ノイズキャンセリングイヤホンを使って集中してみたいけど、AirPods ProやWF-1000XM4のような人気のイヤホンは値段が高くて手を出しづらいという方に向けて非常にコスパの良いノイキャンイヤホンを紹介したいと思います。
それが「SOUNDPEATS Mini Pro」というワイヤレスイヤホンで、ノイズキャンセリング対応で価格が1万円しないという安さです。
実際に使ってみましたが、価格の安いイヤホンの割に音質も良く、ノイズキャンセリングの性能も確かに良かったです。
本記事では、そんなSOUNDPEATS Mini Proの詳細や使用してみた感想を紹介していきたいと思います。
安価でノイズキャンセリングを体験してみたい方や音質と機能性を求める方にオススメのイヤホンです。
ここがオススメ
- anc対応
- タッチ操作できる
- aptX addptive対応
- バランスの良い音質
本製品は提供品を頂いてのレビューとなります。
SoundPeats Pro miniのスペック
Bluetooth規格 | Bluetooth5.2 |
Bluetoothコーデック | aptX-Adaptive,aptX,AAC,SBC |
バッテリー容量 | 300mAh |
最大再生時間 | 約5時間、ケース併用時25時間 |
防水性能 | IPX5 |
ノイズキャンセリング | 有り |
外音取り込み | 有り |
サイズ | 60mm × 24mm × 45mm |
重さ | 4.97g(イヤホンのみ)、37.5g(ケース、イヤホン込み) |
充電ポート | USB-C |
ワイヤレス充電 | 無し |
SoundPeats Pro miniの特徴
・ANC対応
低価格のイヤホンながら、アクティブ・ノイズキャンセリングに対応しています。
周囲の騒音をカットしてくれるので、集中して音楽を聴けることができます。
ノイズキャンセリングは値段の高いワイヤレスイヤホンに搭載されていることが多いですが、SOUNDPEATS Mini Proのような安価なワイヤレスイヤホンでもノイズキャンセリング機能が付いているのは驚きです。
・3種類のモード有り
ANCモード、外音取り込みモード、低遅延モードがあります。
ANCは遮音性を高めたい時に使用するのに適しています。
外音取り込みは周りの音を聞き取りやすくなるので、外でランニングする時など役立ちます。
低遅延モードはゲームをする時の遅延を少なくしてくれるので、ワイヤレスイヤホン特有の音の遅延を軽減してくれます。
主にワイヤレスイヤホンで音ゲーをしたい時に役立つでしょう。
・cvc8.0ノイズリダクション対応
cvc機能があることで、通話時に自分の音声が相手側にクリアに聞こえてくれます。
テレワークやweb会議でワイヤレスイヤホンを使用して通話したいと思う方には助かる機能だと思うので通話用イヤホンとしても役立ってくれます。
・タッチ操作に対応
イヤホンの平らな部分をタッチすることで様々な操作が可能です。
モード変更の操作もタッチで可能なので、アプリから操作が必要ということにもなりません。
・aptX Adaptive対応
Androidに接続した場合に限りますが、aptX Adaptiveというコーデックで接続できます。
これに対応しているのはAndroidの機種のみになるのでiPhoneで使うよりはAndroidで本製品を使う方が音質は良いです。
aptX AdaptiveはAACより音質も良く、遅延が少ないという特徴があるので、ゲーム好きの方に助かる機能と言えます。
タッチ操作一覧
音量上げる | 右イヤホンのタッチパネルを1回タッチ |
音量下げる | 左イヤホンのタッチパネルを1回タッチ |
曲停止/再生 | タッチパネルを2回タッチ |
手動ペアリング | タッチパネル6秒長押し |
モード切替 | 左イヤホンのタッチパネル1.5秒長押し |
低遅延モード | 左イヤホンのタッチパネル3回タッチ |
通話応答 | タッチパネル2回タッチ |
通話拒否 | 着信中にタッチパネル1.5秒長押し |
曲送り | 右イヤホン1.5秒長押し |
