最近のワイヤレスイヤホンは安くても音質やノイキャンが優秀で、どれを選んでもそれなりに満足できる印象です。では、音質とノイキャン以外で選ぶとしたら、私はデザインを重視します。
そんな、オシャレなワイヤレスイヤホンを欲しいと思っている人におすすめなのが「Nothing Ear (a)」です。
今回はメーカー様から提供していただき、Noting Ear (a)のイエローをレビューします。デザインだけでも満足度の高いワイヤレスイヤホンですが、性能自体も優秀。
下記の要素を評価しつつ、レビューしていきたいと思います。興味のある方はチェックしてみてください。
本記事はメーカー様より提供品を受けて作成しています。
Nothing Ear(a)はどんな人におすすめ?
- カラフルな色のワイヤレスイヤホンが欲しい
- 通話用として使えるワイヤレスイヤホンが欲しい
- 1万円台でコスパ優秀のイヤホンが欲しい
なんといってもデザインがオシャレ。特にイエローは個性的な色なので、他のワイヤレスイヤホンとは一線を画すデザインです。
また、1万円台のワイヤレスイヤホンにしては音質とノイキャン、共にバランスの良い性能で、マイク性能も申し分ない。
デザインだけで選んだとしても、結果的に満足できる性能だと思います。
Nothing Ear(a)の特徴・スペック
Nothing Ear (a)は、ホワイトとブラックというシンプルカラーのほかに、イエローという特徴的なカラーを追加。ポップな雰囲気が増して、よりオシャレ度が上がったと思います。
また、最大45dBのアクティブノイズキャンセリングやLDAC対応など、1万円台のワイヤレスイヤホンとしては必要十分すぎる性能です。
ちなみに、ChatGPTに対応していますが、Nothing Phoneと接続したときじゃないと使えないので、Nothingユーザー以外はスルーしていい機能となるでしょう。
Nothing Ear(2)よりもスペックが進化
Nothing Ear(a) | Nothing Ear(2) | |
イヤホンサイズ | 30.9 mm x 21.7 mm x 24.3 mm | 29. mm x 21.5 mm x 23.5 mm |
イヤホン重量 | 4.8 g | 4.5 g |
ケースサイズ | 47.6 mm x 63.3 mm x 22.7 mm | 55.5 mm x 55.5 mm x 22 mm |
ケース重量 | 39.6 g | 51.9 g |
ドライバー | 11mダイナミックドライバー | 11.6mmドライバー |
振動板 | PMI+TPU製 | グラフェン+PU |
マイク | 3つ | 3つ |
コントロール | プレスコントロール | プレスコントロール |
バッテリー | ANCオフ:ケース込み最大42.5 時間、イヤホン単体9.5 時間 ANCオン:ケース込み最大24.5時間、イヤホン単体5.5時間 | ANCオフ:ケース込み最大36 時間、イヤホン単体6.3 時間 ANCオン:ケース込み最大22.5時間、イヤホン単体4時間 |
高速充電 | 10分で10時間 | 10 分の充電で1.25 時間 |
ケーブル | Type-C | Type-C |
ノイズカット | 最大45dB | 最大40 db |
Bluetoothバージョン | 5.3 | 5.3 |
コーデック | AAC、SBC、LDAC | AAC、SBC、LHDC |
防水防塵 | IP54(イヤホン) IPX2(ケース) | IP54(イヤホン) IP55(ケース) |
イヤホン検出 | 〇 | 〇 |
Google Fast Pair | 〇 | 〇 |
マルチポイント | 〇 | 〇 |
低遅延モード | 〇 | 〇 |
公式アプリ | 〇 | 〇 |
同梱物 | S,M,Lサイズのイヤーチップ 充電ケース Type-Cケーブル ユーザーガイド 安全に関する情報と保証に関する情報 | S、M、L サイズのイヤーチップ 充電ケース Type-C ケーブル ユーザーガイド 安全に関する情報と保証に関する情報 |
Nothing Ear (a)はNothing Ear(2)よりもノイキャン性能、バッテリー性能が向上しており、基本スペックが進化。音質に関しては、Nothing Ear(2)よりも価格が低いNothing Ear (a)の方がクリアになっており、低音も明らかに強化されています。
今から購入するなら、Nothing Ear(2)を選ぶ理由はほとんどないです。
Nothing Earとの違い
Nothing(a) | Nothing Ear | |
イヤホンサイズ | 30.9 mm x 21.7 mm x 24.3 mm | 29.4 mm x 21.7 mm x 24.1 mm |
イヤホン重量 | 4.8 g | 4.62 g |
ケースサイズ | 47.6 mm x 63.3 mm x 22.7 mm | 55.5 mm x 55.5 mm x 22 mm |
