モバイルバッテリーを使っていると、モバイルバッテリー自体を充電するのが面倒だと感じたことはないでしょうか。
僕はそのタイプで、モバイルバッテリーを買っても充電するのが面倒なので結局使わなくなってしまうパターンが多いです。
しかし、CIOのSMARTCOBY Pro PLUGというモバイルバッテリーは自分にとって理想的でした。
コンセントプラグ付きなので、自宅でも外出先でもコンセントがあれば使えますし、なくてもモバイルバッテリーとして使えます。
しかも、10000mAhという大容量バッテリーなので残量をあまり気にしなくて使えるところが魅力的です。
本記事ではSMARTCOBY Pro PLUGをしばらく使ってみた感想を紹介します。
気になる方はぜひチェックしてください。
SMARTCOBY Pro PLUGの詳細
バッテリー容量 | 10,000nAh |
出力(Type-C) | 最大30W |
出力(Type-A) | 最大22.5W |
出力(Type-C+Type-A) | Type-C:最大30W Type-A:最大12W |
サイズ | 約79 × 79 × 26mm |
重量 | 約265g |
商品の付属品は取扱説明書のみで、ケーブルは別途用意する必要があります。
表面は傷が付きにくい加工をされており、細部までこだわりを感じるデザインとなっています。
コンセントは出し入れ可能なので持ち運びしやすいですね。
本体のLEDのカラーによってモバイルバッテリー自体のバッテリー残量が確認できます。
- 紫色:100~76%
- 緑色:75~51%
- 青色:50~26%
- 赤色:25~0%
ちなみに本製品はPPS充電に対応しています。
PPSというのは、従来の充電規格であるUSB PDより更に急速充電ができる規格のことです。
現状だとPPSに対応しているデバイスがGalaxyスマートフォンくらいしかないので効果を確認しづらいですが、今後対応デバイスが増えた時に活躍できると思います。
SMARTCOBY Pro PLUGのレビュー
とりあえず持っておいて損しない便利なモバイルバッテリー
何より魅力的なのがモバイルバッテリーと据え置き充電器の両立ができるところです。
自宅で普通の充電器として使うのも有り、モバイルバッテリーとして外出先で使うのも有りという利便性の高さが備わっています。
加えて、バッテリー容量が10000mAhで、30W急速充電に対応しているため性能的に見ても優れていると思います。
難点があるとすれば、Magsafe充電できるモバイルバッテリーのような携帯性があまりないので、スマホと重ねて使うのは難しいところです。
ですが、なるべく移動中に充電するという使い方をしなければ特に問題ないでしょう。
旅行や仕事先に行く時に助かる
パススルー充電に対応しているため、モバイルバッテリーを充電しながら他のデバイスを充電できます。
つまり、コンセントに刺してモバイルバッテリーを充電しつつ、他のデバイスも充電できるのでモバイルバッテリー自体のバッテリー残量を気にする必要がありません。
モバイルバッテリーを充電するための充電器を持ち歩くのって結構かさばるし嫌ですよね。
パススルー充電の機能は他のモバイルバッテリーにもありますが、大体はモバイルバッテリーを充電するための充電器が必要になるので、外出先では活かしにくいです。
しかし、SMARTCOBY Pro PLUGに関してはプラグ付きなのでコンセントがある場所であればどこでも使えます。
これが仕事先や旅行先のホテルであれば、コンセントを利用できる確率が高いですよね。
なので、なるべく荷物を減らしたい人にとってもSMARTCOBY Pro PLUGは活躍すること間違いなしです。
SMARTCOBY Pro PLUGを使うまではモバイルバッテリーを2台持ち歩いていましたが、もうその必要はないです。
頻繁に充電しないデバイスに対して使いやすい
Type-Aポートがあるので、デジタルカメラなどUSB-TypeCで充電できないデバイス用の充電器として使っています。
自室にある充電器はUSB-TypeCポートしか使えないものばかりなので、Type-Aで充電したい時に地味に困っていました。
とはいっても、Type-Aで充電したいデバイスって多いわけでもないんですよね。
頻繫に充電することもなく、それ用の充電器を買うのが億劫だったのでSMARTCOBY Pro PLUGは丁度良い充電器として使えてます。
10000mAhの大容量バッテリーを活かして、充電したい時に充電するスタイルを作れてます。
モバイルバッテリーとして使いつつ、自室で使っている充電器のサブ充電器みたいな使い方が役に立つと思いました。
コンパクトな製品と比べると重みを感じる
SMARTCOBY Pro PLUGはiPhone 13 Proの半分くらいサイズなので手のひらに収まるサイズです。
ですが、厚みが26mmなのでiPhone 13 Proの2.5台分の厚みになります。
そうなってくると、モバイルバッテリーとスマホを重ねるみたいな使い方は厳しいですね。
重さも267gくらいあるので、なかなか重たいです。
僕はモバイルバッテリーをポケットに入れながらスマホを充電するスタイルをしますが、SMARTCOBY Pro PLUGだとポケットにいれると明らかに重みを感じるので少々使いづらさは感じます。
コンパクトを取るか、機能性を取るかでSMARTCOBY Pro PLUGを選ぶかどうか考えた方がいいかもしれません。
プラグを活用しないなら出番が少なくなるかも
SMARTCOBY Pro PLUGの特徴はプラグ付きであること。
その特徴を全く使わない、ただのモバイルバッテリーとして使うとしたら他のモバイルバッテリーで良いと思うはずです。
10000mAhで更にコンパクトなモバイルバッテリーは他社にありますし、30W出力できる充電器も数多くあります。
結局プラグを使わないままだと持ち味を生かせないので、どういった場面でプラグが活躍できるか考える必要があります。
普段から自分が使っている作業場やカフェでコンセントが使えるかどうか確認したり、自室の充電器やコンセント状況がどうなっているか把握してから、必要かどうか選択するといいでしょう。
逆に、据え置きの充電器として使うだけなのも勿体ないですね
SMARTCOBY Pro PLUGはこんな人にオススメ
SMARTCOBY Pro PLUGはこんな方におすすめ
- 頻繁に旅行に行ったりカフェなどで作業することがある人
- 家でも外でも1つの充電器を使いたい
- 外出先でノートPCを充電したい
- Type-CだけじゃなくType-Aポートも使いたい
- モバイルバッテリー自体を充電しながら他のデバイスを充電したい
まとめ
メリット
- パススルー機能がある
- 30W急速充電に対応している
- Type-Aポートも使用でき、2ポート同時に充電できる
- プラグ付きなのでコンセントにさせばバッテリー残量を気にしなくていい
デメリット
- 本体に厚みがあり、重さもそれなりにある
- LEDが光るので暗い場所だと目立つ
- バッテリー残量が分かりづらい
プラグ付きで使えるモバイルバッテリーというのは画期的だと思いました。
家でも外でも使える万能なモバイルバッテリーなので、自宅に性能の良い充電器やモバイルバッテリーがない場合はこれ一つで環境を改善できるでしょう。