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メカニカルキーボードは仕事で役立つ?メリットやデメリット、オススメの軸を解説

メカニカルキーボードを仕事で使ってもいいんだろうか?という悩みを持ったことはないでしょうか。

見た目が派手だし、タイピング音がうるさそうだし、仕事には合わなさそうなイメージです。

ですが、メカニカルキーボードの特徴を理解すればどんなキーボードが仕事で使えそうか分かると思います。

そして、特徴の理解に欠かせないのがキーボードの「軸」です。

軸とはキースイッチというもので、キーキャップの下に設置されている部品です。
このキースイッチは様々な種類があり、それぞれの軸の特徴を知っておくとメカニカルキーボードが使いやすくなります。

様々といっても、主に使われる「赤、茶軸、青軸」の3つを覚えておくだけで大丈夫です!

本記事では軸の種類の解説やオススメの軸を紹介したいと思います。

メカニカルキーボードに興味がある人や、テレワークで使ってみたいと思う人は本記事をチェックしてみてください。

本記事を書いた人

  • 本業でSEをしつつブログを運営
  • 半年ほどテレワークでメカニカルキーボードを使ったことがある
  • メカニカルキーボードを使うのが好き

メカニカルキーボードの特徴

メカニカルキーボードは1つ1つのキースイッチが独立していて、キーボードによっては簡単にキースイッチを取り替えることができるカスタマイズ性があります。

一般的なキーボードはメンブレン方式のキーボードとなっており、キースイッチが独立しておらず全体が1つのキースイッチから構成されています。
その分、メンブレンキーボードの方がメカニカルキーボードよりコストが低いので安くキーボードを購入できるメリットがありますね。

メカニカルキーボードの場合、軸のカスタマイズをしたいなら個別で販売されている軸を購入しないといけないので、追加費用もかかります。

さらに、先程キーボードによっては簡単にキースイッチを取り替えることができると書きましたが、全てのメカニカルキーボードがキースイッチのカスタマイズを自由に行えるわけではありません。

なぜなら、ホットスワップ対応のメカニカルキーボードじゃないとキースイッチの交換ができないからです。
ホットスワップというのは、簡単に言うと専用の器具を使えば簡単にキースイッチの取り外しができる構造のことを言います。

逆にホットスワップ非対応のメカニカルキーボードは、一旦キーボードを分解してからじゃないと交換できない面倒な作りになっています。
現実的に考えて分解するのはリスキーなので素直にホットスワップ対応のキーボードを使う方がいいでしょう。

例えば、LogicoolのMX Mechanicalなどがホットスワップ非対応に当たります。
製品によってはホットスワップ対応と記載されていることもありますが、そうじゃない場合はホットスワップ対応の有無をよく確認しておきましょう。

つまり、自由にキースイッチを簡単に交換したいのであればホットスワップ対応のメカニカルキーボードを使う必要があります。

ポイント

  • 軸を自由に付け替えたいならホットスワップ対応の方がいい。
  • カスタマイズする気がないならホットスワップ非対応でも問題なしだが、ずっと同じ軸を使うことになる。

軸の種類

キースイッチを開発している会社はCherry MX社で、ほとんどのキーボードはCherry MX社のキースイッチを採用しています。
それを前提に軸を紹介していきますね。

とりあえずメカニカルキーボードでよく使うであろう赤軸と茶軸と青軸の説明をしていきます。

赤軸

引用:CHERY MX
  • リニアタイプ
  • キー荷重:45g
  • 音は静か
  • 長時間タイピングしても疲れにくい
  • 軽く押しても反応するのでミスタイプしやすい

こんな人にオススメ

  • 滑らかなタイピングがしたい
  • 正確なタイピングに自信がある
  • 音が静かな方が好き

茶軸

引用:CHERY MX
  • タクタイルタイプ
  • キー荷重:55g
  • 音はそこそこ
  • 癖が少ないのでタイピングしやすい
  • 赤軸と青軸の中間的な立ち位置

こんな人にオススメ

  • 初めてメカニカルキーボードを使う
  • タイピングが少し苦手
  • しっかり押している感覚が好き

青軸

引用:CHERY MX
  • クリッキータイプ
  • キー荷重:60g
  • 音はうるさい
  • しっかりとキーを押している感覚を味わえる
  • 長時間のタイピングは疲れる

こんな人にオススメ

  • 打鍵音で気持ちよくなりたい
  • タイピング音が周りの迷惑にならない環境
  • 重たいキーが好き

キースイッチにはリニアタイプ、タクタイルタイプ、クリッキータイプという3つのタイプが存在します。
日本で扱っているメカニカルキーボードは基本的にこの3つのタイプがメインとなるでしょう。

