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デスク周り

スタンディングデスクって使う意味あるのか?半年使った感想を紹介

2022年6月19日

自宅で仕事しているとどうしても座りっぱなしになるため、健康面を気にして立ちながらでも作業できるスタンディングデスクを導入しようか悩んでいる方は少なからずいると思います。

ですが、Youtubeやブログで紹介されやすいスタンディングデスクは値段が高いものが多いですし、実際のところ役に立つのかも分からないですよね。

なので、気になる人のためにスタンディングデスクを半年ほど使ってみた自分の正直な感想を紹介していきたいと思います。

スタンディングデスクを買おうか悩んでいる方は、この記事を読んで本当にスタンディングデスクが自分に必要なのかを考える判断材料になれればと思います。

【結論】やっぱり座って作業する方が良いと気づく

スタンディングデスクを導入して1ヶ月くらいは立ちながら作業できることに感動していたものですが、段々と思ったのが、立って作業していても足が疲れて長時間作業するのは難しいのではないかということです。

そもそもスタンディングデスクの役割というのは、座りっぱなしが身体に悪いということで立ち作業できる環境を作って身体への悪影響を軽減させたり、適度にリフレッシュして作業の集中力を上げる等の効果があるとされていますが、個人的にはそこまで言われているほどの効果が感じられたのか疑問でした。

結局の所は座って作業する方が集中もできるし膝や腰が疲れないのでこっちの方が楽なのではないかということに気づいたのです。

立ったほうが集中力が出やすいなんて話を聞くこともありますが、僕の場合は立つより座っている時の方が集中力しやすいので、これに関しては向き不向きがあるのかもしれないですね。

実際に半年ほど使ってきた正直な感想

いちいちデスクの高さを変えるのが面倒

これに関しては性格が関わってきそうですが、デスクの高さを変えること自体が面倒と感じます。

電動昇降式デスクを使っているので、ボタン一つで自動的にデスクを昇降できますが、それすら段々と面倒に感じてきます。

ずっと立って作業するというよりは座って作業しすぎるのを防止するために適度に立ち作業を加えるということが効果的だと思いますが、どうせ立って作業する時間も数分くらいしかないですし、またデスクの高さを戻すこと自体が無駄に感じてしまうんですよね。

こんな感じで、僕のように面倒くさがりなタイプだとスタンディングデスクを活用しようとしなくなるかもしれません。

ケーブルマネジメントが地味に大変

スタンディングデスクをメインデスクで使う場合、気をつけないといけないのがケーブル配線です。

特にケーブルが短いものを使ってしまうと、デスクを昇降させる時にコンセントが取れたりするリスクがあるので、結構ケーブルマネジメントが大事になります。

実際に自分が使っているデスクはこんな感じで配線していますが、ここまでするのに割と苦労しました。

大抵の人はここまで配線にこだわることはないと思っていますが、スタンディングデスクを使って頻繁にデスクを昇降させたいと思うなら延長ケーブルを使うなり電源タップを使うなりしないとスムーズに昇降できない確率が高いと思うのでそこもスタンディングデスクを使う上で面倒なところだと思っています。

立ちながら作業しても気分転換にしかならない

結局立って作業する意味ってなんだ?と考えた時に、気分転換できることが一番の意味なのかなと思いました。

健康目的で使っていても正直実感が湧きづらいところですが、座りながらの作業に飽きてきた時とか肩が凝ってきたなと思うときにスタンディングするとそれなりに気分転換になります。

立っていればストレッチもやりやすくなりますし、気分転換として使うのが一番効果的だなと思います。

肩こりや運動不足の解消になるのかどうかという話に関しては、普通に運動した方がよっぽど健康的だと思うので、スタンディングデスクで運動不足を解消しようとするのはオススメしません。

スタンディングデスクの効果的な使い方とは

ここまでスタンディングデスクの否定的な意見を述べてきましたが、使い方次第では役に立ちます。

例えば下記のような使い方です。

  • 一定時間を立ち作業に使う

  • 立つことでスイッチを切り替える

  • 眠い時に立って作業して眠気を抑える

  • 自分にとって最適な机の高さで作業する

作業しないといけないけど何となく集中できないと思う時はスタンディングすることでメリハリをつけたり、ある作業をする時は立って作業する等、立つことに自分なりに役割を付けていくと捗ると思います。

