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キーボード・マウス

NuPhy Air60 V2  レビュー!オシャレな見た目と打鍵感の良さが魅力のメカニカルキーボード

2024年3月1日

Air60 V2の総評

総合評価:

45打鍵感:

機能性:

メリット

  • 尊師スタイルに最適なデザイン
  • ロープロファイルなのにしっかりとした打鍵感が好印象
  • コンパクトでポップなデザインが印象的
  • 他社よりもキースイッチの選択肢が多い

デメリット

  • 見た目がポップすぎるか
  • 国内と海外で価格が違いすぎる

キーボードは打鍵感が大事ですが、持っていて気分の上がるデザインだと愛着が沸きませんか?そんな、デザイン性と打鍵感の両方を兼ね備えたメカニカルキーボードが「NuPhy Air60 V2」です。

60%レイアウトのロープロファイルデザインなので、非常にコンパクトで持ち運びやすい。なのに、本体にアルミフレームや吸音フォームが施されており、打鍵感へのこだわりを感じられるクオリティです。

また、グレーとホワイトとブラックの3種類からカラーを選べて、キーキャップやキースイッチを自由に交換できるカスタマイズ性も備えています。

そんな魅力が詰まったAir60 V2を1ヵ月ほど使用したレビューを紹介。オシャレなロープロファイルメカニカルキーボードを探している方はぜひ参考にしてください!

【特徴】ポップなデザインと打鍵感の良さが際立つ

ポイント

  • コンパクトな60%レイアウト
  • 重さ463g
  • 7種類のキースイッチを選択できる
  • 最大150時間(バックライトなしの場合)使えるバッテリー
  • 無線で3台と有線で1台、合計4台の接続可能
  • アルミニウムフレーム搭載
  • ブラック、ホワイト、グレーの3色展開
  • WindowsとMac、両方の配列に対応
  • ダブルショットPBTキーキャップ搭載
  • QMK/VIA対応

Air60 V2はファンクションキーが搭載されていないキーボードなので非常にコンパクトです。

例えば、MacBookに乗せてもTouth IDに干渉しないほどコンパクトです。重さも463gほどなので持ち運びやすい。高級感あるアルミフレームとポップなキーキャップを備えたオシャレデザインなのも良き。

タイピングの角度も変えられるので、打鍵しやすいキーボードとなっています。

しかも、購入時に選べるキースイッチが7種類もあるので、選択肢の多さが魅力的です。

キースイッチ名種類Pre TravelTotal TravelOperating ForceEnd Force
Gateron Low-profile Red 2.0リニア1.7±0.4mm3.2+0.2mm50±15gf60±5gf
Gateron Low-profile Blue 2.0クリッキー1.7±0.4mm3.2+0.2mm65±15gf70±5gf
Gateron Low-profile Brown 2.0タクタイル1.7±0.4mm3.2+0.2mm55±15gf60±5gf
NuPhy Wisteriaタクタイル1.7±0.4mm3.2+0.2mm55±15gf50±5gf
NuPhy Aloeリニア1.7±0.4mm3.2+0.2mm37±15gf40±5gf
NuPhy Cowberryリニア1.2±0.3mm3.0+0.2mm45±15gf55±5gf
NuPhy Mossタクタイル1.7±0.4mm3.2+0.2mm60±15gf55±5gf

「Pre Travel」はキーを押し始めてからキースイッチが反応し始めるまでの距離で、「Total Travel」はキーが底にまで押し込まれるまでの距離を指します。ここの数値はどれも大差ないので、あんまり気にしなくて大丈夫です。

「Operating Force」はキーを押すときに最初に感じる抵抗力で、「End Force」はキーを完全に押し込んでから底に到達するまでに感じる抵抗力です。要するに、数値が大きいとキーを押したときに「重み」を感じます。

どちらかというと「Operating force」が大事で、ここの数値が小さいと打鍵感が「軽い」、大きいと「重い」と感じます。軽いタッチが好きならリニアスイッチ、重いのが好きならタクタイルスイッチ、といった具合に選びましょう。

打鍵音は公式チャンネルから確認できるので参考にしてください。

付属品

取扱説明書やType-CとType-Aケーブルなど。NuPhyオリジナル?の可愛いキャラのステッカーもあります。

さらに、キースイッチとキーキャップを交換できる工具、予備のキーキャップも付いています。

驚くことに、NuPhy製のキースイッチや2.4Ghzレシーバーも同梱。他のキースイッチを気軽に試せるのは素晴らしい。

Air60 V2は何が変わった?

