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デスク周り

【FLEXISPOT E7 レビュー】デスクワークにオススメのスタンディングデスク

2022年1月26日

自宅で長時間デスクワークをしていると、どうしても肩や腰が痛くなることがあると思います。

僕は以前にFLEXISPOT EF1のデスクを導入して、デスク環境が改善されたものの、自分の身長とデスクの高さがどうしても合わなくて困っていました。

そんな時にメーカー様からFLEXISPOT E7という、デスクの昇降範囲がEF1よりも広いモデルを頂けることになりました。

結果として、身長170cmの自分でも丁度いい机の高さで作業できるようになり、肩こりの悩みも減るようになりました。

そんなFLEXISPOT E7を使用してみて、実際に感じたメリットやデメリット、FLEXISPOT EF1との比較もしていきたいと思います。

FLEXISPOTの電動式昇降デスクを検討している方や、現状のデスク環境を改善したいと思う方の参考になれば幸いです。

※本製品はメーカー様からサンプル品を頂いてのレビューとなります。

FLEXISPOT E7の特徴

 

まず注意点としてフレームと天板は別売りになります。公式でフレームと天板をセットで購入することも可能ですし、FLEXISPOT以外の天板を購入して安く済ませるのも良し、更に品質の良い天板にするも良しです。

E7の注目ポイントは昇降範囲が最小58cmなところで、身長が低い方や子供にも対応できる高さに調節できるところが魅力的です。

もしお子さんの勉強机として使うのであれば、昇降をロックする機能もあるので無闇にデスクを昇降させられる心配もないですし、障害物検知機能もあるので昇降中に何かに当たったら自動的に停止してくれるので安全面で見ても十分な機能が揃っています。

青く光っている時は昇降がロックされている状態です

高さを最大4つ記録できるメモリー機能もあるので、ボタンひとつで好きな高さに自動的に調節してくれます。

昇降に関しては、かなりスムーズに動いてくれるのでストレスは全く感じられません。

耐荷重が125kgもあるのでデスク上に重たい荷物を置いても問題ないです。
例えばデスクトップPCとかモニター3枚くらいも余裕で置けると思います。

値段の高さがネックですが、それだけ機能が備わっているモデルということになります。

組み立てに関して

商品が届いた時の印象としては、天板より脚フレームの方が重たかったというところです。

天板のサイズを幅120m、奥行き60cmの物にしたので思いのほか軽かったですが、脚が重すぎて組み立て時は壁に当たったり周囲の物に当たらないように気をつけました。下に段ボールを敷いた状態で作業しておけば床が傷つくこともないです。

前回FLEXISPOT EF1の組み立てを行なっていたので同じ要領で組み立てしましたが、E7の方がEF1より組み立てしやすかったです。

E7は作業手順が少ないということもあるので意外と早く組み立て終わりました。

説明書通りに組み立てるなら天板に脚を取り付けたらデスクをひっくり返さなければなりませんが、面倒だったので最初から脚を立てた状態で天板を取り付けました。正直このやり方は難易度が上がるだけなので推奨できませんが、作業スペースが狭い人や天板に脚を取り付けた状態のデスクをひっくり返す力が無いという人にオススメです。

なんやかんやでデスクを組み立て、完成した状態がこちらの写真です。

モーターの電源部分はケーブルごと隠せるようになっているので下から見ても目立つことはないです。

昇降用のボタンはタッチパネル式で、4つのボタンにそれぞれ好きな高さを登録できるので、ボタンひとつ押すだけでいつでも登録した高さに自動的に調整してくれるのが便利です。

ちなみにこの電源パネルは説明書通りならドライバーを使って埋め込みますが、両面テープを使って貼り付ける方が楽でした。
使用する両面テープは後述します。

あると便利なアイテム

組み立ての時

まずドライバーは必須ですが、なるべく電動ドライバーを使った方がいいです。

追加の出費はかかると思いますが、作業において電動のドライバーと電動じゃないドライバーだと効率が違いすぎるし、楽に組み立てができるので必須アイテムと言ってもいいです。

配線する時

充電器やモニターの電源類など、多くの電源を使用する場合は電源口が多いタップを使用すると追加のタップを購入しないで済みます。

電源タップと一緒にケーブルトレーも購入して天板裏に貼り付ければ、僕のデスク環境と同じように天板裏にケーブルをまとめることができます。

こうすることで地面にケーブルが散乱することを防げます。

あとはケーブルをまとめるアイテムや、天板裏にケーブルを繋ぎ止めるアイテムがあるのでそちらも必要に応じて購入していただき、写真のように配線してみるとケーブルがまとまるかと思います。

配線作業は必須ではありませんが、デスク周りを綺麗にしたい方はぜひチャレンジしてみてください。

地味に便利なモノ

FLEXISPOT E7は脚フレームにマグネットが張り付くので、マグネットフックが地味に役に立ちます。写真のように脚にマグネットフックを付けておけば何かしら引っ掛けておくことができます。僕の場合はワイヤレスイヤホンを引っ掛けて使いたい時に使えるようにしています。

デスクを頻繁に動かすという人は、カグスベールの導入をオススメします。

FLEXISPOTは脚だけでもかなり重たいので、普通にデスクを動かすのは大変だと思いますが、カグスベールを使用すれば楽にデスクを動かせるようになります。

デスク脚の裏に挟んであげるだけで、少ない力でもデスクを動かせるようになるのでとりあえず使っておいて損はないアイテムです。

両面テープもかなり便利アイテムで、前述したケーブルトレーは両面テープで天板裏に貼り付けています。
かなり強力なのでデスクの昇降をしても外れることなく使用できます。

