がしました。
ただ、もっと大きいサイズだとアタッチメントを使ったほうが安定するのではないでしょうか。
リモコンはワイヤレス式なのでケーブルが存在しません。表面が反射するタイプなので指紋とか目立ちやすいです。
背面の蓋を外すと電池を入れることができます。
本体はScrennBarシリーズ特有のデザインといった感じ。ScrennBar Plusと違ってケーブルが完全にくっついているタイプですね。
電源はUSBのType-Aを接続して供給します。モニターにUSBハブが付いていればそこから電源を供給できたりします。
照明モードについて
モードは3種類あって、通常のモードの他にバックライトだけ照らしたり、フロントとバックライト両方を照らすモードがあります。
どのモードを使えばいいのか悩む方は基本的にフロントライトだけ照らすモードでいいと思います。理由としては、バックライトも照らすとフロントライトの明るさが減ってしまうからです。
バックライトを照らす必要性が無い場合は基本的にフロントライトだけの方が明るいのでオススメです。
色温度に関しては冷たい光と暖かい光の2種類で分かれます。調節に関してはリモコンで細かく変更できます。
リモコン操作について
一連の動作を動画にしてみました。
各ボタンを押しつつ、側面のダイヤルを回すことで強弱を変えられます。
操作自体は直観的なのですぐに慣れると思います。ただ、少し癖があるのはスリープモードの仕様と解除方法。
リモコンは電池の消費を抑えるためか、5秒経ったら自動でスリープモードに入ります。その状態から起動するには、センサーの2cm上をかざす必要があります。
↓スリープ解除の流れ
物理ボタンを押すように電源ボタンをタッチしても実際は起動してくれません。センサーの2cm上に手をかざすという手順を踏まないといけないのが面倒です。
「リモコン起動しないけど、壊れているのか?」と勘違いしそうになったので、この仕様は少し微妙だなと思いました。
ScreenBar Plusとの比較
Haloにあって、Plusにない機能は下記になります。
- ライトに調光センサーが搭載されている
- リモコンがワイヤレス
- モニターの後ろも照らせる
- 湾曲モニターに対応
自動調光機能に関しての違いが明確で、Plusはリモコン部分にセンサーがあるのに対し、Haloはライト部分にセンサーがあります。とは言っても、センサーの位置が違うからといって自動調光の精度がそんなに変わるのかは使っていて分からないレベルです。
ぱっと見た時の明るさに関してはHaloもPlusも大きな差はないように感じましたが、Haloなら背面も照らせるので雰囲気も出せるのが面白いですね。
曲面モニターに関して、Plusでも使えないことはないと思いますが、Haloのような付属品が付いていないので不安はあります。万が一外れてモニターを傷つけることになるよりは、曲面モニター対応のHaloを使った方が確実に安心でしょう。
リモコンに関しては、操作感が違います。
ScreenBar Plusは物理ボタンがありますが、ScreenBar Haloはタッチセンサーです。個人的にPlusの方が操作しやすいですが、ケーブルで繋がっているのでモニターライトの近くに置いて操作するのが不便です。
対してHaloのリモコンはどこに置こうと操作できるので、こっちの方が楽っちゃ楽です。
ScreenBar Haloを使ってみた感想
デスク周りを気軽に明るくできる
ScrennBar Haloはモニター上部にクリップのように挟むだけで設置できる簡単な作りです。なので、特に細かいセッティングを要することなくデスク周りを簡単に明るくできるのが良いところですね。
実際にモニターライトを使うのと使わないのとでは全く違います。
部屋の照明を点けた状態でもモニター周辺は明るさが足りていない場合があるので、そんな時にモニターライトがあると助かりますね。
特にデスクでメモやノートを書く時に効果を実感します。
もちろん、モニターを使って作業する時にも明らかに違いは感じます。
普段モニターライトを使わず作業をしていて、目に疲れを感じる人は是非使ってみてほしいです。
機能とは関係ないですが、ScreenBarのデザインってシンプルで好きなんですよね。
よくあるデスクライトを使うのも趣がありますが、ScreenBarの方がスマートに感じます。
デスクを照らすだけでなく雰囲気も変えることができるので一石二鳥ですね。
ワイヤレスリモコンで操作できるのが楽
ワイヤレスなので、どこに置こうとも操作できるのが便利ですね。
他のScrennBarシリーズだとワイヤレスリモコンに対応しておらず、Haloだけが無線式となります。
Plusだとリモコンが有線なのでケーブルが邪魔になったり、ケーブル自体が短いので手元に置けない不便さがありました。
そう考えると、ワイヤレスで操作できるのは想像以上に楽ですね。
リモコンの電源が電池式なので単4電池が切れる心配はありますが、リモコン自体に自動スリープ機能があるので電池を食うことは無いです。
なので電池切れの心配をする必要がないと思いました。
ただ、少し不満に感じたのはリモコンの操作性です。
前述した通り、リモコンを起動させるのに一瞬手をかざさないといけないのが地味に面倒です。
リモコン操作ならScreenBar Plusのようなボタン式の方が使いやすかったです。
使っていけば慣れるとは思いますが、頻繁に操作したい時になるとリモコンの仕様に少しストレスを感じるかもしれません。
自動調光で簡単に最適な明るさにできる
注目したい機能として自動調光機能があります。
「モニターライトを買ったはいいけど、明るさを毎回変えるのが面倒…」
そういう体験をしたことはないでしょうか?