黒軸とか黄軸とかピンク軸とかありますが、それらも上記のタイプに属しているキースイッチとなります。

キー荷重というのはキーを押すときに必要な重さのことで、重ければ重いほどキーを押したときに重みを感じます。
逆に、キー荷重が軽いと少ない力でキーを押せるので指の負担は少ないですね。

それぞれのキーの打鍵音がどんな感じなのか、実際にそれぞれのキーをタイピングした動画を用意したので参考にしてみてください。

テレワークでオススメの軸

茶軸がオススメです。

茶軸は音がそこそこ鳴るものの、テレワークで使うくらいなら許容できるレベルだと思います。

僕が実際に使ってみた感覚だと、タイピングがしやすいので赤軸より使いやすいと感じました。
赤軸だと少し指を置くだけでもキーが反応してしまうので、ミスタイプが起こりやすいです。

普段ミスタイプが多い人ほど赤軸を使ってしまうと悲惨なことになるので、茶軸の方が安定感あります。

ただ、赤軸より明らかにキーが重たいので、少しでも軽くキーを押せた方がいいと思う人は赤軸が合っていると思います。

職場でオススメの軸

赤軸がオススメです。

赤軸は他の軸と比べても静かな打鍵音なので、職場で使っても目立ちづらいと思います。

ただ、多少騒がしいくらいな職場ならいいですが、かなり静かな場所だと音が目立つレベルです。

ほとんど音が出ないようにしたい場合、静音系の軸がオススメですね。

例えば静音赤軸という音を抑えた赤軸もあります。
静音赤軸を搭載したキーボードは、例えばFILCOのMajestouch 2SCなどが該当します。

赤軸に比べてどれくらい音が静かなのかは動画を見ていただけると分かりやすいです。

赤軸が静かなのは分かったけど、それでも職場で使うには目立つ音だと思うなぁ

職場の空気感にもよりますが、メカニカルキーボードのカチャカチャした打鍵音を嫌う人は当然いると思います。

在宅ならメカニカルキーボードが使えるけど、流石に職場では使いづらいと感じる人は、メカニカルキーボードじゃないんですけどREALFORCEがオススメです。

REALFORCEは静電容量無接点方式というキースイッチを使っていて、特徴はとにかく静音で滑らかなタイピングができるところです。

実際に使っていましたが、音は全く目立たないので安心して使えるキーボードです。

【REALFORCE R3Sレビュー】静音で打ち心地の良いキーボードでありつつ、価格が抑えられたモデル

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青軸はオススメしづらい

青軸をオススメしづらい理由はとにかくうるさいという理由が8割ですが、残り2割の理由はキーが重すぎるというところです。

Chery MX製の青軸は押下圧が60gなので正直重いです。
キーを押すときの一回一回が重たいので、文章作成とかするときに指が疲れやすくなってしまいます。

逆に重い方が好きという人もいるかもしれないですが、そうじゃない人は思った以上にストレスを感じる重さかもしれません。

青軸はデメリットが多いので、気になる人は一度店舗で試してから使う方がいいでしょう。

個人的にオススメしたい軸

仕事で使いやすいかどうかはあまり関係ないですが、僕が使ったことのある軸で好きなのがAKKO Jelly Blueというタクタイルスイッチです。
タクタイルなので茶軸のような打鍵感ですが、これが意外と軽やかで打ちやすいです。

しかも、打鍵音が気持ちいいんですよね。

デメリットは入手しづらいところですね。
一時期は遊舎工房でも販売していましたが、執筆時点で在庫が確認できなかったので海外からの輸入で入手するしかなさそう。

Akkoの公式通販サイトがありますので、そこで購入するのが確実でしょう。

メカニカルキーボードを使うメリットとデメリット

メリット

  • キーボードの耐久性が高い
  • 自分でメンテナンスとカスタマイズができる
  • 打鍵感を楽しめる

キーボードの耐久性が高い

パンタグラフ式キーボードなどコストが低いキーボードは、キーが壊れたりしたら使えなくなります。

ですが、メカニカルキーボードなら壊れたキーのスイッチを交換するだけで直ることもあります。

一般的にキースイッチは5000万回くらいの打鍵に耐えることができるので、かなり長く使えるでしょう。

キーボード自体が壊れたら話は別ですが、単にキーの調子が悪くなったりしたらキースイッチを交換しておけば何とかなるので気が楽です。

自分でメンテナンスとカスタマイズができる

例えば新しくキーボードを買ってみたけど、もう少し音が静かな方がいいとか、もっとタイピングしやすい方がいいとか、悩みが出ることもあると思います。

そういう時に、メカニカルキーボードだったら軸の交換をすることによって自己解決できてしまうことがあります。
音を無音にしたいとかだと難しいかもしれませんが、ただ打鍵感を良くしたいだけならキースイッチの交換で解決できるでしょう。

