- 低コストで音質の良いワイヤレスイヤホンが欲しい
- 長時間着けてても疲れないワイヤレスイヤホンを使いたい
そんな方にオススメなのがSOUNDPEATS Air 3 Deluxeです。
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeはインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンなので従来のイヤホンとは違って耳の穴までイヤホンを差し込む必要がなく、耳の穴の辺りに引っ掛けるだけで装着できます。
これが意外と快適で、長時間付けていても疲れにくいですし、マイクも搭載されているのでテレワーク等で長いこと通話をする場合でもあまり疲れることなく使えます。
しかも価格の安さの割に音質も良く、バッテリー持ちも悪くないので非常に使いやすいと感じました。
そんなSOUNDPEATS Air 3 Deluxeの魅力を伝えるために、本記事ではSOUNDPEATS Air 3 Deluxeの情報をまとめつつ、実際に使ってみた感想を紹介していきます。
かなりコスパの高いイヤホンとなっているのでワイヤレスイヤホンにお金をかけたくない、けどそれなりに音質を求めているという人にオススメです。
ご興味のある方は是非チェックしてみてください!
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeの特徴・外観
主なスペック
- インナーイヤー型ワイヤレスイヤホン
- aptX Adaptive / aptX / AAC / SBCに対応
- Bluetooth5.2
- イヤホン再生時間5時間、ケース込みで21時間
- ケース36g、イヤホン4g
- 防水規格IPX4
- USB-C充電
- 装着検出機能あり
- 低遅延モードあり
- タッチセンサーで操作可能
- ノイズリダクションを搭載したマイク機能あり
- 片耳使用も可能
- 専用アプリでイコライザー設定も可能
よく使われるイヤホンはカナル型と言われ、イヤーピースを耳の奥まで入れて装着させるのが特徴なイヤホンです。
対してインナーイヤー型はイヤーピースも存在せず、ただ耳の穴に差し込むというより引っ掛けるだけで装着できるのが特徴です。
そのため密閉感が薄く、開放的に使えるので耳への負担はカナル型より少ないです。
ただ、本製品はノイズキャンセリング機能は搭載されていないので、外で使う場合は周りの音を拾いやすくなり、集中して音楽を聴けないというデメリットもあります。
逆に言えば周りの音が聴こえていた方がいい場面だとインナーイヤー型の方が都合が良いと言えます。
装着した状態はこんな感じです。
重さに関しても、本体が軽いので着けていることを忘れそうになります。
ケースもコンパクトなところが気に入っています。
USB-Cでの充電が可能で、ワイヤレス充電には非対応です。
・SOUNDPEATS Air 3との違い
同じような見た目の製品としてSOUNDPEATS Air 3がありますが、明確に違いはあります。
Air 3 | Air 3 Deluxe | |
防水規格 | IPX5 | IPX4 |
重量(イヤホン/ケース) | 約8g/約33g | 約7g/約36g |
ケースのサイズ(L×W×H) | 49.5×22.5×47.5 mm | 17.3×17.7×33.9 mm |
価格 | 5,380円 | 5,880円 |
上記4つが主な違いになります。
他の方のレビューを見る限りだとAir3とAir 3 Deluxeで音質の違いも若干あるそうですが、基本的にそこまで差はないようです。
ケースのサイズを見るにAir 3 Deluxeの方がコンパクトのようです。
価格はAir 3の方が安いですが、バッテリー性能はAir 3 Deluxeの方が上なのでバッテリーを重視するならAir 3 Deluxe一択です。
特にこだわりがなければ安い方を選ぶといいでしょう。
・専用アプリについて
AndoridとiOSの両方で専用アプリを使用できます。
SOUNDPEATS
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アプリの使用にはアカウント作成が必要なのでメールアドレスと任意のパスワードを入力する必要があります。
イヤホンと本体をペアリングした状態でアプリを開くとこのような画面になります。
アプリによってイコライザーの設定や自動検出機能や低遅延モードのON/OFFができるようになります。
可変イコライザーは、アプリ側で自動的にイコライザーを調整してくれる機能ですが、使ってみたところ自分に合う音質にはならなかったのでそこまで期待しない方が良いです。
AndoridとiOSの両方で使えますが、iOSだとアプリが英語表記になってしまいますし、アプリが急に落ちることもあるのでAndoridで使う方が安定します。
・タッチセンサーの操作一覧
電源ON | どちらかのタッチパネルを1.5秒間長押しする |
電源OFF | どちらかのタッチパネルを10秒間長押しする |
再生/停止 | どちらかのタッチパネルを1回タッチする |
音量上げる | 右側のタッチパネルを1回タッチする |
音量下げる | 左側のタッチパネルを1回タッチする |
前の曲へ戻る | 左側のタッチパネルを1.5秒間長押しする |
次の曲へ進む | 右側のタッチパネルを1.5秒間長押しする |
電話に応答する | どちらかのタッチパネルを2回タッチする |
着信を拒否する | どちらかのタッチパネルを1.5秒間長押しする |
通話切り替え | どちらかのタッチパネルを2秒間長押しする |
ペアリングモード | 充電ケースのボタンを3秒間長押しする |
音声アシスタント | 右側のタッチパネルを3回タッチする |
低遅延モード | 左側のタッチパネルを3回タッチする |
ちなみにタッチセンサーの位置は下の画像を参考にしてください。
使用した感想
音質は迫力のある低音で全体的にバランス良し
音の特徴
低音:迫力のある低音ではあるが、他の音域の邪魔にならないレベル
中音:ボーカルは鮮明で、低音に埋もれないバランスを保っている