曲戻し | 非対応 |
SoundPeats Pro miniの外観
パッケージを開封した時の写真です。
箱の時点でかなりコンパクトになっております。
付属品はイヤーピースとUSBケーブルになります。
ケースの全面と裏面です。
裏面にUSB−Cケーブルの差込口があります。
ケースを開けた状態です。
イヤホン自体はかなり小さいサイズで、重さもほとんど感じないような軽さです。
マークがある部分の全体がタッチパネルとなっており、前述したタッチ操作をこのタッチパネルで行えます。
使用してみた感想
・コスパが良すぎる機能性
価格が1万円しないのにANC、外音取り込みに対応していたり、音質もそれなりに良かったりして非常にバランスが良いワイヤレスイヤホンだなと感じました。
普段WF-1000XM4を使って音楽を聴いてますが、全体的な性能は勝てなくてもコスパを考えたらSOUNDPEATS Mini Proは全然問題ないイヤホンだと思います。
・ノイキャン性能が意外と良い
電車内等でノイキャンをONにして本製品を使ってみましたが、思いの外に騒音を遮断できていることに驚きました。
完璧に遮断できているわけではありませんが、ノイキャンOFFで音楽を聴くよりもONにした方が明らかに音楽が聴きやすかったです。
・音質は低音、高音のバランスが良い
肝心の音質についてですが、高音と低音のバランスが良くて癖があまりなく、耳が疲れにくいサウンドだと思いました。
悪く言えば物足りないと感じる音質かもしれませんが、値段を考えたら十分だと感じます。
なるべく癖のない自然なサウンドを楽しみたいという方ならオススメできる音質のイヤホンです。
・所々の使いづらさは感じる
SOUNDPEATS MINI Proには専用アプリがあるようなのですが、iOSだと非対応のためiPhoneで本製品を使用したい方は不便と感じるかもしれません。
アプリが使えないとなるとイヤホンで直接操作するしかないので若干の使いづらさは感じますし、イヤホンにセンサーが搭載されていないので、耳から外した時に音楽が自動で停止するといった機能も無いです。
あとは、外でノイキャンを使用している時、風切り音が結構聞こえます。
WF-1000XM4を使っているときはほとんど感じなかったですが、SOUNDPEATS MINI Proを使っていると風切り音が気になってしまいます。
なので、屋外で本製品を多用する場合は風切り音が気になって多少ストレスを感じるかもしれません。
WF-1000XM4と比較してみた
・外観
どちらもサイズはコンパクトですが、SOUNDPEATS Mini Proの方が小さく、軽量です。
とは言っても、SoundPeats Mini Proと比べると明らかにWF-1000XM4はサイズが大きく見えます。
重さも図ってみましたが、見ての通りSoundPeats Mini Proの方が軽いという結果になりました。
・音質
解像度の高さだったり、ノイキャン、外音取り込み含め、全体的な性能はWF-1000XM4の方が優れています。
とは言っても、SOUNDPEATS Mini Proも負けず劣らず良いサウンドなので、音質に拘らないという人であればSOUNDPEATS Mini Proでも満足できると思います。
・どっちを買うべき?
高音質、ノイキャン性能を求めるという方はWF-1000XM4を買ってしまえば満足できるでしょう。
ですが、2万円以上するという値段の高さがネックと感じるのであれば、SOUNDPEATS Mini Proを購入する方がコスパの高さという点で満足できると思います。
この2つを比較する上で重要なのは値段になると思うので、とにかく安い方が良いならSOUNDPEATS Mini Pro、品質を優先するならWF-1000XM4という選び方になります。
まとめ
以上がSOUNDPEATS Mini Proを1週間ほど使用した感想になります。
1万円以内で使用できるイヤホンと考えれば非常にコスパが高いイヤホンと言えるので、これからワイヤレスイヤホンを使ってみたい、ANC機能を体験してみたいという方にオススメのイヤホンとなります。