- iPadとXiaomi Pad 5の性能はどれくらい違うのか?
本記事は上記の悩みについて、自分なりに調べて情報をまとめた記事になります。
タブレットと言えば、とりあえずiPadを買っておけば安心というイメージがあります。
ですが、最近はAndroidでも実用的なタブレットが増えています。
その中でも注目なのがXiaomi Pad 5です。
Xiaomi Pad 5の簡単な特徴
- Xiaomi製のAndroidタブレット
- 11インチ(1600×2560)でリフレッシュレート120Hzに対応している
- Snapdragon 860
- クアッドスピーカー
- 8,720mAh 大容量バッテリー
- 価格は59,800円
比較対象として、iPadの中で一番価格が安い第9世代のiPadをXiaomi Pad 5と比較してみます。
iPad以外のタブレットを使ってみたい方、もしくはiPadを使った方がいいのか気になる方は本記事を参考にしてみてください。


スペック比較
Xiaomi Pad 5
メーカー | Xiaomi Corporation |
OS | Android 11 |
ディスプレイパネル | 約11インチサイズ,解像度1600×2560ドット,最大リフレッシュレート120Hz |
プロセッサ | Qualcomm製「Snapdragon 860」 |
・CPUコア:Kryo 485(最大2.96GHz) | |
・GPUコア:Adreno 640 | |
メインメモリ容量 | 6GB |
ストレージ | 128GB,256GB |
アウトカメラ | 約1300万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
通信 | Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)、bluetooth 5.0 |
認証方式 | 顔認証 |
バッテリー容量 | 8720mAh |
バッテリー駆動時間 | 最大16時間(動画再生時) |
USBポート | USB Type-C |
公称本体サイズ | 約166.25(W)×254.69(D)×6.85(H)mm |
公称本体重量 | 約511g |
本体カラー | Pearl White,Cosmic Gray |
第9世代iPad
メーカー | Apple |
OS | iPad OS 15 |
画面 | 10.2インチRetina IPS液晶、True Toneディスプレイ、500ニトの輝度、耐指紋性撥油コーティング、Apple Pencil(第1世代)対応、2160×1620ピクセル |
チップセット | A13 Bionic |
メインメモリ容量 | 4GB(おそらく) |
ストレージ | 64GB、256GB |
アウトカメラ | 800万画素、f2.4、最大5倍デジタルズーム、5枚構成レンズ、1080p HDビデオ撮影(25fpsまたは30fps) |
インカメラ | 1200万画素、f/2.4、1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) |
通信 | Wi-Fi5 (IEEE802.11ac)、MIMO対応、Bluetooth 4.2 |
認証形式 | Touch ID |
バッテリー駆動時間 | Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生:最大10時間 |
USBポート | Lightning |
本体サイズ | 250.6×174.1×7.5mm |
重さ | Wi-Fiモデル487g、Wi-Fi+Cellularモデル498g |
本体カラー | スペースグレイ、シルバー |
そして、両者を比較したときのポイントは以下になります。
本体サイズ
Xiaomi Pad 5
- 幅:166.25mm
- 高さ:254.69mm
- 厚さ:6.85mm
iPad 第9世代
- 幅:174.1mm
- 高さ:250.6mm
- 厚さ:7.5mm
重さ
Xiaomi Pad 5
- 511g
iPad 第9世代
- Wi-Fiモデル:487g
- Wi-Fi+Cellularモデル:498g
画面
Xiomi Pad 5
- 11インチ、IPS液晶
iPad 第9世代
- 10.2インチ、IPS液晶
メモリとストレージ
Xiaomi Pad 5
- 6GB/128GB
- 6GB/256GB
iPad 第9世代
- 3GB/64GB
- 3GB/256GB
通信
Xiaomi Pad 5
- WiFi5
- SIM非対応
- Bluetooth5.0
iPad 第9世代
- WiFi5
- SIM対応(セルラーモデルのみ)
- Bluetooth4.2
価格の違い
Xiaomi Pad 5
- 6GB+128GB:59,800円
- 6GB+256GBモデル:64,800円
iPad 第9世代
- (WiFIモデル)64GB:49,800円
- (WiFIモデル)256GB:71,800円
- (Wi-Fi + Cellularモデル)64GB:69,800円
- (Wi-Fi + Cellularモデル)256GB:91,800円
価格においてはiPad 第9世代(WiFiモデル)の64GBが一番安いです。
しかし、64GBだと半分ほどはシステム容量で食われるので、実際のところ使えるストレージは30GBくらいしかないです。
そう考えると、最低でも128GBあった方が余裕を持って使えるのでXiaomi Pad 5を選びたくなります。
iPad 第9世代は64GBか256GBしかなく、256GBだとかなり値段が高くなるので迷いどころですね。
本体容量を使わない使い方(写真や動画を保存しない、アプリを入れない)といった使い方であれば64GBでも問題ないと思いますが、そうじゃない場合は64GBモデルだと買ってから後悔する確率が高いです。
一番安いモデルを買う上でどちらを選ぶべきかを考える時は、値段だけでなくストレージも視野に入れておくことが大事になってきます。
両者に共通していること
大画面
どちらも10インチ台のタブレットなので大画面ではありますが、Xiaomi Pad 5の方が画面表示領域が広く、ノッチが狭いので画面が大きく見えますね。
実機を見れば違いが一目瞭然ですが、iPadにはホームボタンがあるのと、ベゼルが太いせいで画面が小さく見えてしまいます。