ポイント

  • QMK/VIA対応
  • 吸音フォームやIXPEなど搭載で静穏仕様になった
  • AirFeet内蔵
  • 無線が低遅延になった
  • カラーにホワイトとブラックが追加
  • ダブルショットPBTキーキャップ搭載
  • キースイッチの種類が増えた

かなり変更点が追加されたので、これからAir60を購入するならV2一択です。

一見、デザインは大きく変わっていませんが、内部にポロンプレートやIPXEといった吸音材が施されており、前モデルよりも心地いい打鍵音を奏でてくれます。

選択できるキースイッチが4種類も増え、キーリマップ対応でカスタマイズ性も向上。カラーリングも増えてオシャレになっています。

Air60 V2のメリット

尊師スタイルに最適なデザイン

ノートパソコンのキーボードの上に外付けキーボードを置いて作業する姿を尊師スタイルと呼びます。

普通のキーボードだとノートパソコンのキーボードと干渉するので誤入力が起きてしまいます。しかし、Air60 V2なら背面にAirFeetという仕掛けがあり、ノートパソコンのキーボード上に置いても干渉しないようになっています。

快適に尊師スタイルができるし、Air60 V2自体がコンパクトなおかげでMacBookのTouth IDにも干渉しません。難なく指紋認証ができるので、これ以上に尊師スタイルに相応しいキーボードはあるのか?と思いました。

ロープロファイルなのにしっかりとした打鍵感が好印象

ポロンプレートという吸音材が入っていたりIXPEを搭載で打鍵音を心地良くさせたり、さまざまな工夫が施されています。Cowberryスイッチを搭載したNuPhy Air60 V2のタイピング音を録音したので聴いてみてください。

Cowberry Switchはリニアスイッチなので赤軸らしい軽快な打鍵感です。従来の赤軸より少し固めのタッチで、「カチャカチャ」と「コトコト」が混ざったような独特な打鍵音が癖になります。

同じくロープロファイルのKeychron K3 Proも打鍵感は良いのですが、Air60 V2ほど素材が詰まっていないので打鍵感の差は歴然です。

コンパクトでポップなデザインが印象的

無骨なデザインのキーボードとは真逆で、ミニマムなデザインと可愛らしさを感じるキーキャップが印象的です。

カラーはグレーとホワイトワイトとブラックの3種類から選べます。ブラックを選びましたが、黄色いスペースパーや赤いエンターキーはアクセントが効いていてオシャレですね。バックライトもカラフルなので、メカニカルキーボード感が出てます。

デスク映えするデザインのキーボードを求める方におすすめ。

他社よりもキースイッチの選択肢が多い

例えば、Keychron K3 ProはGateronのRed、Blue、Brownの3種類しか選べません。

対して、Air60 V2はCowberry、Aloe、Wisteria、MossといったNuPhyオリジナルのスイッチが揃っています。ちなみに、NuPhyオリジナルだけどGateronロープロファイルに対応したキーボードと互換性があります。

実際、私はKeychron K3 ProにNuPhy Daisy Switchを使っています。

要するに選択肢が多いので、珍しいキースイッチを使ってみたい方におすすめできます。珍しいだけでなく、しっかりとした打鍵感なので色々と使ってみてほしいです。

リニア(赤軸)が好きならCowberry、タクタイル(茶軸)が好きならWisteriaはおすすめ。ただ、クリッキー(青軸)は「Low-profile Blue 2.0」のみなので、選択肢は非常に少ないです。

Air60 V2のデメリット

見た目がポップすぎるか

Air60 V2は打鍵感も良いしコンパクトだから非常に気に入っています。しかし、見た目がポップすぎるかも?