実は僕も最初はXiaomiのモニターライトを使っていたのですが、自動調光機能がないので少し不便に感じていました。
ですが、ScreenBar Haloならポチッと押すだけで明るさを調節できるのが非常に便利です。
いちいち明るさを変えるのが面倒だと感じるのであれば、自動調光機能が付いているScreenBarシリーズは役立つと思います。
ただ、自動調光機能だけならScreenBar HaloだけじゃなくてもScreenBar PlusやScrennBarでも使えます。自動調光だけにフォーカスしてしまうと正直どのモデルでも良いというか、そこまで差を感じないと思います。
少なくともPlusとHaloに差は感じられませんでした。
そうなってくると操作性で選ぶのがいいと思うので、ワイヤレスリモコンで自動調光したいならScreenBar Halo一択になります。
Webカメラが設置できる
地味に嬉しいところがScreenBar HaloだとWebカメラが設置できるというところです。
実はこれ、ScreenBar Plusだとうまく設置できなかったんですよね。というのも、ScreenBar Plusのライトの裏側にケーブルを差し込まないといけない仕様にになっていて、これのせいでWebカメラをしっかり設置できないというデメリットがありました。
しかし、ScreenBar Haloに関してはライトの裏側にケーブルが存在しないので設置しやすくなったというわけです。
ちなみに使っているWebカメラはLogicoolのC270nというカメラです。このカメラ以外だとちゃんと設置できるのか分かりませんが、少なくとも自分が使っているカメラでは問題なく設置できています。
もっと柔軟にカメラの位置を変えたりしたいなら、BenQ公式サイトで販売されているウェブカメラアクセサリーを使ってみるのも有りです。
このアタッチメントはScreenBar Haloにしか使えないアタッチメントなので、Haloだけの特権ですね。なくても問題ないと思いますが、もしHaloを使う時に手持ちのWebカメラが設置しづらい場合に検討してみてください。
モニターライトに2万円近く払うべきなのか?
おそらくほとんどの人がScreenBar Haloに対して「値段が高すぎるだろ…」と思うでしょう。
実際のところ、簡単な作りのデスクライトだけだったらIKEAやニトリで2~3000円で買えますし、実際に僕もそういうデスクライトを使ったことがあります。
それでもScreenBarを使う理由があるとしたら自動調光機能や安心して設置できるクリップ設計に魅力を感じるかどうかだと思います。
他のモニターライトだと自動調光できないので都度明るさを変えるのが面倒だったり、モニターに設置している時に外れたりしないか心配になりますよね。特に曲面モニターに対応しているモニターライトは他に選択肢がないように見えます。
とは言っても、海外から輸入すればモニターライトの選択肢は増えますが、国内で買えて保証も付いているBenQで買った方が安心でしょう。
ただ、曲面モニターを使っていなかったり、常に一定の明るさしか要さない場合はScreenBar Haloじゃなくても満足できるかもしれません。むしろ、ScreenBarの安いモデルでも問題ないでしょう。
漠然と使うよりは、自動調光機能が欲しかったり、デスク周りの雰囲気を良くしたいという人にとってScreenBar Haloはピッタリな製品だと思います。
ScreenBar PlusとScreenBar Halo、どっちを買えばいい?
部屋に間接照明を取り入れている人は、おそらくバックライト機能に恩恵を感じづらいかもしれません。僕は元から間接照明を使っていたので、正直のところ背面を照らす必要性を感じなかったです。
逆に言うなら、モニターライトだけで広い範囲を明るくしたいのであればScreenBar Haloが合っているのかもしれません。
価格はPlusの方が安いので万人にオススメしやすいですが、ワイヤレスリモコンやバックライトに魅力を感じるのであればHaloがオススメです。
どちらにしても、デスク作業で明るさが欲しいなら、モニターライトは必須レベルのガジェットだと思っています。ScreenBarシリーズなら安心して使えるので、ぜひ検討してみてください。