
そんな悩みにお答えする。
IIJmioにはいくつものメリットがあり、他キャリアと比べて料金が安い。
音声SIMの20GBはahamoやpovoより安かったり、そんなに使わなくても月858円で2GB使える。
この価格は楽天モバイルを1GBだけ使う時の料金よりも安い。
さらに、SIMとスマホをセットで購入すると安く買えたり、esimや5G対応であったり、格安という割にできることが多い。
本記事では、iijmioのメリット、デメリットを紹介し、iijmioを契約すべきかを判断する参考になれればと思う。
目次
料金
ギガ | 音声 | SMS | データ | eSIM |
2GB | 858円 | 825円 | 748円 | 440円 |
4GB | 1078円 | 1045円 | 968円 | 660円 |
8GB | 1518円 | 1485円 | 1408円 | 1100円 |
15GB | 1848円 | 1815円 | 1738円 | 1430円 |
20GB | 2068円 | 2035円 | 1958円 | 1650円 |
初期費用は3300円。
SIMカード発行手数料は、
- ドコモ回線なら433円
- au回線なら446円
- eSIMなら220円
IIJmioのメリット
IIJmioのメリットを紹介していく。
20GBプランの料金が他と比べて安い
ahamo、povo、LINEMOのキャリアのプランと比較すると20GBのプランが一番安い。
- ahamo 2970円
- povo 2700円
- LINEMO 2728円
- IIJmio 2068円
同じ20GBプランでIIJmioはかなり安い。
しかも5Gにも対応している。
品質的なところは劣るかも知れないが、普段あまり速度を気にしない人や安いほうがいい人にとってIIJmioの料金の安さは魅力的に映るだろう。
端末セットが安すぎ
端末といっしょに購入した場合、新規契約だとそこまで安くならないが、MNPで乗り換えるとかなり安くなる。
例えば、Zenfone 8は定価は69800円だが、MNPだと54800円で購入できる。
他社から乗り換えるだけで1万円ほど安くなるのはお得だ。
OCNモバイルONEと比べると多少はOCNモバイルの方が安くなるが、IIJmioはキャンペーンで初期費が無料になる時があるので、OCNと契約してスマホを買うのと大した金額的な差がない。
プランで言えば、IIJmioの方がOCNよりギガが多いのでより多くデータ量を使いたい場合はOCNで契約するよりもIIJmioの方が満足できる。
端末の種類などはこちらをどうぞ
オプションの数が豊富
例えばこんなオプションがある。
- 端末保証オプション 月額418円
- スマホ操作サポート 月額550円
- ウィルスバスター 月額275円
- スマート留守番 月額319円
有料だが、端末保証や遠隔サポートなど、万が一の時に頼れるサポートがあるので、オプションに加入すれば安心してIIJmioを使える。
特に端末セットを購入する方は端末保証も同時に加入しておくと安全なのでオススメ。
実店舗でも契約可能
ヨドバシカメラやビックカメラなど、家電量販店の店舗でもIIJmioの契約が可能となっている。
店舗だと即日契約が可能なので、ネットでIIJmioに申し込むより早く契約できる。
ネットで申し込むとだいたい3〜4日くらい、遅くて1週間はかかるので急ぐ方は店舗での契約をオススメする。
ただし、店舗での契約はSIMのみの契約なので、公式サイトで販売されているスマホも同時に店舗で購入はできない。
5G通信、eSIMも利用可能
格安にしては珍しく5Gにもesimにも対応している。
しかも5Gは無料で利用できる。
ただ、5Gは契約と同時に使えるわけではなく、マイページから申請して利用できる形になっている。
色々と条件があるので5Gを使うなら下記サイトから条件を確認しよう。
eSIMは専用のプランと契約することで利用できる。
eSIMに関してはデメリットがあるので後述していく。
IIJmioのデメリット
IIJmioのデメリットを紹介していく。
店舗でのサポートは非対応
ヨドバシカメラやビックカメラの店舗で新規契約の対応はサポートしてくれるが、それ以外の対応(SIMの再発行やプランの変更)は基本的に対応してくれない。
実際に店舗で確認したわけではないので確証はないが、公式サイトの記載だとはっきりと対応することと対応しないことが記載されている。
(あくまでヨドバシカメラに関してなので、ビックカメラがどうなのかは不明)
プラン変更やSIMの再発行などは基本的にウェブで手続きする流れになっているのは格安系では普通なので、そういったことが億劫だと感じる方にはIIJmioを使うのは難しいと思う。
ただ、電話やチャットでのサポートには対応してくれるので、全くサポートが無いわけでない。
最低利用期間がある
「気に入らなかったので即解約したい!」という人は、残念ながら最低利用期間というものがあるので即解約はできない。
最低利用期間は契約してから1ヶ月の間で、その間は解約できない。
だいたいのキャリアだと最低利用期間は無かったと思うので、おそらくスマホを安く購入して売りさばくという転売対策も兼ねていそう。
速度は普通
平日の都内にて速度測定したが、速度は早くも遅くもないという印象。



朝は何故か早かったが、昼休みの時間帯は格安らしい速度の落ち方だ。
夕方の時間でも速度はあまり早くないのが気になった。
速度の評価としては、全く使えないわけではないが大して早くもないって感じ。
eSIMは音声通話なし、物理から変更不可
eSIMはeSIM専用のプランで契約しないと使用できない。
しかもeSIMだと音声通話ができない、データ通信だけになってしまうという仕様になっている。
さらに物理SIMからeSIMの変更は不可能で、新たにeSIM用のプランを新規契約しない限り使えない。
ahamoやpovoや楽天モバイルだと物理SIMからの変更はプランも変えずにスムーズにできたので、IIJmioのeSIMは残念だなと思った。
とは言え、料金自体は安いのでサブ回線として使うのが賢い。
あと、eSIMは端末側が対応していないと意味がないのでeSIM対応端末は調べておく必要がある。
詳しくはこちら
キャリアメールは利用不可
これも格安あるあるだがIIJmioではキャリアメールが使えない。
例のごとくGmailなどのフリーメールを使うしかなくなるので、大手キャリアからの乗り換えをしようと考えている方はキャリアメールが使えない点に注意しよう。
20GB以上のプランが無い
月に20GB以上使いたくても、20GBより上のプランが存在しない。
なので、初めから毎月20GB以上を使う想定の方にはIIJmioは向かないと思う。
月々のデータ通信が20GBギリギリだとしても、余ったデータは来月に繰越できるので多少の余裕が生まれるだろう。
まとめ
IIJmioのメリット
- 20GBのプランが安い
- 端末セットが安い
- オプションの数が豊富
- ヨドバシなどの店舗でも契約可能
- 5G、eSIMが使える
IIJmioのデメリット
- 店舗でのサポートは対応されないかもしれない
- 最低でも1ヶ月利用しないと解約できない
- 速度は速くない
- eSIMは条件がありすぎて使いづらい
- キャリアメール使えない
5GやeSIMの利用に癖があったり、速度はそこまで速くなかったりと、使いにくさは感じるが、個人的に端末料金の安さとプランの安さがIIJmioの魅力だと思う。
毎月のデータを20GBくらい使う人に関してはIIJmioが安くてオススメなので是非検討してみてほしい。
もっと言うなら、端末も買い替えたい、キャリアも変えたいと思う方はMNPでIIJmioに契約すると端末料金が割引されるので、スマホを新品で安く買いたい場合にもIIJmioはオススメできる。