高音:自然なサウンドで、あまり籠もっている印象はしない
SOUNDPEATSのイヤホンはSOUNDPEATS Mini Proを使ったことがあるので低価格で機能モリモリ音質良しのコスパイヤホンという印象がありますが、今回も例に漏れず低コストで高音質というコスパっぷりを見せてくれました。
SOUNDPEATS Mini Proレビュー!低コストでノイキャンもできるワイヤレスイヤホン
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まず使ってみて感じたのが低音の強さと中音と高音域のバランスが良く、全体的に聴きやすいサウンドと感じました。
インナーイヤー型は低音が抜けやすい印象ですが、SOUNDPEATS Air 3 Deluxeはむしろ低音のパワーが強いので迫力を感じやすいです。
聴く人によっては低音が強すぎると思われるかもしれないですが、そこは専用アプリのイコライザーで調整できるので多少は自分好みのサウンドに変えられます。
僕の場合、初期状態だと低音が強すぎと感じたのでイコライザで下げて中音域を少し上げています。
難点というか、インナーイヤー型なので仕方ないですが外出先で使用すると周りの音を拾いまくるのでまともに音楽は聴けないです。
ノイキャン機能もないので、自室で音楽を聴く時や運動する時のながら聴き用として使うのが理想的ですね。
装着感はかなり快適
実際に装着した感想としては、やはりカナル型とは違って装着しやすいですし、着けているのを忘れるくらいの軽さなので満足です。
AppleのAirPods 3やEarPodsみたいに耳の穴に添えるだけで装着できるのでカナル型のイヤホンを使っていて耳が疲れやすい、不快感を感じるという人に本製品はオススメです。
また、運動時に使ってみましたが意外と耳から外れにくいですし、フィット感も問題ないのでながら聴きにも使いやすいでしょう。
通話品質はまあまあ
通話品質は価格相応といった感じですが、ノイズリダクション機能もあるので周りの音も拾いにくいですし普通に会話できる性能です。
さすがにSONYのWF-1000XM4やLinkBudsと比べると品質は劣りますが許容範囲だと思います。
WindowsのZoomのマイクテストで聴いた感じだと自分の声が若干小さいし籠もっているように聞こえましたがこちらの声量を上げれば会話できないことはないレベルという感じです。
仕事で1日使ってみましたが、イヤホンがインナーイヤー型ということもあるので、長時間の通話でも耳が疲れにくいと感じたので通話用イヤホンとして使う選択肢も有りだと思います。
充電ケース込みで21時間使えるバッテリー持ち
イヤホン単体のバッテリー持ちは約5時間なので少し短いかもしれませんが、充電ケースを使えば21時間は使えるのでバッテリー性能も価格の割に優秀です。
ただ、ケースの状態を見ても残りのバッテリーがどれくらいあるのかも分かりづらいので気づいたらバッテリーが少なくなっているということになりそうです。
ちなみにバッテリー持ちはSOUNDPEATS Air 3より伸びているので、より長く使いたいならAir 3 Deluxeがオススメです。
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeが向いている人
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeはこんな方におすすめ
- 低価格のインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンを探している
- テレワーク等で使う通話用のワイヤレスイヤホンが欲しい
- 運動の時などで周りの音にも注意できるワイヤレスイヤホンが欲しい
- 低音域が強いインナーイヤー型イヤホンを使いたい
- 動画視聴の時に使いたい
SOUNDPEATS Air 3 Deluxeのオススメポイントはとにかく安く、音質も良いし耳も疲れにくいワイヤレスイヤホンというところです。
インナーイヤー型のイヤホンはカナル型に比べて音質が弱い印象があったのですが、SOUNDPEATSのインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンは非常にパワフルで価格の低さを感じさせない作りなのが魅力的です。
もしインナーイヤー型イヤホンを使ったことがない人、気になっている人がいたらとりあえずSOUNDPEATS Air 3 Deluxeをオススメしたいくらいコスパの高いワイヤレスイヤホンです。
総評:コスパが高いインナーイヤー型イヤホン
しばらくテレワークの通話用として使ったり、運動時のながら聴きイヤホンとしても使ってみましたが、用途によってはインナーイヤー型のイヤホンの方がカナル型より優秀だと思いました。
純粋に音楽を聴きたいならカナル型の方が優勢ですが、ながら聴きしたい時など使う場面によってはインナーイヤー型の方が使いやすく、なおかつカナル型より耳が疲れないので快適に使えてます。
長時間の通話や、映画を見るときなど、カナル型だと疲れる場面もインナーイヤー型なら疲れにくいと感じますし、寝る前に軽く音楽聴いて寝たいという場面でもSOUNDPEATS Air 3 Deluxeの聞き疲れしないバランスのあるサウンドで満足できます。
普通に音楽を聴きたい場合はインナーイヤー型は買わない方がいいのか?という疑問も湧くかもしれませんが、外で音楽を聴くというより自宅で軽く音楽を聴きたい場合ならインナーイヤー型でも問題ないです。
ガチな高音質を求める人だと、Air 3 Deluxeを使っても物足りないサウンドだと感じるかもしれませんが、そうじゃない場合は大抵の人は満足できるサウンドだと思います。
AirPods 3などコストの高いインナーイヤー型イヤホンと比べても音質面で大きく劣っている印象はないのでコスパ面で見てSOUNDPEATS Air 3 Deluxeはかなり優秀ですね。
もしインナーイヤー型が気になっている人や使ったことないけど興味があるという人は、是非Air 3 Deluxeを使ってみて欲しいです!