専用のキーボード、ペンシルが販売されている
どちらも公式から専用のキーボードとペンが販売されています。
ペンシルの違いとしては、iPad 第9世代はApple Pencilを本体にマグネットで吸着できませんが、Xiaomi Pad 5だと側面に吸着できるので利便性が高いです。
キーボードはどちらも同じような感じで、カバーとしても使えるキーボードになります。


iPadのメリット、デメリット
メリット
・メモ、ノートなどアプリの豊富さ
・アクセサリーの豊富さ
・iPadをMacでサブディスプレイ化できる。
・ゲームなど安定にプレイできる
・エンタメ、学習、仕事と幅広く使える
アプリの豊富さ、アクセサリーの多さなどが魅力的なところがApple製品の強みです。
Macを持っているなら、iPadをサブディスプレイ化できる機能もあって同社製品との連携が強いです。
性能も高いため、大抵のゲームはスムーズにプレイできたり、動画視聴や学習用途に使えたり、幅広い使い方ができるのがiPadの強みです。
デメリット
・128GBモデルがない
・音質は普通
64GBか256GBモデルしかないので、一番安い64Bモデルでは本体のストレージが少なくてすぐに圧迫されるかもしれないです。
音質がXiaomi Padより劣っていると思う理由は単純にスピーカー数が2つしかないからです。
横画面にした時に片方の側からしか音が出てこないため、若干物足りない印象は受けるかもしれないでしょう。
Xiaomi Pad 5のメリット、デメリット
メリット
・120Hzで滑らかな動きが可能
・11インチの大画面で高画質
・スピーカー数が4つ
・充電速度が速い
・値段が安い
120Hz対応により、滑らかに画面のスクロールができるのは魅力ですが、対応しているアプリが少なそうなので恩恵はあまりないかもしれません。
ですが、6万円程度で10万円くらいするiPad Proと同じリフレッシュレートを体験できると考えるとXiaomi Pad 5のコスパは高いと思います。
充電も急速充電に対応しているので、元々のバッテリー容量も多いのでかなり長時間使えるでしょう。
デメリット
・イヤホンジャックなし
・指紋認証なし
イヤホンジャックなしなので、有線でイヤホンやスピーカーに繋ぐことはできないです。
さらに、指紋認証も非対応なので、外で使う時に不便と感じるかもしれないです。
どちらを買うべきか?
- 動画や漫画などエンタメ要素で使うならXiaomi Pad 5
- 勉強や編集作業など、本格的に使うならiPad
Youtubeを見たり、ゲームをするなら大画面で高音質のXiaomi Pad 5の方が迫力があって楽しめると思います。
iPadを選ぶ場合、Apple Pencilを使った絵描きやノートアプリを使った学習など、クリエイティブな用途で役立つでしょう。
Xiaomi Pad 5のディスプレイとスピーカー性能なら、iPad Proを買わなくても良いレベルだと思いますし、価格を考えてもXiaomi Pad 5の方が圧倒的にコスパが高いですね。
とは言っても、どちらもタブレットとして魅力なので、自分の用途に合いそうだと思った商品を選んでみてほしいです。
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