あとは、キーボードを掃除したい時に簡単にキーキャップとキースイッチを取り外せるので、掃除しやすいというメリットがあります。

自分でカスタマイズとメンテナンスをするのは面倒かもしれませんが、打鍵感がどれくらい変わるのか想像しながら作業するとワクワクするので、そういう楽しさがあるのもメカニカルキーボードの醍醐味と言えるでしょう。

打鍵感を楽しめる

仕事をする上で打鍵感が必要になることってほぼ無いと思いますが、タイピングしていると気持ちよくなれるのはメカニカルキーボードのメリットだと思います。

この気持ちよくなるという感覚は人によって様々で、タイピングした時の音が好きだったり、キーの押し心地だったり、五感を刺激してくるのがメカニカルキーボードの良いところです。

もし仕事が退屈だとしても、タイピングや打鍵音が気持ちよいキーボードを使っていれば少しは楽しくなれるのではないでしょうか。

少なくとも、ブログを書く時にKeychronを使って文章作成をするのは楽しいですね。

メカニカルキーボードを使うデメリット

デメリット

  • コストがかかる
  • 軸によってタイピング音がうるさい
  • 日本語配列キーボードが少ない

コストがかかる

メカニカルキーボードはほとんどの場合、値段が1万円以上のものばかりなので基本的に価格が高いです。
さらに、他のキースイッチを試したくなったり、好きなデザインのキーキャップに変えたいとなったら更にコストがかかります。

なので、ハマればハマるほど追加費用が発生しやすいのがデメリットと言えます。

僕の場合、今までKeychronのK8やK6やK2など、たくさんのメカニカルキーボードを使っているので、沼にハマるとキーボードそのものを買い替えることも普通にあると思います。

それくらいメカニカルキーボードは魅力的ということなんです

軸によってタイピング音がうるさい

メカニカルキーボードを使って仕事中のタイピングを楽しみたいと思っても、音がうるさい軸があるので周りの迷惑になってしまいます。

青軸は本当に音がうるさいので、防音環境のある場所とか周りに人がいない状況でしか気軽に使えないですね…

タイピング音を楽しむことがメカニカルキーボードのメリットではありますが、周りに気を使わないといけないのもデメリットです。

なるべく赤軸のような音が鳴りづらい軸で我慢するか、家では青軸のメカニカルキーボードで職場では静音軸のキーボードという使い分けをするのも有りかもしれません。

僕の場合、テレワークでREALFORCE R3Sを使って、それ以外の作業ではKeychron K8やK6を使うというスタイルをしたこともあります。

【REALFORCE R3Sレビュー】静音で打ち心地の良いキーボードでありつつ、価格が抑えられたモデル

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日本語配列のキーボードが少ない

LogicoolやFILCOなどのメーカーは日本語配列のキーボードを販売してくれますが、KeychronやNuPhyなど海外メーカーは英語配列がデフォルトなので、日本語配列で使いたくても使えないという現状があります。

Keychronなら日本語配列のキーボードも多少ありますが、対応していないキーボードもまだまだあります。

「このメーカーのメカニカルキーボードが気になるけど、英語配列しかないから使いづらい…」なんてことにもなるので、日本語配列好きには厳しい印象です。

オススメのメーカーはKeychron

Logicoolのゲーミングキーボードなどはメカニカル方式のキーボードなので、メカニカルキーボード=ゲーミングみたいなイメージも多少あると思います。

ですが、ゲーミングキーボード以外のメカニカルキーボードというのは、意外とオシャレな見た目で職場でも使えるデザインだと思います。

僕が一番使っているキーボードのメーカーはKeychronという香港のメーカーで、初めて使ったメカニカルキーボードでもあります。

何が魅力なのかというと、コンパクトなデザインとカスタマイズ性と種類の多さが魅力的です。
あと、有線接続と無線接続の両方ができるのも便利です。

Keychronには「Kシリーズ」と「Qシリーズ」と「Pro」シリーズがあります。

Kシリーズはコストが低いので1万円台で購入できます。

Keychron K8

Qシリーズは高級キーボード路線なので3万円くらいの値段になります。

ProシリーズはKシリーズの上位互換のようなもので、デザインや打鍵感がアップグレードしたモデルです。

Keychron K3 Pro

値段も高すぎるというわけでもないので、個人的にProシリーズがオススメです。

ですが、Proシリーズはまだ国内で販売していないモデルが多いため、あまり積極的にオススメできないのが本音です。

購入したいなら海外から輸入するほかありませんが、技適が認証されていないので無線で使うのはアウトで、有線接続ならセーフみたいです。

国内でKeychronを購入するのであれば、SUPER KOPECは配送が速くてオススメです。
もしくは楽天やヨドバシカメラで販売しているモデルもあります。
ヨドバシカメラだと実機を展示している店舗もあるので試し打ちできますね。

