スマートホーム製品として有名なSwitchBot。
そんなSwitchBotに新たなスマートリモコンが発売されました。
それがSwitchBotハブ2です。
SwitchBotハブ2は従来のスマートリモコンであるSwitchBotハブミニが進化したモデルです。
更に、Matterというスマートホームの新たな共通規格を採用したことにより、スマートホーム化の複雑な仕組みも簡単になったと言えるでしょう。
本記事では、SwitchBotハブ2を使った感想や、Matterについても触れていきたいと思います。
興味のある方はぜひチェックしてください。
本記事はメーカー様より提供品を受けて作成しています。

目次
SwitchBotハブ2の特徴

- 80,000以上の赤外線リモコンに対応し、あらゆる家電製品をスマホやスマート製品から操作可能
- 温湿度センサーと照度センサーに対応し、室内環境を把握できる
- Wi-Fiなしでもエアコンを操作できる
- 赤外線送信範囲は従来モデルの2倍
- Mattter対応
- ワンタッチで複数家電を操作
SwitchBotハブ2の役割は、部屋の家電をスマート化させたり、SwitchBot製品をまとめたりします。
それだけだと、SwitchBotハブミニでも同じことはできます。
ですが、明らかに違うところはMatter機能の有無です。
Matterについて
Matterに対応していると何が良いのか?という話をしていきましょう。
Matterと聞くと何やら難しそうなイメージを持たれるかもしれませんが、簡単に言ってしまうと他社のスマートホーム製品との連携がこれまで以上に簡単になることがMatterの特徴になります。
これまでのスマートホーム製品はメーカーごとにアプリで管理したり、アレクサには対応しているけどHomekitには対応していなかったり、制限が多くて自由に使えないという課題がありました。
しかし、Matter対応のスマートホーム製品なら、AlexaやGoogle AssistantやSiriでも操作が可能になるのでメーカーの垣根が無くなるのです。
例えば、SwitchBotカーテンを購入したとして、それをSwitchBotハブ2に紐付けする設定をしてしまえば、SwitchBotハブ2を経由してAppleの「ホームアプリ」からSwitchBotカーテンが操作できるようになるということです。
わざわざSwitchBotのアプリから操作しなくてもよくなるので、利便性が高まりました。
SwitchBotハブ2にSwitchBot製品を紐付けさせる操作は簡単で、SwitchBotアプリからハブ2内の設定画面で他のSwitchBot製品をサブデバイスとして登録するだけです。
さらに、Appleユーザーにとって嬉しいところは、SiriやApple WatchからSwitchBot製品の操作ができることです。
これまではApple製品でSwitchBotを操作したい場合はスマホのアプリから直接操作するか、ショートカットアプリを経由する等して操作していました。
ですが、Matter対応によってAppleのホームアプリから管理や操作ができるようになったので、非常に簡単になりました。
AlexaやGoogleHomeに対応しているスマートホーム製品は多いですが、Homekitに対応していない製品が多かったので、Matter対応によりAppleデバイスでもスマートホーム製品を操作できるようになったのは嬉しいですね。
ハブ2自体をAlexeやHomekitに登録する方法は、製品に紐付けられているQRコードか数字コードを入力するだけなので簡単です。
Alexeの場合だと、画像のようにQRコードを読み取るだけでSwitchBotハブ2を登録させることができます。

Matterについてもっと知りたいという方は、下記のブログが分かりやすかったので参考にしてください。
SwitchBotハブ2とSwitchBotハブミニの違い
製品名 | SwitchBotハブ2 | SwitchBotハブミニ |
温湿度センサー | ○ | × |
照度センサー | ○ | × |
スマートボタン | ○ | × |
スマートアラート | ○ | × |
スマートリモコン | ○ | ○ |
ハブ機能 | ○ | ○ |
エアコンのリモコン状態の同期機能 | ○ | × |
ローカル操作 | ○ | × |
GPS連動機能 | ○ | ○ |
シーン機能 | ○ | ○ |
Matter対応 | ○ | × |
オートメーション | スケジュール GPS 温度 湿度 照度 | スケジュール GPS |
価格 | ¥8,980 | ¥5,480 |
表を見ると一目瞭然ですが、SwitchBotハブ2の方が多機能ですね。
これまで温湿度計をハブミニと組み合わせて温湿度センサーを機能させていましたが、SwitchBotハブ2単体でセンサーを搭載しているので温湿度計が不要になりました。
さらに、本体にスマートボタンが設置されたことにより、ボタンを押すだけでスマートホーム製品の操作も可能です。
例えば、エアコンを起動させたい場合はリモコンからではなく、ハブ2のスマートボタンを押すだけで起動させるというような使い方もできます。
前述したMatter機能に対応しているところも便利ですが、ハブ2はBluetoothで家電も操作できるので、万が一Wi-Fiが機能しない状況でもBluetoothから操作できるのはありがたい。
しかも、赤外線送信範囲がハブミニより2倍も広くなったので、より広い範囲で使えるようになりました。
価格はハブ2の方が高いですが、総合的に見てハブ2の方が優れています。
SwitchBotハブ2を使用した感想
SwitchBotハブミニを使用する必要がなくなった

