CMF Watch Proの評価まとめ
全体評価:
機能性:
デザイン:
安くてカッコいいスマートウォッチが欲しいなら「CMF Watch Pro」がおすすめ!Nothing Phoneで知られているNothingのサブブランド「cmf」が開発したスマートウォッチです。
とにかくデザインの良さが際立つ。筆者はスマートウォッチに機能性よりデザイン性を求めるので、1万円くらいでオシャレなら買うわ!ということで1ヵ月ほど使用しました。
メリットとデメリット含めてレビューしていくので、安くてオシャレなスマートウォッチが欲しい方はチェックしてみてください。
【特徴】高級感あるボディと大画面ディスプレイが魅力
上記の要素を含めて1万円前後で購入できるのが最大の魅力です。
側面のアルミフレームボディから高級感を感じられ、とても1万円ほどのスマートウォッチとは思えないほどデザインが良い。
充電は基本的に付属の充電器を使います。
常時表示にも対応しているので、常に時間の確認ができます。
画面が大きいおかげで時計の表示も見やすく、腕時計としても使いやすい。
重さも36g程度なので、着けていて重たいと感じません。
ただ、機能性はこれといって目立つ要素はありません。ウィジェットのカスタマイズはできませんし、アプリの種類や設定項目も少なめ。とはいえ、複雑な設定画面に惑わされずに済むので、シンプルで使いやすいと感じるかも。
付属品
取扱説明書と充電器とバンドだけなので、最低限の付属品といったところ。
バンドのカラーはグレー以外にオレンジがあるので、無難なカラーを求めるならグレーを選びましょう。
CMF Watch Proを使った感想
安価のスマートウォッチなのにデザインがオシャレ
価格の安さに対して、とにかくデザインが優秀です。アルミフレームのボディと有機ELの美しいディスプレイが素晴らしい。画面には保護フィルムを貼っていませんが、少し触れたくらいじゃ傷が付かないほど頑丈なところもグッド。
バンドはシンプルにカッコよく、ファッションとしても使いやすいでしょう。
1日10%くらいしかバッテリー消費しない
2週間ほどバッテリーを計測しましたが、だいたい1日10~15%ほどの消費でした。4日くらいは充電しなくても安心して使えるバッテリー持ちですね。
常時表示機能をONにして、健康モニタリング機能は全てOFFの状態で上記のバッテリー消費でした。常時表示をOFFにすれば更に節約できるでしょう。
最近まで使っていたGalaxy Watch 5は1日で30%ほど減っていたので、かなり違いを感じました。
Bluetooth通話ができるから地味に便利
本体にマイクを内蔵しているので、スマホに電話がかかってきても代わりに通話できます。通話ノイズリダクション機能が付いているとのことで、通話性能は価格の割に良いです。
実際に使ってみたところ、難なく会話できたので問題なさそう。電話がかかってくる頻度は少ないですが、いざというときにスマホを使わず対応できるのは便利ですね。ただ、LINEの通話には対応していないです。
CMF Watch Proの悪かったところ
機能性は微妙
運動計測や心拍数モニタリングなど基本的な機能は特に問題ありませんが、Apple WatchやGalaxy Watchなどと比べると機能性は劣ります。
そもそも価格が安いので仕方ないですが、使えるアプリが少なかったりウィジェットのカスタマイズができなかったり、なにかと不便。
とはいえ、私はスマートウォッチの機能性よりもデザイン性を重視するので許容範囲です。
スマートウォッチに機能性を求める方は、CMF Watch Proを避けた方がいいです。
アプリを起動しないとスマホとの接続が切れる
Androidスマホと接続していますが、アプリを立ち上げておかないと通知が来ないです。
Galaxy WatchやApple Watchなど一般的なスマートウォッチはスマホと接続しておけば通知が来ると思っていたので、少し不満を感じました。
私はスマホのタスクは基本的に残さないタイプなので、そういう人だとストレスかもしれません。
タッチで画面が点灯できない
常時表示にも対応しているのに、画面をタッチしても反応しない仕様です。いちいちサイドのボタンを押すか、手首を上に上げて起動させるしかありません。
とはいえ、頻繁にスマートウォッチを操作しない方なら気にならないでしょう。
手首を上げても画面が起動しないときがある
これは不具合かもしれませんが、たまに手首を上げて起動しないときがあります。
再起動すれば直るのですが、事象が起こるたびに再起動するのは面倒です。
CMF Watch ProのQ&A
常時表示のやり方は?
デフォルトだと常時表示になっていないので、設定する必要があります。
やり方は簡単で、本体の設定画面を開いて「表示と明るさ」から「ADOウォッチフェイス」を開きます。「メソッドの有効化」を開き、「スマート処理有効」にチェックを入れるだけです。
スマート表示なら時計を着けていないときは、自動的に常時表示がOFFになります。時間指定することも可能です。常時表示の時計盤もADOウォッチフェイスから変更できます。
バンド交換できる?
22mのバンドなら交換可能です。Amazonで売っている適当な22mバンドを交換したら見事に着けられました。
付属のバンドだと着けづらかったので、ループバンドに変えたら快適な装着感になって満足です。一応、私が使っているバンドを紹介しておきます。
替えのバンドを探している方は、Amazonで「バンド 22m」で調べると色々と出てくるので探してみてください。
アプリでできることは?
計測データの確認や各種設定の変更ができます。時計盤のデザインもアプリから変更可能。
CMF Watch Proはどんな人におすすめ?
機能性よりデザイン性を重視する人
CMF Watch Proのデザインは良いものの、機能性は優秀とは言いづらいです。計測機能だけならHuaweiやXiaomiの安いスマートウォッチで充分なので、デザイン性を重視する方にCMF Watch Proはおすすめ。
とにかくシンプルなデザインとオシャレな文字盤が魅力的なので、ファッションとして使いたい方に向いています。
【まとめ】1万円ほどで購入できるオシャレスマートウォッチ
CMF Watch Proの評価
全体評価:(3.5)
機能性:(3)
デザイン:(4)
とにかくデザインが良い。機能とか何でもいいから、カッコいいスマートウオッチを使いたい方におすすめできます。
1万円以下で購入できる安さも魅力的だし、充電の頻度が少ないのもメリットなので、気になる方は使ってみてください。