もし初めてKeychronを使ってみたいのであれば、Keychron K2かK8が安いのでオススメです。

【Keychron K8日本語配列レビュー】在宅用キーボードとしてオススメなメカニカルキーボード

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軸の交換は難しい?

せっかくメカニカルキーボードを使うなら、キーキャップや軸の交換もできると楽しいです。

ですが、どうやって交換すればいいのか、部品を壊したりしないか心配になると思います。

不安な方は動画を見たりして流れを理解しておくといいかも。

取り外しの際に使う道具は下記を使います。
Keychronを購入した時に付いてくる付属品なので、Keychronを購入すればそのままキースイッチの交換もできるというわけです。

と言っても、工具自体は通販でも600円くらいで購入できるので、こちらを使っても取り外し可能です。

僕がアドバイスするとしたら下記のようになります。

  • 取り外したキーキャップは元の状態と同じ形で整列させておく
  • キースイッチを付けるときは慎重になろう
  • 付け替えが終わったらキーが正確に反応しているかテストする

キースイッチを取り替える際はキーキャップも外さないといけませんが、これを雑に外したままにしておくと元に戻す時に面倒です。
パズルのピースを合わせるのと同様に大変な作業だと思うので、外した時に整列させておく方が戻す時に楽ですね。

キースイッチを外す時ですが、そこまで力を入れる必要はないです。
キースイッチには爪があるので、それを押し込みながら外せばあっさり外れます。

肝心なのはキースイッチを付ける時です。
キースイッチには細いピンがあって、そのピンを真っすぐな状態にしたまま差し込まないとキーが反応しないことがあります。

とにかく真っすぐ差すことが大事なので、そこだけ慎重にやってみてください。

慣れてしまえばすぐ終わる作業なので、そんなに大変ではないで

軸はどこから入手するのか?

そもそもどこで軸を買えばいいのかという疑問を持つかもしれません。

僕が軸の購入で使っているサイトはKeychron公式サイト遊舎工房SUPER KOPECの3つです。

遊舎工房は秋葉原に店舗を構えていて、マイナーなキースイッチやキーキャップを展示していますのでキーボードマニアにはたまらない場所です。
もし珍しいキースイッチを使ってみたい人は遊舎工房に訪れてみると新たな発見があると思います。

Keychron公式は海外からの発想になりますが、SUPERKOPECなら国内なのでオススメです。

とはいえSUPERKOPECは種類は少ないですので欲しいキースイッチがあるとは限りません。
Keychronの方がキースイッチの種類が多いので、届くのは遅くてもこちらを使うことが多いです。

いずれにせよ、自分が使ってみたいキースイッチを探すなら上記の3つのサイトがオススメです。

もしくはAmazonで販売されているキースイッチもあるので、チェックしてみるのも有りです。

まとめ

  • メカニカルキーボードは赤軸、茶軸、青軸の3つがメインで使われている
  • テレワークで使うなら茶軸がオススメ
  • オフィスで使うなら赤軸がオススメ
  • メカニカルキーボードを購入するならKeychronがオススメ

メカニカルキーボードを使ってからキーボード沼に入る人が多く、僕もその一人です。

なにせ、様々なキースイッチがあるので試してみたくなるんですよね。

打鍵感や打鍵音は使うキーボードとキースイッチによって変わるものなので、そこも面白いところです。

僕はメカニカルキーボードを使うまではキーボードに興味がなかったのですが、使い始めてから仕事で使うのですら楽しいと感じています。
少しでも仕事を楽しみたいという人へ、メカニカルキーボードはオススメなのでぜひ使ってみてほしい!

ヤマ

IT企業で働きつつ副業でガジェット系のブログを運営中。 「ガジェットで仕事も趣味も充実させる」をモットーにブログを運営しております。 ガジェットに興味があるけど買って後悔しないか、自分には合わないだろうか、そういった悩みを解決できるような記事を書いています。 ブログやWebライティングが好き。

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