あとは、眠気がありすぎてキツイ時にスタンディングして眠気を無理やり吹き飛ばすために立ちながら作業するのも効果的だと思います。

一番効果的だと思えたのは、座った時の机の高さを自分が作業しやすい高さに調整できるところです。

例えば作業の時は67cm、ご飯を食べる時は69cm、という風にシチュエーションごとに高さを変えることができます。これが地味に便利ですね。

他にも、写真撮影する時にデスクの高さを変えるということもできます。

ただの立ち作業だけじゃなく、細かいところでも活用できるのが電動式の良いところですね。

いずれにしろ、立って作業することに自分なりに意味を見出せたり作業効率に繋げられるようにすることがスタンディングデスクを導入する上で大事なんだと思います。

僕は座って作業することの方が好きなので立ち作業はほとんどしませんが、座って作業するための最適な机の高さを細かく調整できるのはスタンディングデスクのメリットだと思うので、無理に立ち作業にこだわらなくてもいいんじゃないかと思いました。

これからスタンディングデスクを買おうか悩む方へ

電動昇降式を買わなくてもいい

ブログやYoutubeでオススメされやすいのがFLEXISPOTの電動昇降式デスクで、これは電動でデスクを昇降できて非常に便利なデスクです。

しかし値段が高いので、電動昇降式をいきなり買うのはキツイと思う人は電動昇降じゃないタイプのスタンディングデスクを使ってみるのも有りです。

例えば、タンスのゲンのスタンディングデスクのような手動でデスクの高さを変えられる形式のデスクは安価なものが多いので、まずはこういう製品を使ってみてから電動昇降式型のデスク導入を検討してみるのも良いと思います。

結局立つだけでは健康になれない

当然ですが、スタンディングデスクを使っただけで健康になれるわけではありません。

多少の効果はあるとは思いますが、立ちっぱなしだろうが座りっぱなしだろうがどちらにしろ長時間同じ姿勢を取ることは良くないでしょう。

実際、立ちっぱなしでもリスクはあるとされています。

なので、大事なのは適度に運動をしたり、ストレッチをすることだと思います。

スタンディングデスクを使いたいと思う方は、デスクの高さをいちいち変えるという動作が面倒だと感じないかどうかだけ想像してみて欲しいです。

まず椅子を見直す

デスクワークしていて腰が痛くなりやすかったり首が痛くなる等の身体の痛みが生じやすいのでスタンディングデスクを導入しようと考えている方がいるのであれば、まず良い椅子を買うことをオススメしたいです。

椅子によってはスタンディングデスクを買うよりコストがかかってしまいますが、やっぱりデスクワークをするなら座っている時間が多いはずなので、長時間座っていても疲れにくい椅子を使うことが一番効果的です。

それに、高級な椅子だと座面の高さ調整が細かくできるので、机の高さに合わせることができて快適に作業できるというメリットがありますね。

しかし、いきなり高級な椅子を買うのは気が引けると思うので、そんな方にオススメなのが家具レンタルです。

いわゆる家具のサブスクリプションを提供しているサービスで、10万円くらいする高級椅子を毎月数千円で利用できたり、合わなかったら返却できるので椅子選びで失敗したくない人にとって良いサービスですね。

実際に僕はハーマンミラーのセイルチェアを家具レンタルしていますが、レンタルしなかったら使い心地に気づけなかったので利用して良かったです。

おすすめできるのは【Kagg.jp】というサイトで、様々な家具をレンタルして利用することができます。

使ってみたい椅子を選んでみて、気に入ったらそのまま購入することも可能ですし、合わなかったら返すこともできます。
レンタルを利用すれば、購入したけど使いづらくて後悔することを回避できるでしょう。

まとめ

以上、スタンディングデスクは良いことばかりではないということをお伝えしたいという記事でした。

結論、立ち作業はちょっとした気分転換として役に立つとは思いますが、長時間の作業はやっぱり座ったほうがやりやすいという話です。

これを踏まえた上で、スタンディングデスクを使おうと思っている人は自分にとって役に立つかのかどうか考えてみて欲しいです。

僕の場合は継続して立ち作業をすることが面倒だと感じて使わなくなりましたが、そういった行為が苦ではない方にとっては大いに役立つと思います。

ただ、一つ言えるのはスタンディングデスクを導入したからといって健康面が改善される保証はないので、健康面を気にしてスタンディングデスクを導入するよりは普段の生活の中に運動する時間を入れたりストレッチする習慣を取り入れる方がすぐに健康になれると思うので、スタンディングデスクの導入はよく考えてみてください。

  • この記事を書いた人

ヤマ

ガジェットで日常生活を快適化するために、使っていて便利な製品を紹介。ガジェット系のブログサイトを運営しつつ、フリーのWebライターとしても働いています。
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