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スマートフォン

Apple Watchを買うか悩む人へ、実際に半年使って感じたメリット・デメリットを紹介

2022年8月19日

  • Apple Watchって便利そうだけど、買う価値はあるのか?

iPhoneユーザーだとこのような悩みを持つ方も多いと思います。

Apple Watchは時計として使えるだけでなく、様々な機能が使えるため何となく便利なイメージがありますが、実際に使ってみないとどれくらい便利なのかイメージしづらいですよね。

かといってApple Watchの値段は安いものではないので、購入を躊躇う人がいる気持ちも分かります。

そんな方に向けて、Apple Watch 7を実際に購入して半年ほど使用した感想を基に、Apple Watchのメリットやデメリットを紹介します。

この記事を読んで分かること

  • Apple Watchのメリット・デメリット
  • どんな人にApple Watchがオススメか
  • 買うならどのモデルがオススメか

僕がApple Watch 7を購入したのはデザイン性の良さに惹かれたのと、iPhoneのロック解除ができるところが便利だと思って購入したので、あまりApple Watchの機能を把握していない状態で購入しています。

そんなレベルでも、Apple Watchを買って良かった部分や、これは不満だと思った部分というのが使っていて分かりましたので、それを紹介していきたいと思います。

Apple Watchを使って感じたメリット

・手元にiPhoneがあればApple Watchだけである程度は操作できる

Apple Watchでできること

  • iPhoneの通知確認
  • 着信の対応
  • LINEの返信
  • 曲停止や曲送りの操作
  • マップで目的地の経路や現在地を見れる
  • PayPayやPASMOなど電子マネーが使用できる
  • 天気予報を確認できる
  • カレンダーの表示やスケジュール確認
  • 運動量の計測や心拍数の計測など健康状態を見れる

上記が全てではありませんが、Apple Watchでできることをまとめるとこれだけ出てきます。

中でもiPhoneに通知が来た時に、同時にApple Watchにも通知が届くので手元ですぐに通知内容を確認できたり、着信が来た時にiPhoneを取り出さなくてもApple Watchから通話できることが便利だと思いました。

移動している時や運動している時など、状況によってスマホを出すのが面倒な時があると思いますが、そういった時でもApple Watchだけ操作して対応できてしまいます。

言うならばApple Watchは時計サイズのスマホというイメージです。

・バンドの種類が豊富

Apple Watchにはサードパーティ製のバンドも数多くあるので、純正以外にも使えるバリエーションが豊富で付け替えが楽しいです。

僕はPITAKA製のバンドが気に入っていて、高級感のある素材が好きです。

それ以外にも、スポーツ用に適したバンドや、ビジネス用のバンドもあります。

場面に応じてバンドを付け替えられるので、どんなシチュエーションでも使いやすいのが魅力的なところです。

・iPhoneやMacのロック解除が楽になる

顔認証で認証するタイプのiPhoneだと、マスクをしているとロック解除がスムーズにできないデメリットがありますが、Apple Watchがあれば即座にロック解除できるので地味に便利です。

最新のOSならマスク状態でもロック解除できるようになりましたが、たまに解除がスムーズにいかない時もあるので、Apple Watchでの解除の方が安定します。

MacでもApple Watchによるロック解除が可能なので、クラムシェルモードで運用している人はキーボードでパスコードを入力しなくてもApple Watchを着けていれば一発でロック解除できるのが便利ですよね。

iPhone SEなら指紋認証できるのでApple Watchによるロック解除の恩恵は薄いですが、顔認証のiPhoneを使っている方には便利な機能だと思います。

・充実したヘルスケア機能が揃っている

Apple Watchでできる健康管理

  • 心電図アプリや、心拍数のチェックが使える
  • 転倒検出機能によりSOSを呼べる
  • 血中酸素濃度の測定
  • 睡眠の記録
  • ワークアウト機能による運動量の測定
  • 座りすぎを防ぐスタンドリマインダー

※Apple Watch SEは心電図、酸素測定に非対応。

これらの機能はApple Watchを着けているだけで勝手に測定してくれるのでユーザー側が特に設定をすることなく使える親切な設計になっています。

地味に便利なのがスタンドリマインダーで、デスクワーク等で一定時間座りっぱなしが続くと、そろそろ立ち上がるようにApple Watchから通知してくれる機能です。

これのおかげで座りすぎによる腰の痛みや肩こりを軽減できますし、適度に立ち上がってストレッチをするだけでも多少のリフレッシュにもなってくれます。

その他に機能は色々ありますが、日頃Apple Watchを着けているだけで自分の健康状態を測定できるというのはそれだけでメリットですし、自分から健康に気を使えるようになるきっかけにもなると思うので非常に役立つ機能だと思います。

上記の機能はシリーズ6以降のApple Watchなら全て対応してありますが、シリーズ3やSEで非対応なので注意が必要です。
詳しくは公式サイトのヘルスケア機能の対応表を参照ください。

