スマホの2台持ちは無駄が多いです。なぜなら、1台持ちのときより料金は増えるし、紛失に気を付けないといけないし、デメリットが多すぎるからです。
それでも私は、リスクを承知したうえで2台持ちしています。
その理由は、「スマホを使い分けたい」から。私はメインスマホに折りたたみスマホの「Razr 40s」と、サブスマホに「iPhone 14」を使っています。
日常的に使うのはiPhone 14ですが、Razr 40sは折りたたみなので携帯性が抜群。散歩するときにオーディオプレイヤーとして持ち歩いたり、電子決済で買い物したり、特定の用途で使っています。
まあ、iPhone 14でも同じことはできるのですが、Razr 40sは「折りたたみスマホ」だからこそのメリットもあります。
折りたたみスマホに限らず、異なる特徴のスマホを組み合わせれば使い勝手も変わるでしょう。
そんな感じで2台持ちを使ってきた経験を踏まえて、本記事ではスマホを2台持ちするメリットとデメリットを紹介したいと思います。
スマホの2台持ちをしようか悩んでいる方は参考にしてみてください。
スマホ2台持ちのメリット
状況に応じて使い分けが可能
例えば、メインスマホはカメラ性能の高いスマホにして日常的に使用。サブスマホは電子書籍や動画鑑賞など、コンテンツ消費で使いつつメインスマホのバッテリー節約に使えます。
もしくは、片方をゲーム専用にすれば、もう片方のストレージを節約できるため、ストレージ不足を回避できるのもメリット。片方が片方を補う形で使えるのが、2台持ちならではの使い方でしょう。
私の場合、メインスマホをAndoridにして、通話やSMS、音楽再生用に使っています。ネットブラウジングや電子決済、電子書籍など汎用的に使うならiPhoneという使い分けです。
メインスマホの使用率は下がるものの、全く使わないわけではないので役割分担できていると思います。
AndroidとiOSの両方を使える
同じOSのスマホを2台使うのも有りですが、どうせなら異なるOSで揃えるのがおすすめ。それぞれの扱いに慣れておけば、今後使うスマホも選びやすいでしょう。
経験上、普段使いしやすいのはiPhone、マニアックな使い方ならAndroidという印象です。Andoridは折りたたみスマホやら高性能カメラなど、何かしらの機能に振り切っているモデルが多い。
Androidならさまざまな体験を楽しめるのがメリットです。
iPhoneにマンネリしている人でも、Andoridがあれば新鮮な感覚で使えるでしょう。
バッテリー切れの心配がなくなる
私は、サブスマホそのものがモバイルバッテリーだと捉えています。Webサイトや動画も見れるモバイルバッテリーだと思えば、なんだか便利な気がしませんか(?)
というのは冗談で、2台持ちにしてからというもの、モバイルバッテリーを使う頻度が減りました。スマホ2台分のバッテリーを持ち歩いているわけなので、なかなかバッテリー切れになりません。
ただ、メインスマホが電池切れになったら困るので、Youtubeやソシャゲなど、バッテリーを消費するアプリはサブスマホで使うようにしています。
スマホ2台持ちのデメリット
スマホ代の費用が増える
2台のスマホにSIMを刺している場合、月額費用も多くなりやすいです。片方はデータSIMにすれば節約できますが、なんにせよ1台だけ運用しているときよりコストは増えます。
持て余す可能性がある
明確な用途がないと、どちらか一方を使わなくなる可能性もあります。気づいたらメインスマホしか使っていなくて、サブスマホは全然使っていない状況になるとお金がもったいない。
ありがちな失敗は、2台とも同じようなサイズや性能にしてしまうことです。サイズ感の違いを楽しめなくなるので、2つ持ちの利点を味わいづらくなるでしょう。
1つはiPhone 13 miniみたいなコンパクトサイズ、もう1つはGalaxy S23 Ultraみたいな特大サイズにして使い分ければ、役割分担しやすくなります。
管理が大変
スマホを2台持っていると、紛失や破損のリスクが増えます。2台とも失くさないようにしたり、壊さないようにしたり、気を付けないといけません。
スマホは慎重に扱わないと壊れやすいモノなので、2台もあったら管理が大変ですね。
とはいえ、日ごろからスマホを大切に使っている方なら、心配しすぎる必要はないでしょう。2台ともケースを付けたり、鞄に入れたり、対策をすれば問題ありません。
SIMはどうする?
片方はデータSIMにする
メインスマホは通話SIM、サブスマホはデータ専用SIMにするのが無難です。データ専用SIMは電話番号を持たない代わりに、月額費用が安いSIMです。できるだけ安くしたいならデータSIMを選びましょう。
サブスマホをどれくらい使うのか分からない場合、「Povo 2.0」ならその都度データ量を選べるので、サブスマホにピッタリです。
データシェアできると便利
IIJmioにあるような「データシェア」を利用するとデータ管理がめちゃくちゃ楽です。例えば、メインスマホに音声SIMの10GBプラン、サブスマホにデータSIM5GBプランを契約してシェアすれば、どちらのスマホでも合計15GBまでデータを消費できます。
SIMごとにデータ残量を気にせず使えるので、かなり便利です。しかし、キャリアによって対応していないところもあります。
私が使っているIIJmioはデータシェアを利用できて、かつ料金も低価格なのでおすすめです。
どんな人にスマホ2台持ちは向いている?
- 2つのOSに慣れておきたい
- 用途に応じて使い分けたい
- スマホの管理が得意
- 色んなスマホを使いたい
2台のスマホは必ずしも必要ありませんが、異なる特性のスマホを組み合わせれば活用方法はいくらでも広がります。
例えば、音楽を聴くならAndroidの方が有利です。Razr 40sは幅広いBluetoothコーデックに対応しているので、ワイヤレスイヤホンで音楽を聴く際、iPhoneより高音質で聴けます。
それに、折りたたみスマホなら携帯性も相まって、ウォークマンのように使えるのもメリットです。それだけでなく、ポケットに入れやすいので、電子決済をしたい場面で即座に取り出せるのも気に入っています。
要は、片方が折りたたみだったり、カメラ性能に特化していたり、それぞれ異なる特性を持っていると使い分けやすくなるのです。
もちろん、1台だけで全ての要望を満たせるスマホがあれば、2台持ちする必要はなくなるかもしれませんが。
まとめ
私は細かいことを気にせずスマホを2台持ちしていましたが、考えてみたらリスクが多いですね。特に、紛失に気を付けないといけません。
海外旅行やフェスなど、リスクの高そうな状況になったらメインスマホだけ持ち歩くのが安全です。
結局のところ、リスクを承知の上で使える人や、いろんなスマホを使うのが好きな方こそ、2台持ちが向いていると思います。
それに、両OSの最新機種を持っていれば、常に最新技術を経験できるので、ガジェット好きにとってもメリットがあるでしょう。
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