これまでSwitcBotの温湿度計とハブミニを使って下記のような使い方をしていました。
- 部屋の気温と湿度の確認
- エアコンや照明の操作
ところが、Switcbotハブ2だけで上記の役割を全て担うことができるので、かなりスマートになりました。
とはいえハブミニと温湿度計の2つの値段を合わせてもSwitchBotハブ2の値段の方が高いのですが、機能性を考えたらSwitchBotハブ2を使う方がオススメですね。
ハブミニでもスマートホーム化の役に立ちますが、状況によってはSwitchBotハブ2を使った方が楽な理由が下記になります。
SwitchBotハブ2が役立つ状況
- iPhoneのHomeアプリからSwitchBot製品を管理したい
- Apple WatchからSwitchBot製品を操作したい
従来のSwitchBot製品だとiPhoneのショートカットアプリから命令する仕組みを作らないと操作できないのが面倒でしたが、Matter対応によりHomeアプリから操作可能になりました。
なので、Siriから操作も可能ですし、Apple Watchからも操作することが可能です。
Androidの場合ならGoogleHomeから操作できます。
いずれにしても、Matter機能のおかげでスマートホーム製品の連携と操作が簡単になってくれました。
Matter機能を活かす必要がない場合はハブミニでも十分かもしれませんが、今後のスマートホーム化を簡単にさせたいならSwitchBotハブ2を使うことをオススメします。
スマートボタンが便利

本体のタッチパネルにスマートボタンが2つ表示されており、アプリで設定を済ませておけば指定された家電の操作が可能になります。
画像のように、SwitchBotに登録している家電のアクションを追加してあげるだけでOKです。

従来であれば、スマホのアプリから操作するか、アレクサやGoogle Homeと連携して音声操作するやり方がありましたが、SwitchBotハブ2の場合はボタンで操作できるのが便利ですね。
寝る前に間接照明だけ起動させて、寝るときに電源をOFFさせるという一連の動作もハブ2のボタンを押すだけで可能になるので便利です。
間接照明用のスマート電球はSwitchBotから出ているので、組み合わせて使うのがオススメです。

場合によってはハブミニでも十分

SwitchBotハブ2の値段は8,980円なので、ハブミニと比べると値段が高い印象です。
そもそもスマートホーム製品をあまり揃えていなくて、部屋の照明を操作したいくらいならハブ2じゃなくてもハブミニで事足りるでしょう。
なので、SwitchBotハブ2はMatter機能を活かしてスマートホーム製品の管理を簡単にしたい方や、温湿度計の機能があるスマートリモコンが欲しい方に向いている製品と言えます。
実際のところ、僕は他のSwitchBot製品を全く使っていないですし、基本的にAlexaで操作しているのでMatterを活かしきれていません。
Matter対応製品はまだ少ないようですし、今後の流れ次第なところもあります。
ただ、これからSwitchbot製品を増やしていくのであればSwitchBotハブ2が役立つことは間違いないですし、すでにSwitchBot製品を揃えている方にとって魅力的な製品と言えます。
もしもSwitchBotハブ2の値段がネックで、ハブミニの方に興味がある方はレビュー記事がありますので良ければチェックしてみてください。
まとめ

Matter対応によってスマートホーム化がスムーズにできるようになったSwitchBotハブ2。
温湿度センサーや照明センサーにも対応してスマートリモコンとしても進化したので、本当に便利な製品です。
僕はまだまだスマートホーム製品を揃えられていませんが、SwitchBotハブ2の機能を活かすために他の製品も使ってみたくなりました。
スマートホーム化を進めたい人は、ぜひSwitchBotハブ2を活用してみてください。
