こだわりのメカニカルキーボードを買ったのに、なぜかデスクが垢抜けない。
その犯人、付属品の「黒くて硬いゴムケーブル」ではありませんか?
たかがケーブル、されどケーブル。
ここを変えるだけで、あなたのデスクは「事務用品置き場」から「秘密基地」へと進化します。
今回は、私が実際に購入してデスクに導入した「有線キーボード専用USBケーブル」3本を厳選。
カタログスペックではなく、「毎日視界に入るときのアガり具合」という偏愛視点でレビューします。
結論:機能で選ぶなら「BIZ」、映えなら「EPOMAKER」
まずは結論から。用途に合わせてこの2択で間違いありません。
| 総合評価 | 4.5 / 5.0 |
| 良い点 | ・圧倒的な没入感:視界に入るノイズが減り、デスクに向かうモチベーションが爆上がりする。 ・取り回し:シリコンやコイル形状により、ケーブルの反発でキーボードが動くストレスがゼロに。 ・機能性:特にBIZケーブルの「180度回転」は革命的。 |
| 悪い点 | ・充電速度:あくまで入力デバイス用。PCの急速充電には向かない場合がある。 ・価格:100均でも買えるものに数千円かける「ロマン枠」であること。 |
| おすすめ | 「キーボードの打鍵感だけでなく、デスクの『景色』を愛する人」 |
徹底比較:実力派ケーブル3選
今回紹介するのは、デザインと実用性を兼ね備えた以下の3本です。
| 製品名 | 1. BIZ Type-Cケーブル | 2. EPOMAKER Mix | 3. Ordinary Labs A to C |
| 価格 | 約2,000円 | 約2,500円〜 | 約1,800円 |
| 形状 | ストレート(回転式) | コイル(カールコード) | ストレート |
| 素材 | シリコン(極柔) | メッシュ編み込み | シリコン |
| 特徴 | コネクタが180度回転 | アビエイターコネクタ付き | シンプル・イズ・ベスト |
| 映え度 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
使って実感した「3つのメリット」
「ただ電気が通ればいい」と思っていた私が、これらに変えて感じた身体的なメリットです。
1. 「180度回転」が配置の常識を変える(BIZ)

BIZケーブル最大の特徴は、先端のType-C端子がカチカチと左右に首を振ること。

これにより、L字型にもストレート型にも一瞬で変形します。
キーボードのポート位置が左でも中央でも、「ケーブルが突っ張って邪魔」という現象が物理的に消滅しました。これは発明です。
2. コイルケーブルが生む「メカメカしさ」(EPOMAKER)

EPOMAKER Mixの特徴である「コイル形状」と、途中の金具(アビエイターコネクタ)。
これをデスクに置くだけで、空間が一気に「コックピット」のような雰囲気になります。
実用性で言えば「伸縮する」程度ですが、男心をくすぐる視覚的な満足感は、他のケーブルでは味わえません。
3. シリコン素材の「とろけるような」取り回し
BIZとOrdinary Labsに共通するのが、シリコン素材の柔らかさ。

付属品の硬いケーブルは、変な癖がついてキーボードを押し戻してきますが、シリコンケーブルは「液体のよう」にデスクに馴染みます。
キーボードを少し動かしても、ケーブルの抵抗を一切感じない。この「無」の感覚こそが最高のご馳走です。
正直気になった「デメリットと回避策」
もちろん、完璧ではありません。購入前に知っておくべき注意点です。
コネクタの「干渉」問題
特におしゃれなケーブルは、端子部分の金具が太めに作られていることが多いです。
キーボードによっては差込口が奥まっていて、「太すぎて奥まで刺さらない」という悲劇が起きます。

【回避策】
手持ちのキーボードの差込口周辺を見て、スペースに余裕があるか必ず確認してください。Keychronなどは比較的余裕がありますが、独自形状のケースは要注意です。
急速充電には不向き
これらのケーブルは、あくまで「キーボード(入力デバイス)」をおしゃれに繋ぐためのものです。
スマホやノートPCの充電に使おうとすると、W数(ワット数)が足りず充電が遅いことがあります。
【許容できる人】
「これはキーボード専用の血管だ」と割り切れる人なら問題ありません。
生活実装レビュー:1週間でデスクはどう変わった?
実際に「BIZ Type-Cケーブル」をメインに据えて、私のデスク環境はこう変わりました。
【Before:先週まで】
- キーボード付属の黒いゴムケーブルが、モニターの下でうねうねと存在感を主張していた。
- キーボードを動かすたびに、ケーブルの反発でマウスパッドに干渉していた。
【After:いま】
- 視覚ノイズの消失:オレンジ色のケーブルがアクセントになり、配線自体が「インテリア」に昇華された。
- 配置の自由:180度回転のおかげで、iPadやノートを広げる際にキーボードをサッと奥へやっても、ケーブルが突っ張らない。
- 触る喜び:ふとした時に触れるシリコンのサラサラした感触が、作業中の手遊びになり、集中力が続く(気がする)。
「たかが配線」が、「見せたい配線」に変わる。 この意識の変化は、仕事の質すら変えてくれます。
このケーブルは「誰」のためのもの?
万人には勧めませんが、以下のような人には「必須装備」です。
- HHKBやKeychronなどのメカニカルキーボード愛用者
- デスクツアー動画を見るのが好きな人
- 「配線を隠す」のではなく「魅せる」方向にシフトしたい人
まとめ:1,000円台で買える「最強のデスク投資」
もしあなたが、数万円のキーボードを使っているのにケーブルが付属品のままなら、それはフェラーリに軽トラのタイヤを履かせているようなものです。
- 実用性と取り回し重視なら「BIZ Type-Cケーブル」
- デスクの映えとロマン重視なら「EPOMAKER Mix」
どちらを選んでも、デスクに向かった瞬間の「よし、やるか」というスイッチの入り方が変わることを約束します。
さあ、その無粋な黒いケーブルを引っこ抜いて、デスクに彩りを通しましょう。