Apple Watchを使って感じたデメリット

・バッテリーが少ない

Apple Watchは基本的にバッテリー持ちが低く、朝から100%の状態にして使っても夕方頃には50%は切れていることが多いので、毎日使うなら使ってない時はこまめに充電することになります。

Apple Watch 7なら急速充電に対応しているので充電時間も短く済みますが、それでも元々のバッテリー容量をもっと増やして欲しいとは思います。

こまめに充電するのが面倒と感じる人は、Apple Watchを使うのが段々と億劫になるかもしれません。

・Apple WatchはiPhoneでしか使えない

Apple Watchは基本的にiOSだけに対応しているため、iPhone以外と連携して使うことは不可能となります。

実際のところ、他のスマートウォッチはiOSとAndroidで使えるスマートウォッチがほとんどのため、Apple WatchがiPhoneでしか使えないのはデメリットだと思います。

それに、もしiPhoneをやめてAndroidに乗り換えた時、Apple WatchはAndroidで使えないので不要になってしまうんですよね。
せっかく出費したのに使わなくなると勿体ないですが、なんだかんだApple製品は買取に出してもそれなりの値段が帰ってくるので売りに出すのも有りかもしれません。

Apple Watchを買うのであれば、それなりにiPhoneを使い続けるという覚悟を持たないといけないので、そういうところがApple Watchに手を出しづらい理由に繋がっていそうですね

・最新モデルの価格が高い

Apple Watchの最新モデルは基本的に値段が高めで、気軽に購入しづらいと思います。

僕がApple Watch 7を購入した時は値上げ前なのでGPSモデルを4万円台で購入できましたが、現在の価格だと5万円ほどに値上げされているので普通に高いです。

値段がネックに感じる場合、スペックが少し下がりますがApple Watch SEを購入した方が安上がりなのでこちらを選ぶほうが無難です。

買うなら安いモデルでもいい

僕はデザイン性と画面の大きさからApple Watch 7を購入しましたが、正直Apple Watch SEみたいな廉価版でも良かったと思いました。

Apple Watch SEだと

  • 常時点灯機能
  • 心電図アプリや血中酸素アプリ
  • 急速充電
  • ステンレススチールやチタニウムモデル

主に上記の要素が備わっていないことになりますが、それ以外の機能はほとんどApple Watch7と変わらないです。

Apple Watch 7を使っていても心電図や血中酸素アプリを活用することがほとんどない場合、Apple Watch SEでも問題ないと思います。

常時点灯機能は好みの問題もありますが、腕を上げないと画面が表示されないことが不便と感じる人は常時点灯ができるモデルの方が快適に使えると思います。

上記の機能のどれにも魅力を感じない人は迷わずSEをオススメします。

もっと安く済ませたい場合はApple Watch 3もあるので、まずはこちらを購入してApple Watchを体験してみるのも有りです。

Apple Watchが必要な人、必要ない人

Apple Watchはこんな人にオススメ

  • 色々なバンドを使って見た目をカスタマイズしたい
  • Apple Watchの機能を使い倒したい
  • 転倒検出機能などのヘルスケア機能を使いたい

バンドの種類が豊富なので、見た目を変えてオシャレしたい人にとってApple Watchはオススメです。

通知はApple Watchの方が素早く確認できますが、あまり通知を入れすぎると緊急性の高いメッセージが埋もれてしまうかもしれないので必要ない通知は入れないように設定しておく必要があります。

Apple Watchには転倒検出機能があるので、もしもの時のリスクを減らしたい場合に役立ちます。

逆に、Apple Watchをオススメできない人は以下になります。

  • iPhoneユーザーではない
  • 通知や充電管理が面倒なタイプの人
  • ヘルスケア機能に興味がない

Apple Watchの機能に魅力を感じない、必要性を感じたりしない場合は着けていてもただの時計になってしまうので、あくまでスマートウォッチとして活用できるかどうかが大事になってきます。

それに、時計と違ってスマートウォッチはこまめに充電する必要があるので、それが面倒だと感じる人はあまり向かないかもしれません。

まとめ

以上が半年ほどApple Watchを使ったメリットとデメリットの紹介になります。

メリット

  • Apple Watchだけである程度操作できるようになる
  • バンドの種類が豊富
  • iPhoneやMacのロック解除が楽になる

デメリット

  • 最新モデルの価格が高い
  • バッテリーが少ない
  • iPhone以外では使えない

Apple Watchを着けておくと様々なメリットがあって便利だと思いますが、ネックなのは価格の高さでしょう。

コストに見合うくらい使いこなせたり、見た目のカスタマイズを楽しめるようになると使っていて楽しいと思えるはずなので、購入を検討している方はApple Watchが自分に合いそうかどうか考えてみてください。

どうしても使ってみたい人は安いモデルを買ってみて自分なら使いこなせそうか試してみてはどうでしょうか。

  • この記事を書いた人

ヤマ

ガジェットで日常生活を快適化するために、使っていて便利な製品を紹介。ガジェット系のブログサイトを運営しつつ、フリーのWebライターとしても働いています。
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