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キーボード・マウス

Logicoolのトラックボールマウスとエルゴノミクスマウスを比較してみた

2024年2月14日

快適に作業できるマウスとして有名なロジクールのトラックボールマウス「M575S」。それとは別に、エルゴノミクスデザインの「LIFT M800」というマウスもあります。

どちらかと言えばトラックボールマウスを使用しているユーザーが多いイメージですが、エルゴノミクスマウスも腕の負担が減ると銘打っているので、気になる方は多いのではないでしょうか。

そこで、M575SとLIFT M800GRが手元にあるので、両方を比較をしてみました。それぞれ使用期間は1年以上です。トラックボールマウスからエルゴノミクスマウスに移行したい方や、どちらを選ぶか悩む方は参考にしてみてください。

【結論】選ばれたのはエルゴノミクスマウスでした

比較したマウスはどちらも好きですが、あえて選ぶならLIFT M800です。実際のところM575Sはポインター操作が楽だけれど、どうしても細かい操作が難しいです。

例えば、スライダーの操作や、文字を選択するときに思うような位置に行かないことが多々あります。あと、汚れが溜まったときに都度クリーニングしないといけないのが面倒。

LIFT M800には上記の不満は無く、普通のマウス同様に操作できます。なおかつ手首が疲れづらいので、身体的なストレスが少ないところは好きですね。

さらに、マウスの形状が手にフィットしやすいので、サイズ感が合えば快適に使えます。とはいえ、どちらのマウスにも良さがあるので、使う人の好みで選ぶのもよいでしょう。

LIFT M800とM575Sのスペックの違い

LIFT M800M575S
サイズ高さ: 108mm
幅: 70mm
奥行き: 71mm
高さ: 134mm
幅: 100mm
奥行き: 48mm
重量125g145g
DPI400~4000 dpi400~2000 dpi
バッテリー乾電池式乾電池式
ボタン数6個5個
接続タイプUSBレシーバー(Logi Bolt)、BluetoothUSBレシーバー(Unifying)、Bluetooth
ペアリング数3台2台
カラーローズ、ペールグレー、グラファイトオフホワイト、グラファイト
静音ボタンありなし
保証期間2年間1年
価格(公式サイト)¥8,690¥7,370

LIFTの方が重量が軽くてボタンの数とペアリング数も多く、保証期間も長いです。静穏ボタンを搭載したり、DPIの範囲が広くて精密な操作がしやすかったり、スペックが優秀。

シンプルに使いやすいのはLIFT M800という印象です。

LIFT M800の良いところ・悪いところ

とにかく腕が疲れない

人間工学に基づいたデザインとのことで、実際に使ってみると確かに疲れづらいです。通常のマウスだと手首を捻った形で握ることになるので、長時間使っていると地味に疲れます。

しかし、エルゴノミクスデザインだと手首に力が入っていない自然な状態で使えるので快適なんです。ただ、口コミを見ているとエルゴノミクスデザイン自体が合わないという方もいたので、全ての人に合うデザインとは限りません。

そのため、使う前に家電量販店で展示品を触ってみることをおすすめします。

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ページのスクロールが快適

LIFT M800にあってM575Sに無い機能が「SmartWheel」です。SmartWheelは高速でスクロールできる機能のことで、ホイールを1回弾くだけで縦に長いページでも楽々スクロールできます。

LIFT M800
M575S

これがないと何回もホイールを弾くことになるので、結構疲れますよ。

ただ、普段からスクロールする頻度が少なかったり、縦に長いページに対面しないのであれば、M575Sでも問題ないです。

普通のマウスと使い勝手が違うので慣れる必要がある

デザインが特殊というか、縦に大きいマウスなので少し癖があります。そのため、マウスの大きさは人によっては合わない場合もあります。

大きい手だと違和感なく使えるといった感じです。フィット感がしっくりこないと使いづらいと思うので、事前に試せる環境があれば試した方がいいでしょう。

あと、サイドボタンを親指で押すスタイルなので、人によっては違和感を感じるかもしれません。

ERGO M575Sの良いところ・悪いところ

親指だけで操作できるのが楽

なにより、ポインター操作が楽なんですよね。親指だけで使えるから必要以上に手を動かすことはありません。

楽な姿勢で使えるので、肩こり防止にもなります。いちいちマウスを持ち上げたり、手を動かしたり、疲れるような動作をすることなく使えるのがメリットです。

場所を選ばずに使える

本来のマウスなら机の上や平たい場所じゃないと使いづらいです。しかし、トラックボールマウスは膝の上だろうと布団の上だろうと、場所を選ばず使えちゃいます。

省スペースで使うなら圧倒的にトラックボールマウスの方が有利なので、どんなシチュエーションでも使いやすいのが強みです。

細かい操作がストレス

先述した通り、トラックボールマウスは精密な操作が苦手です。トラックボールだとセンサーの精度が悪かったり、ボールの動きを追尾するのも難しいのです。

モノによってセンサーの精度は変わりますが、少なくともM575Sで細かい操作は難しいと感じました。

適当に動かすだけならトラックボールマウスの方が快適なんですけどね。

ただ、使い慣れている方だと難なく操作できているので、慣れの問題はありますね。それでも、精密な操作をすることが多い方だとストレスを感じやすいです。

LIFT M800がおすすめな人

手首の痛みから解放されたい

  • 手首の痛みに悩まれされている
  • 普通のマウスより快適なマウスを使いたい
  • 手にフィットしやすいマウスを使いたい

エルゴノミクスデザインなので、フィット感が合えば手首の痛みは全然感じないです。トラックボールマウスよりも精密な操作がしやすいので問題なく使えるマウスですね。

ただ、縦型マウスは手の小さい人だと相性が悪いかもしれないので、事前に試してみて自分の手に合うのか試す必要があります。

ERGO M575Sがおすすめな人

どこでも気軽に操作できるマウスが欲しい

  • マウスを楽に操作したい
  • 場所を選ばず作業したい
  • 肩こりしづらいマウスを使いたい

トラックボールマウスは布団や膝の上でも操作できるので、気軽にマウス操作したい方にピッタリです。親指でポインターを動かすから腕の負担が少ないのもメリット。

細かい操作に慣れるまで時間は必要ですが、使いこなせるようになれれば快適でしょう。

まとめ

トラックボールマウスとエルゴノミクスマウスはどちらにしろ慣れが必要なマウスです。

親指で操作するのがストレスと感じる方もいれば、形状が合わなくて使いづらいと思う方もいるかもしれません。

ただ、現状のマウスに不満を感じていて、少しでも作業を快適にしたい方は試す価値はあります。

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ヤマ

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