ただ、両面テープが強力すぎると取り外したい時に苦労するかもしれないのでマスキングテープを挟んでから両面テープを貼ると剥がしやすくなるし貼り跡も出ないと思います。

FLEXISPOT E7のメリット

調節できる高さの範囲が広い

これがE7の一番の魅力で、身長が170cm以下の人でも、180cm以上の人でも対応できる幅広い昇降範囲がE7には備わっています。

E7の昇降範囲は58~123cmで、僕は身長が170cmなのでデスクの高さは67cmが理想的な高さになります。

E7の前に使用していたEF1だとこの高さを出せなかったので、今回のE7は僕の身長に合うデスクとなります。

自分に合うデスクの高さの調べ方は下記サイトが参考になります。

E7は身長170cm以下の人が快適に使用できる高さを出せるのでスタンディングを目的にするだけでなく、座りながらの作業も快適に行いたい場合にオススメです。

デスクの高さが合うということは、肩凝り軽減に繋がります。デスクに手を置いた時に肩が上がっている感覚がある人はそのデスクの高さと自分の身長がマッチしていない可能性があり、そうなると肩凝りしやすくなるので健康面で見てあまり良くない状態だと思います。

そういった状態を防ぐためにもデスクの高さと身長を合わせるのは大事だと思うので事前に調べて自分にあったデスクの高さを知っておきましょう。

デスクのカスタマイズがしやすい

デスクの見た目やインテリアなどに拘る人にとってもFLEXISPOTのデスクはオススメできます。

まず天板が別売りということは、自分好みの天板を買ってみるのも良いですし、DIYして自分だけの天板を使ってみることもできます。

FLEXISPOT公式の天板も良いですが、他サイトでも天板は購入できるのでチェックしてみてください。僕が気になっているのは「かなでもの」や「近藤工芸」などがあります。

IKEAでも良い感じの天板はあるので実物を見て確認するのも大事ですね。

天板を使用できると、天板裏のデッドスペースに色々なアイテムも取り付けやすいので整理整頓も捗ると思います。オススメはテーブル下の収納ラックや引き出しを使うことです。

これらを使えばデスク下に筆記用具やノートもしまえるのでデスク上が散らかることも防げます。

こういった感じで好きな天板を使いつつ実用的な使い方も実現できるところがFLEXISPOTの良いところだと思います。

腰の痛みや肩こりも軽減できる

デスクワークでしばらく椅子に座りっぱなしだと腰と肩が痛くなると思いますが、電動昇降デスクを使えば適度に立ちながら作業できるので腰の負担が減りますし、ストレッチもしやすいので肩の疲労も防げます。

実際、FLEXISPOTのデスクを使うまではデスク環境があまり良くなかったので家のデスクを使うことが億劫になりつつありましたが、電動昇降デスクにしてから作業もしやすくなり、とても快適に過ごせてます。

ずっと座りっぱなしだと健康に悪いと聞きますし、気分転換できるという意味でもスタンディングデスクは役に立つと思います。

肩凝りしやすく、腰も弱い僕にとってスタンディングできるデスクは最高です。

FLEXISPOT E7のデメリット

人によって組み立てで苦労する

FLEXISPOTは脚フレームが基本的に重かったり、天板のサイズが大きくなるにつれて重たさも増すので成人男性1人でもギリギリ組み立てできるレベルです。力に自信がない人は素直に誰かに手伝ってもらった方が安全です。

特に腰が弱い人などが組み立てるのは危険なレベルの重さだと思うので、なるべく複数人での作業を推奨します。

僕は今回は1人で作業できましたがかなり面倒だったので結局のところ誰かに手伝ってもらった方がよかったなと思いました。

電動ドライバーなどの工具が必要不可欠

前述しましたが、組み立てるなら電動ドライバーを使ったほうが楽です。

とは言え、電動ドライバーもそんなに安いわけでもないので追加の出費としては大きい気もします。さらに、天板裏にも色々と取り付けるとなると電動ドリルも必要になるので、こちらに関しては電動ドライバーもよりも価格が高いと思います。

もしFLEXISPOTのデスクで色々とカスタマイズしたい場合は最低限の工具が必要になってくると思うので、それらの費用を加味した上でFLEXISPOTのデスクを購入した方が良いかもしれません。

値段が高い

FLEXI SPOT E7は他のモデルと比べても価格設定が高いので気軽に購入できる値段ではないです。

しかも、天板は別売りなので合わせて購入すると6万円以上は必要になってきます。

デスクワーカーの方やリモートワークが続いているという人であれば、毎日使用する作業環境に対して投資を惜しまなくてもいいかもしれませんが、そこまでデスクを使用しない人であれば割高なデスクとなってしまうでしょう。

もしFLEXISPOTを導入するのであれば、作業環境の改善や腰と肩の負担を抑えたい等の目的で購入するのがオススメです。

【まとめ】どんな人にオススメか

こんな人にオススメ

  • 身長180cm未満の人
  • 座り作業をしつつ適度に立ち作業もしたい
  • デスク上に重たい物を置きたい
  • 腰や肩の痛みを軽減させたい
  • 好きな天板を使ってデスク環境をカスタマイズしたい

FLEXISPOTの電動昇降デスクのメリットは腰や肩の痛みを軽減できるという健康面でのメリットがあると思います。

E7特有のメリットとしては、デスクの高さをかなり低くできるところや耐荷重が125kgあるところだと思います。

これらのメリットが自分にマッチするという方は是非FLEXISPOT E7の購入を検討してみてください。

  • この記事を書いた人

ヤマ

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