デメリットと言うほどの要素ではありませんが、カッコいいデザインを求める方には合わないかもしれません。

とはいえ、キーキャップを交換すれば簡単に解決できます。以前はLofree Flowに使っていたXVXのキーキャップをAir60 V2に着けてみたらベストマッチ。

ポップな印象からクールに様変わりしたので、雰囲気を変えたい場合はキーキャップを付け替えてみましょう。

Air60 V2に適応するキーキャップはAmazon で「xvx キーキャップ ロープロファイル」と検索すれば何件か出てきます。間違ってもロープロファイルじゃないキーキャップを選ばないよう注意しましょう。

国内と海外で価格が違いすぎる

私は輸入版のAir60 V2を15000円ほどで購入しました。Air60 V2は2024年3月から国内でも販売しますが、価格は27820円です。

およそ1万円の差があるので、流石に高い気がします。価格だけなら輸入版をおすすめしたいですが、技適マークがないのでBluetoothを使用できません。

色々と気にせず使いたいなら、価格は高くても国内版を購入するのが安心ですね。もしくは、有線接続なら技適は関係ないので、有線しか使わないなら輸入版を選ぶのも有りです。

Air60 V2のQ&A

技適は対応している?

輸入版は対応していませんが、国内版なら対応しています。

マニュアルはどこで見れる?

公式サイト、もしくは画像付きマニュアルで確認できます。

どうすればVIAを使える?

手順

  1. 有線で接続する
  2. ブラウザからVIAにアクセス
  3. 「Design」タブでJSONファイルを読み込ませる
    ※JSONファイルはNuPhy公式サイトからダウンロード可能
  4. Nuphy Air60 V2の名前がポップアップで出てきたらConnectをクリック

おすすめのキーキャップやキースイッチは?

キーキャップはXVXの製品ならサイズがピッタリなのでおすすめ。

XVX ロープロファイル PBTキーキャップ BOW ブラック&ホワイト
XVX PBTキーキャップ ロープロファイル ユニバーサルタイプ(ブラック)

キースイッチはDaisyとCowberryを使いましたが、Cowberryは軽めのタッチで早打ちしやすいからおすすめ。他にもAloeやWisteriaも人気なので、気になる方はタイピング動画を見て良さそうなものを選んでみてください。

ポロンシートとマスキングテープで静音化してみた

結論から言うと打鍵音はあまり変わりませんが、打鍵感が滑らかになってタイピングしやすくなりました。

Air60 V2の打鍵音はロープロファイルの中だと静かな方ですが、もっと静かにしたい気持ちがあったので静音化を試みました。

私の場合、「グリーンキーズチャンネル」の動画を参考にして、Air60 V2を分解してテープやらポロンシートを導入。その結果を動画にしました。

あまり静音化されてない気がします。静音化前は固めの打鍵音だったのが、静音化後は軽くなったような?違いは正直分かりづらい。

ただ、ポロンシートとマスキングテープを使うことで底打ち感を軽減できるので、多少は滑らかなタッチに変わった気がします。

一応、手順は載せておきますが、分解する際のアクシデントは自己責任でお願いします。前述したとおり、劇的に静かになるわけではないので、興味本位でやってみたい方に向いています。

【まとめ】打鍵感が良いMacBook用キーボードを求めている方におすすめ

コンパクトでオシャレなデザイン、薄型でもしっかりとした打鍵感など、ロープロファイルキーボードとしてのクオリティが高いAir60 V2。

MacBookユーザーの方やロープロファイル好きの方にもおすすめできます。

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ヤマ

気になったガジェットをレビューしたり、デスク環境を快適にするための情報を発信。月間7万PVほどのガジェットブログ「ガジェフロ」を運営しつつ、Webライターとしても働いています。
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