ケース重量 | 39.6 g | 51.9 g |
ドライバー | 11mダイナミックドライバー | 11mダイナミックドライバー |
振動板 | PMIおよびTPU製 | セラミック |
マイク | 3つ | 3つ |
コントロール | プレスコントロール | プレスコントロール |
バッテリー | ANCオフ:ケース込み最大42.5 時間、イヤホン単体9.5 時間 ANCオン:ケース込み最大24.5時間、イヤホン単体5.5時間 | ANCオフ:ケース込み最大40.5時間、イヤホン単体8.5時間 ANCオン:ケース込み最大24時間、イヤホン単体5.2時間 |
高速充電 | 10 分で 10 時間 | 10分で10時間 |
ケーブル | Type-C | Type-C |
ノイズカット | 最大 45 dB | 最大45dB |
Bluetoothバージョン | 5.3 | 5.3 |
コーデック | AAC、SBC、LDAC | AAC、SBC、LDAC、LHDC5.0 |
防水防塵 | IP54(イヤホン) IPX2(ケース) | IP54(イヤホン) IP55(ケース) |
イヤホン検出 | 〇 | 〇 |
Google Fast Pair | 〇 | 〇 |
マルチポイント | 〇 | 〇 |
低遅延モード | 〇 | 〇 |
公式アプリ | 〇 | 〇 |
同梱物 | S,M,Lサイズのイヤーチップ 充電ケース Type-Cケーブル ユーザーガイド 安全に関する情報と保証に関する情報 | S,M,Lサイズのイヤーチップ 充電ケース Type-Cケーブル ユーザーガイド 安全に関する情報と保証に関する情報 |
同時期に発売されたNoting Earと比べてもほとんど違いはないものの、本体カラーのイエローはNothing Ear (a)しか扱っていません。
細かい違いとしては、音質はわずかにNoting Earの方が上です。Noting Earはアプリからパーソナルサウンドプロファイルという機能を使えるので、自分好みのサウンドへと自動的に調整してくれます。
パーソナルサウンドプロファイルを使わなければ大差ない音質ですが、使えばはっきりと違いを感じられます。
つまり、音質重視ならNoting Earだけど、そうじゃなければほとんどの人にとってNoting Ear (a)がおすすめ。
Nothing Ear(a)のデザイン
まずは付属品。Type-CケーブルとイヤーチップがSとMとLサイズに分かれています。
本体ケースは相変わらずクリア。光沢のおかげで高級感があります。
本体の後ろにType-Cポートを搭載。
ケースを開けた状態。安っぽさや子供っぽさを感じさせない、上品なイエローといったところでしょうか。ちなみに、右下に薄っすらとペアリングボタンが配置されています。
イヤーチップまでイエローなのは珍しい気がする。特徴的なカラーを求めている方なら満足できると思います。
Nothing Ear(a)を使った感想
鮮明かつ明るさを感じるサウンド
低音 | |
中音 | |
高音 |
音質は至ってクリアで、原音に忠実なサウンドといった印象。それでいて低音もしっかり鳴っていて、爽やかさを感じられます。
全体的に主張せず、バランスの整った音。それゆえに、中音は少し控えめな位置に置いてある印象です。良く言えば聴き疲れしないけど、悪く言えば刺激の少ない音という評価になります。
とはいえ、イコライザーを使えばそれなりに味を加えることもできます。
また、ベースエンハンス機能をONにすれば低音に迫力が加わります。上げすぎると耳が疲れるので、レベル1がちょうどいいかも。
ノイキャン性能は平均以上
1万円台という価格を考えたら、十分な性能です。例えば、カフェで使ってみても人の話し声や食器の音がかなり軽減され、音楽に集中できます。
ノイキャンが強すぎるわけでもないので、耳への圧迫感も少ないですね。
ちなみに、アプリでノイキャンの強度は変更可能。もしくは、アクティブノイズキャンセリングをONにすれば、環境に応じて自動的に強度を設定してくれます。
ただ、電車で使ってみると走行音の音がまあまあ聴こえるので、通勤用として使うなら少し物足りない性能だと思います。
マイクの実用性が高い
Nothingのイヤホンは毎度のことながらマイクが鮮明で、Nothing (a)も例に漏れずクリアです。
全く違和感なく音声を届けられるので、通話用イヤホンとしても使いやすい。マルチポイントにも対応しているので、スマホで音楽を聴きつつ、PCで通話をするといった使いかたが捗ります。
装着感も良いので、長時間の通話も難なくできるでしょう。
まとめ
デザインだけでなく、音質やノイズキャンセリングなど、総じてコスパが高い印象です。
1万円台という価格を考えれば、満足度の高いワイヤレスイヤホンでしょう。
上位モデルのNoting Earと比べてみても遜色ない性能なので、ぜひ検討してみください。
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